河川敷に来た四人。そして、アップを始める。そして、今回の勝負の内容はいつも通りにやることになった。まず、鬼道から。
「来い山城!貴様を越える!」
「そうか、じゃあ行くぜ。」
「!(はやい、何て動きだ)」
この数ヶ月の間に、鬼道は自身の力に力をつけてきた。だが、始まった瞬間に気づかされた。自分と怪物との現在の差に。そして、山城がゴールを決めると。衝撃の事を発する。
「あっははは!ゆうちゃん、どうした?手を抜くなんて珍しいな。」
「な、(手を抜いた?俺は、全力だぞ!それを、こいつは手を抜いていると感じたのか!)」
「次は、ゆうちゃんの番だな。こい!」
「っ!行くぞ! ?!」
「なんだそれ?随分遅いな。」
ボールをカットされた鬼道は、ただ呆然とする。
「?どうした?ゆうちゃん、今日は調子悪いのか?休んでて良いぞ。次は、豪炎寺だな。」
円堂と豪炎寺は、気づく。鬼道は、調子悪いわけではなく、調子はむしろ良い方だいうことに。けど、それを目の前の怪物は、それを何段階も上を行っていることに。そのあと、豪炎寺も食らいつこうとするが、あっさり抜かれたり、ボールを取られたりされた。山城は、ここで気づいた。自分と周りのレベルに差ができて、それがとてつもなく大きく離れてしまったことに。すると、山城は足を止めてベンチ向かって歩き出した。
「一平、良いのか?まだ、始まったばっかりだろ。」
「いや、良いよ。なんか、悪かったな。やっぱり、1人でやるよ。まもちゃんも悪いね。それじゃ。」
「待て一平、まだ俺がまだだろ!せめて、俺に打ってからにしてくれ!」
「え?何言ってるの?ゆうちゃんや修也の見てなかったのか。お前らとじゃ、練習になんねーわ。」
「な、まだわからないだろ!どうして、すぐに諦める!」
「だって、本気だしていないのに圧倒しちゃったしマジで二人が練習してんのかってぐらい弱いし。だから、練習なんねーの。」
「それでも、打ってこい。俺は、まだお前と勝負してない!ちゃんと、勝負しろ!それとも逃げるのか!」
「チ、わかったよ!じゃあ、打ってやるよ!さっさと、ゴール前に立ちな!一本で終わらせてやる。」
「こい!」
山城は、左足を振り抜く。放たれたボールは円堂の想像を遥か上を行く。
「正義のてっうわぁあ!」
正義の鉄拳は、発動する前に砕かれ円堂ごとゴールに突き刺さった。円堂は、力なく倒れることになる。それを見た、山城は何も感じなかった。
「「円堂!!」」
豪炎寺と鬼道が、円堂を抱える。咳き込む円堂は、山城は冷たく恐ろしい目をしていた。そして、怪物は、三人に口を開く。
「やっぱり、この程度か。所詮、口だけだな。まもちゃん、ゆうちゃん、修也。お前らいや日本のサッカーに失望した。あの襲撃から何も変わってないな。少しは、基礎からやり直した方が良いんじゃないか?じゃあな。」
「待てよ!一平!まだ、一本じゃないかもう一本こい。うぐっゲホッゲホッ。」「「円堂!!」」
「無理すんな、まもちゃん。覚えとけ、これが世界の基準だ。お前らの知らないサッカーだ。」
三人は、何も言えなかった。そして、最後に一平は三人に向かって言い残す。
「近々、世界大会があるらしい。お前らなら代表になれるかもな。だけど、世界には届かないな。因みに、俺は日本代表を辞退することに今決めた。」
「!?何でだよ一平!」
「俺は、別の国からも招集されている。俺は、そこに行く。そこの奴らは、俺でも勝てるかどうかのレベルの奴らだ。正直、あそこの方が俺の身になる。お前らのぬるま湯のサッカーに失望したからだ。じゃあな」
三人は、何も言い返せなかった。山城は、手紙の返事書いて送った。そして、響に代表辞退を話す。そして、数日後、山城はコト・アールのユニホームに身を包んでいた。そして、リトルギガントは世界大会の切符を手に入れた。一方、日本では代表選考が行われて16人のメンバーが決まった。