学園祭前日。
リビアは普通クラスの女子たちに、喫茶店の無料チケットを配っていた。
場所を教え、そして来て貰うためにお茶一杯とお菓子を少し無料に出来るチケットを配っている。
オリビア「え、えっと、私たちの喫茶店をよろしくお願いします」
チケットを受け取った女子たちが、リビアを見て少し戸惑っていた。 受け取りはしたが歩き去って行く。
「誰?」
「特待生よ」
「上級クラスじゃない。羨ましいわ」
「馬鹿ね。あの子は専属奴隷もいないでしょ。そういう扱いよ」
トモカ「情けないやつだね あんた これが貴族様なのかい?」
「あんただれよ!」
トモカ「あんたら私を知らないのかい?おつむ弱いんじゃないの?」
「誰よ!!無礼な人ね!」
トモカ「ふ〜ん トモカ・メンター・ヘイズルだけど?知らないかい?」
その瞬間青ざめる
トモカ「あの子がすごい評価してる子がいるって聞いて来てみれば なるほど…いい子ね だけどそんないい子と評価した子に対する無礼はあの子を貶める行為…侮辱」
トモカは太刀をみせる、
トモカ「ここで地面にこすりつける謝れば今回は無礼講で許して挙げなくもないけど…どうする?」
三人は睨みつけた瞬間トモカは既に納刀していたそして3人の前髪がバッサリイカれる
トモカ「さぁどうするのさ」
三人は土下座してにげた
オリビア「あ ありがとうございます!」
トモカ「気にしなさんな」
オリビア「ヘイズル?ということは」
トモカ「ロンド隊の五番隊隊長でアレンの姉のトモカ・メンター・ヘイズルだよろしくね オリビアちゃん」
トモカ「は はい!よろしくお願いします」
チケットは受け取って貰えるが、まともに挨拶も会話も出来ない。
トモカ「こんなところでチケット配りかい?」
オリビア「はい…実は」
ユリウスたちがホストクラブのようなことをしていることを話す
トモカ「王家も地に堕ちたな…通りであれンがブチギレてたわけだ」
オリビア「そういえばアレンさんは?」
その頃
ランバ「落ち着いてください!わか!」
アレン「いーーや!もう許さねぇええ!あそこまで馬鹿なやつ死ぬべきだ行かせてくれ!ランバさん!」
ノリス「落ち着け!アレン!」
アレン「だめだ!!もう我慢できない!」
ラナ「やめろ!アレン!今度は絞首刑じゃすまねぇぞ!」
アレン「相打ちならなおよし!」
アレンはハイパーバズーカ2つ方に担いでもう一つとトンプソンをたすき掛けでもち 王家ぶっ殺す という、バンダナを巻いて凸ろうとしていた
トモカ「あんなにキレたあの子は始めだよ」
オリビア「あ…はは、」
と呆れ笑いした後談笑一人の女子が話しかけてきた
「チケットはまだあるかしら?」
オリビア「は、はい!」
リビアが渡すと、女子は紺色の長い髪でとても綺麗だった。リビアが羨むようなスレンダー体型に、立ち姿がとても綺麗だ。
「貴方は特待生よね?」
オリビア「はい。オリヴィアです」
カーラ「そう。私はカーラ【カーラ・フォウ・ウェイン】よ。準男爵家の次女で普通クラスに在籍しているわ。お互い、顔を合わせる機会なんてないけどね」
上級クラスと普通クラスは授業内容がそもそも違う。
行事で一緒に行動することはあっても、普段は別々に行動していた手が名乗ってくれたのが嬉しく、リビアは喫茶店の場所を丁寧に説明した。
カーラ「そこ、確かユリウス殿下たちの喫茶店もあるわよね?」
オリビア「そうなんです。リオンさんも困っていました」
カーラ「ふ~ん、バルトファルト男爵と親しいのね」
トモカ「…」
カーラ「噂は色々と聞くけど優しい人なのかもね だって、特待生と一緒にいて男爵にはメリットがないもの。あぁ、別に貴方が悪いって意味じゃないわよ。ただ、思っていたより優しい人なんだろうな、ってね」
トモカは少し黙ってカーラをみる
リビアは嬉しくなった。
オリビア「は、はい! リオンさんは優しい人です。優しくて、強くて本当に頼りになる人なんです。時々やり過ぎてしまいますけど、皆さん誤解しているだけなんです」
オリビア「はい。私、この学園に来て良かったと本当に思えたのは、リオンさんと――リオンさんのおかげなんです あと アレンさんもアンジェも…」
トモカ「あんたは強い子だね」
カーラ「ねぇ、男爵とお話しは出来るかしら?」
オリビア「はい。出来ますけど」
カーラ「そう、良かった。必ず行くわね」
トモカはカーラを肩を掴む
トモカ「…警告だよ…へんなことはしないことね…」
