「いやぁ良いもん見せて貰ったわい。まさか、ロココが決められるなんてな。こりゃ、また鍛えがいあるわい。」
「よく言うよ。あんたとこの選手誰1人息切れしてねーじゃん。はぁ、こっちは奥の手出さざるえなかったし。」
「はっはっは、当たり前じゃい!そこら辺の奴らと鍛え方が違うわい。」
「まったくだ。」
「じゃが、お主の実力は確かに本物じゃ。ワシが、見てきた教え子でも1、2を争う位に。」
「そりゃどーも。」
「そこで、どうじゃ?残りの期間ワシのところでその腕磨いてみんか?」
「!?ありがたい、もちろん受けさせて貰う!」
「よし、早速始まるぞ!」
「はぁ、いきなりかよ。まったく、この国にもサッカー馬鹿はいるんだな。」
「うん?なんか、言ったか?」
「いやぁ、別に。それじゃあ、よろしくお願いします!」
こうして、残りの数日間をリトルギガントと練習することになった山城。ダイスケの練習は、なかなかハードであり熱かった。だが、山城はその環境でやる練習が嫌いではなかった。そして、ロココを始めリトルギガントのメンバーとも仲良くなった。そんなある日、休憩に入って、ロココと話すことになった。
「さすが、イッペイだね!もう、僕たちの練習に着いてこれるようになったね。」
「何言ってんだ。それでも、お前らの技術にとかその他の面では、まだまだだ。こっちは、ゾーン禁止されてるし。」
「アハハ、そりゃそうだよ。だって、ゾーン使ったら君の練習にならないじゃないか。それに、ダイスケに言われたじゃないか。君の弱点。」
「そうだな。」
山城は、紅白戦の後にダイスケから課題を言い渡されていた。
「一平お前は、ゾーンに頼り過ぎてないか?そのせいで、どんな相手にも初手を食らっている。」
「確かに、どこかにゾーンがあるっていうアドバンテージが合ってそれに、どこか過信しすぎているかもな。」
「そうじゃ。お主は、高い実力を誇るが故に、どこか相手に遠慮して手を抜いてしまっておる。今まで、それで勝てたかもしれんが、今日の試合でわかったはずじゃ。上に立ったと思うてるが、それがまだまだ入り口に過ぎんことに。」
「はい、確かに少し考えが甘かったかもしれないです。」
「じゃから、今日からお主には、体力面を中心に練習して貰うぞ!」
それから山城は、今に至るまで体力メニュー中心に頑張っている。
「しかし、お前ら本当に化け物だな。こんな重り着けて練習どころか試合してるなんて。」
「アハハ、僕らもダイスケが来たときに、君と同じ反応をしたよ。だけど、やっぱりサッカーが好きだから僕たちは頑張れたんだ。」
「そうか、なら俺も頑張ってお前から点を取らなきゃな。それに、ドラコ達にも勝たねーとな!」
「そうだよ!そのいきだよ、イッペイ!」
二人は、談笑を終えると練習に戻る。それから、レベルの高い環境に揉まれる山城、ボロボロされる日が続いているが確かにその実力は、上がっているのだった。