「はっきり言って、前よりマシになったですね。」
「そうか(喜)。俺達、強くなってるのか。」
皆が怪物の言葉に喜ぶが、久遠は違った。
「それだけなのか。」
「はい。それだけです。」
「「「?」」」
「つまり、(世界を知った)君から見た日本は全くと言って良いほどまだ弱いのか。」
「「「!?」」」
「はい、そうですね。はっきり言って、雑魚ですね。」
「雑魚だと!」
「ああ、まもちゃん。それに、イナズマジャパンにネオジャパンのメンバーも全員聞け。お前らの今回の試合、接戦だったし良い試合だった。だが、あくまでそれはお前らだけの話だ。どいつこいつもトロトロ、トロトロしやがって。温すぎだ!本気で世界に行く気あんのかと思ったわ!」
「何!山城、調子乗りすぎだぞ!」
「山城、それは本当に言ってるのか。」
「ああ、本気だ。マジで今の段階で世界と戦えてる思ったら、めでてぇ奴らだな。」
「何!」「ふざけんな!」
「そこまでだ!お前達。」
「貴方達も、止めなさい。」
「「「!?」」」
両者の監督が止めに入る。
「山城君、やはりそうなのね。」
「君もそう思っていたか。」
「「「!?」」」
「流石、日本の最強チームを指揮してる監督さん達だ。やはり、気づいてましたか。」
「当たり前だ。代表の監督として敵の情報を知るのは、当たり前だ。」
「私は、貴方が来てからよ。」
皆が驚いた。自分の監督達が思った以上に先を見ていたからである。だが、納得しない。いや出来ない。
「なんか、納得してなさそうだな。なんなら、相手してやろうか。」
「!なら、俺から行く。」「豪炎寺さん!」
「内容は、前と同じで良いか?」
「ああ、こい!お前の考え、叩き直す!」
「ふん笑お前からで良いぞ。来な。」
「ああ、行くぞ!」
豪炎寺は、勝負仕掛ける。試合後とは言え、キレは全然ある。そして、抜きにかかる。誰もが、豪炎寺の勝ちかと確信するが。
「なんだ、それで本気か。」
「!(早っ)」「もーらい。」
それを怪物は、あっさりボールをかっさらいそのままゴールへ。豪炎寺は、食らいつくが。
「あーダメダメ。もっと頑張れ笑」
「!な、くそ!」
「そっちじゃねーよ笑。しっかりしろよエース君笑」
その瞬間、豪炎寺は足から崩れる。遊ばれながらアンクルブレイクを掛けられ倒れる豪炎寺。そして、それを見て驚愕し絶望するメンバー。そのまま、周囲置き去りしてコロコロゴールを決めた怪物。
「はい俺の勝ち。次は?誰かやる?」
「次は、俺だ。山城!」「お兄ちゃん!」
「ゆうちゃんか。来なよ。」
ボールを持ち仕掛ける鬼道。だが、結果は同じだった。
「はぁ、弱。こんなんでよく勝てたな。ま、相手も雑魚だからか。」
「!取り消せ今の言葉!」「円堂君」
「は?まもちゃん、まだいちゃもんつけてくるの?今度は、お前か?まあ、いいや行くぞ。」
「こい!」
怪物は、左足を振り抜く。蹴られたボールは、加速してゴールを襲う。
「く、今度こそ!正義の鉄拳!」
ぶつかり衝撃音が響き渡る。だが、すぐに勝負は決まった。拳にひびが入り始める。
「くそ、クソォォォオオオ!」
そのまま砕かれ、ゴールに突き刺さる。そして、四つん這いになってる円堂に山城は、冷酷な視線浴びせる。
「はぁ、なんだよこの程度か。前と何も変わってないな。昔から思ってたが、俺に勝てんのは俺だけだったな。」
「っ!」ゴッ
地面に拳を叩きつける円堂。悔しさが、溢れてたまらなかった。前回と何も変わらなかったのだから。山城は、振り向きながら口を開く。
「世界で待ってる。それまでに、1から見直しこい!」
山城は、その後両チーム監督挨拶すると、グラウンドを出る。その場には、思い空気だけが残った。