トモカは笑いながら言うが目は笑わずに真剣な眼差しでいうとオリビアとともにその場をあとにした
そのころアレンは不届きな輩をドツキ回していた
アレン「弱すぎだろ…お前…」
と拳についたついた血を拭わずそいつの首筋を掴み引きずっていく
アレン「ちょうどストレス溜まってたんだ…今日のサンドバックといこう♪」
学園祭当日。
アンジェは突然の訪問者の対応に困り果てていた。ストレートの長い髪に帽子をかぶり、そして白を基調とした服装。隣を歩く女性を他人が見れば、まるで姉妹のように見えたかも知れない。
青い瞳は輝き、まるで無邪気な子供のようだった。
アンジェリカ「王妃様、あまり無茶を言われても困ります」
ミレーヌ「でも、普段は貴方たちの無茶を許しているのだから、今日くらいは私のわがままに付き合って貰います」
ミレーヌはホルファート王国の王妃である。周囲には学園祭に溶け込むように客として護衛が配置されていた。
ミレーヌ「それにしても学園というのは凄いわね。私の祖国にはなかったわ」
アンジェリカ「そうですか」
ミレーヌは他国から嫁いできた王妃だ。
そのため、立場はあまり強くなく、特別な権力を持っているわけでもない。立場が強すぎても面倒になる。
ミレーヌ「叙勲式よりもやつれているわね。何かあった? あの時は、まだ元気があったように見えたのだけど?」
アンジェは敵わないと思いつつ答えた。
アンジェリカ「……殿下の件とは別ですけどね」
ミレーヌ「もしかして、これから会うアレン君?」
アンジェリカ「違いますよ。それよりも、本当にアレンとリオンとお忍びで会うつもりですか?」
ミレーヌ「当然じゃない。ユリウスが廃嫡になったのは本人の責任だけど、親として少しは文句も言ってやりたいわ。決闘は流石にどうかと思うけど……それより、内容よ。本当に酷すぎて声も出なかったわよ」
アンジェリカ「……私の代理人が申し訳ありませんでした」
アンジェが謝罪するほどに、リオンの決闘内容は酷かった。
圧倒的な力でねじ伏せ、おまけにユリウスたちに説教までしたのはアレンだった当時のユリウスは王太子。そんな立場の人間に、上から目線で説教に加えて煽りまくっていた。普通はあり得ない。しかしミレーヌはアレンには少し納得していた
ミレーヌ「王国の騎士に任命したのだから、これからは私たちにも彼の行動の責任が発生するのよ。ここはガツンと言ってやるわ」
アンジェリカ「あまり厳しい言葉は勘弁してあげてください。その……リオンとアレンが可哀想です」
ミレーヌ「アンジェは優しくなったわね。少し前の貴方なら私が言って聞かせます! くらい言ったのに。……それとも、ユリウスの件がまだ堪えているのかしら?」
アンジェリカ「……いいえ、とは言い切れません」
ミレーヌ「母親として謝罪するわ。あの子、どうして騙されちゃったのかしら。王宮ではそんなそぶりもなかったのに」
アンジェリカ「殿下曰く、学生――普通の雰囲気が良かったそうです」
ミレーヌ「学生の雰囲気が分からないのよね。私、学園に通ったことがないから。それにしても……ちょっと酷いわね。聞いてはいたけど想像以上よ」
「ちょっと、こんな物でお金を取るつもり? タダにしなさいよ」
「こ、困ります」
男子が店員で、女子は客…金を払わずに出店から去って行いこうとするトモカそいつの首元に刀の切っ先を当てる。
トモカ「命をだすか金を出すか選びな あぁあんたの奴隷はそこでおねんねしてるよ」
トモカは青ざめる女子生徒の懐を弄り財布を抜き取ると有り金全部わたす
男子「え?」
「ちょっと!やりす…」
トモカ「迷惑料払わないと首飛ぶけどいいのかい?」
女子生徒は黙って逃げた
ミレーヌから見て、その光景は異常に見えた。
ミレーヌ「本当に酷いわね」
アンジェリカ「……お恥ずかしい限りです」
トモカ「それを放置してきたのはあんたらだろ?」
トモカはミレーヌにそういって立ち去る
そんな学園祭を見て回りながら、二人はリオンが行っている喫茶店へと向かった。ミレーヌは喫茶店が見えると表情を引き締める。
ミレーヌ「ここね――って、お隣は大盛況ね」
長蛇の列が出来ている隣の喫茶店。対して、リオンの喫茶店にはお客はいても列など出来ていなかった。アンジェは少し考える。
ミレーヌ「さぁ、リオン君とアレン君を困らせに行くわよ。アンジェも協力してね」
アンジェリカ「いえ、あの、協力は流石に――」
