初陣の備え
日本の初戦は、オーストラリア ビッグウェーブスに決まった。イナズマジャパンのメンバーは、オーストラリア戦に備えていた。ビッグウェーブスは、通称 海の男達と呼ばれているらしい。そんな、敵の未知の必殺フォーメーション 「ボックスロックディフェンス」。誰もが、気になるなか、メガネの持ってきたビデオを全員で見るが、明らかに無駄とも言えるゴミビデオだった。結局、何も分からず挑むことになるイナズマジャパン。そんな、メンバーに監督に就任した久遠は、これまでに円堂達を驚かせてきた。そして、さらに驚きの指令を出す。
「お前達、今回の試合までの期間は宿舎から出るな。以上だ。」
「「「!?」」」
驚くのも無理はない。普通は、対策するなら外に出て練習するものだが、それを外おろかほぼ部屋にいろという指示に誰もが監督に疑念と不満を感じた。それは、円堂、鬼道を始め豪炎寺などもそうだ。そして、もう一度、久遠に外出の許可を申請するが、却下された。そんな中、綱海は監督の目を盗んで海に行った。今度の相手に感化されて。それに、皆も続こうとするが、あっさり見つかり戻される。そんな状況が続き、痺れを切らした円堂は、狭い部屋でボールを使用した練習をする。それを見た者は、どんどん続いて練習する。気づくと、メンバー全員が狭い宿舎でボールを使用する。そして、その裏でマネージャー達は、久遠について探るため中学サッカー協会の資料室に侵入し情報を得た。10年程前に久遠 道也は、桜木中の監督をしていた。桜木中は、強豪とも言えるほどの実力を持っていたにもかかわらず、フットボールフロンティアの決勝を辞退をした。それは、久遠の指示であり関係者おろか部員もその真意を知らされずに久遠は責任を取って、監督を辞任した。ほとんどのメンバーが、監督への不満を膨らませていた。しかし、円堂は久遠監督を信じることにした。それにより、皆の思いは世界一に向かう。そんな数日の中、円堂は、携帯で1人の男に電話をする。
「もしもし。」
「あ、一平!俺だ円堂だ。」
「!まもちゃんか。なんだ、お前らこれから試合があるんだろ。こんな時間に何の用だ。」
「いや、今回の相手が未知の相手だから一平にアドバイスみたいなもの貰えないかなと。」
「アドバイス?無いだろ。お前らの実力が紙切れレベルなのに助言が何てあるか?」
「う、確かにそうだけど。世界を見て、世界のステージに立ったお前の感想を聞きたい。どうすれば、俺たちは世界に行ける?そして、戦える?」
「、、、、。それは、難しいな。俺の足元に及ばなかったお前達が、すぐには強くはなれないだろう。だが、一つだけ、お前らが持っている世界と戦える武器がある。」
「ホントか!それは、何なんだ!」
「それは、お前が一番知ってるだろ、まもちゃん。じゃあ、もう切るぞ。こっちも忙しいんだよ。」ブツ
「お、おい!あ、切れた。俺が、知ってるもの。」
怪物からのアドバイスに悩む円堂。自分達の持っている世界で戦える力とは、一体何なのか。結局、答えを見つけることが出来ずにイナズマジャパンは初戦を迎える。