ミレーヌ「良いから。良いから! 紅茶が温いとか、そうやって文句を付けるだけだから」
十分に迷惑な客だと思いながら、二人が喫茶店に入ると――。
「紅茶が温いわ! 煎れ直してきて!」
カップごと投げつけられ、紅茶まみれになるリオン。制服はボロボロで、他にも何かされた跡があった。とにかく酷い状態で立っている。
俯いていて表情は見えない。
リオン「……申し訳ございません。すぐに煎れ直して参ります」
そう言って落ちたカップを拾おうとリオンが屈むと、女子は立ち上がってニヤニヤしながらリオンの後頭部を踏みつけた。
「 やっぱりいいわ。どうせたいした茶葉でもないのだし、このまま帰らせて貰うわ。こんな不味いお茶とお菓子を出したのだから、お金なんて取らないわよね?」
グリグリと革靴のかかと部分でリオンの頭部を踏みつける女子を見て、友人らしき女子とその専属奴隷たちが笑っていた。
リオンは踏みつけられ、まるで土下座をしているような体勢になっている。
リオン「お、お代はいただきたいと……」
「はぁ? あんた、私たちからどれだけお金を巻き上げたと思っているの? 借金をして専属使用人を売った子もいるのよ! それが分かっているの!」
巻き上げたというか、絶対に勝てると思って借金までして賭けをしたのだ。リオンの責任ではないし、そもそも奴隷を売ったのはその女子の都合である。ミレーヌがドン引きしていた。
ミレーヌ「え? ……え?」
何度もリオンとアンジェを交互に見て、何が起きているのか説明を求めていた。アンジェは怒りがこみ上げてくる。
すると仮想したアレンが現れる
アレン「どうです?これが貴方がたが放置して実態ですよ」
ミレーヌ「あなたは…」
アレン「王族は行動してこそしかし何もしない王族なんぞに払う敬意がありますか?あるなら野良犬の餌にでもします」
ミレーヌはアレンの顔を見ると前へ出る
ミレーヌ「いい加減にしなさい!」
喫茶店内の視線がミレーヌに集まると、リオンを踏みつけていた女子がこちらを見てくる。その顔は王妃に向ける顔ではなかった。
「何よ、おばさん」
ミレーヌ「お、おばっ!」
アンジェは頭を抱えたくなる。
アレン「(リオン!その女王妃様!不敬罪でぶん殴れ!)」
リオン「(まじもん?!)」
ミレーヌ「……今の発言は聞かなかったことにします。貴方たち、すぐに支払いを済ませたら出て行きなさい。それでも学園の生徒ですか!」
それでも相手は止まらない。
ミレーヌ「はぁ? 調子に乗らないでよ。私を誰だと思っているの? この婆を摘まみ出して」
女子が専属使用人に命令すると、亜人たちがミレーヌを囲む。
アンジェが激怒する。
アンジェリカ「貴様ら。誰に向かって――」
その瞬間の奴隷の一人が倒れる
アレン「いいときに来たね…ねぇさん」
トモカ「あぁ…最高のシチュエーションだ!」
居合の構えをしたトモカとアレンは手袋をはめると
アレン「だろ?リオン殿もそう思わないかい?」
すると、視界にはこちらを見ているリオンの顔が見えた。ミレーヌとアンジェの顔を見て、その顔は……笑っていた。最初は驚いていたが、その顔は大義を得たと言わんばかりに笑っていたのだ。口が三日月のように広がり、ミレーヌを囲んでいた専属使用人の一人を蹴り飛ばしていた。
アレン「俺がわからないか…ステファニー・フォウ・オフリー」
ステファニー「!アレン・メンター・ヘイズル!!?!」
アレン「皆さんや〜ておしまい」
叙勲式で王妃であるミレーヌの顔を見ているのだ。そして、アンジェが側にいるため王妃だと確信したようだ。そう言って全員専属奴隷をドツキ出す
「控えろ、下郎共! このお方をどなたと心得る! ホルファート王国王妃――ミレーヌ様だぞ! 頭が高いんだよ、ひれ伏せ!」
ミレーヌが戸惑っている。
ミレーヌ「え? あれ? 何で?」
アンジェリカ「リオン…お前というやつは…」
と両手で顔を隠すが アレンは喜々と専属奴隷に馬乗りになり顔を殴り続けている
お忍びが台無しである。王妃を理由に専属使用人たちを叩きのめし、女子たちをひれ伏せさせようとしていた。
リオンは女子たちを威圧する。
リオン「貴様ら覚悟しろよ! 王妃様に手を出した報いを受けてもらう!」
アレン「よっしゃあ!!ドツキ回せえええ!!大義は俺らのもんだ!」
生徒たち「「うぉおおおおおおお!!!」」
王妃であるミレーヌの威光を笠に着て、リオンは高笑いをしていた。女子たちは動けないのか立ち尽くし、口をパクパクさせていた。血の気が引いて顔が青ざめている。
ミレーヌがリオンの腕を掴んでいた。
ミレーヌ「リオン君待って。お忍びなの。こんな所で騒ぎなんて起こせないの! だから落ち着こう。良い子だから。ね?」
リオン「お任せください、王妃様。このリオン……こいつらを成敗する際は先陣を切るつもりです。さぁ、ご命令を! 族滅でも根切りでも実行してみせますよ! ご命令を! 王妃様の敵は全てこのリオンが倒しましょう!」
ミレーヌ「駄目って言ってるでしょう!」
涙目のミレーヌ。アンジェは溜息を吐く。そうして一通り暴れまわると
アレン「お…さて!リオン殿 その懐の手帳をそのバカどもに見せてあげて下さい」
リオン「俺は…ロンド隊の副官だ!」
アレン「因みにここにいる二人もロンド隊…さ〜て…」
アレンは銃を抜いて構える
アレン「自分の部下に手をあげられたんだ銃を向けられて当然だろう…落とし前はちゃんとつけかいとね?」
その瞬間3発の銃声が響く その場に残っていた二人は拘束され奴隷二人とバカ令嬢がたおれる。アレンはステファニーの眼の前へ行くと
アレン「いや〜まさに天国から地獄へだな」
ステファニー「私に手を出せばどうなるか」
アレン「なぁ マリーダ この女のやり取り全部録画しているか?」
マリーダ「あぁ ばっちりだ!」
アレン「よし で何だけっけ? どうなるか?だったよな」
アレンはステファニーの髪を掴む
アレン「是非教えてくれよ なぁ?!」
ステファニー「ぐあ!」
と蹴り飛ばす。と連続で顔のど真ん中に拳が食い込む。殴り飛ばされたステファニーは扉を突き破り廊下の壁に叩きつけられる。
痛さで顔が歪む顔を抑えていると
アレン「これで正当なる防衛は確実だ 平等パンチ!」
アレンは懐から拳銃を抜くと発砲する
リオン「いまのは?」
すると学園で潜んでいるロンド隊がくる
アレン「連れてけ」
「「は!」」
そうやって現場処理をすると
どうやってリオンにカーラを紹介しようか悩んでいたリビアに、最初の難関が待ち受けていた。
「ミスタリオン! いけません。茶の道を進む者が、ご婦人に迷惑をかけるなどあってはならないことですよ! それは紳士ではありませんよ!」
リオン「……すみません、師匠。でも、俺……俺は!」
アレン「いや今回は僕が焚き付けましたのでリオン殿は悪くないかと」
男性教師――リオンのお茶の師匠だ。
その師匠が、リオンを前に説教をしていた。普段、太々しい態度をしているリオンだが、この師匠にだけは素直になる。立ち止まったリビアは、喫茶店には入れずにいた。
カーラも困惑している。
「え? な、何?」
喫茶店内。師匠が泣いているリオンの肩に手を置く。
「辛かったでしょう。しかし、そこで諦めてはいけません。その先にこそ、真の紳士としての道――そして、茶の道が続いているのです」
リオン「――は、はい、師匠!」
感動の場面らしいが、その周囲ではダニエルとレイモンドが専属使用人らしい亜人たちを縛り上げて蹴り続けていた。
ダニエル「王妃様に手を出すとは最低だな」
レイモンド「処刑できないなら私刑かな? 僕、みんなを集めてくるよ!」
アレン「そいつら、屋上からつるし上げてます。さっきの映像ともに晒します。」
ノリノリの二人の横では、疲れた顔の女性が二人……リビアは、その内の一人を見て部屋には入れずにいた。
オリビア「アンジェ!何があったの?」
アンジェリカ「リビアが戻ってきた」
アレン「…ダニエル レイモンド ちょっと遊んでこい」
そういって五万分の通貨をわたし追い出すと
アレン「姉さん二人と遊んできてくれ」
財布をわたし退室さける喫茶店は休憩のため看板を下げ、クローズとドアに貼り付けている。ミレーヌ様との顔合わせとなった。
少々、疲れた顔をしているのが気がアレンは足を組んでを傲岸不遜な態度ですわる
ミレーヌ「……リオン君。私は怒っています」
アレン「怒る資格があるのか?」
ミレーヌはアレンを見る アレンは落ち着いた声で続ける
アレン「はっきり言ったらどうなんだ?許さないて」
アレンの目はまるで鷹のような目をしていた
ミレーヌ「そうね…ハッキリ言います。私は貴方に文句を言いに来ました。処罰云々ではなく、個人的な話です」
アレン「…どうぞ…しかし僕は謝る気はさらさらありませんよ…」
ミレーヌ「よろしい。では……ユリウスの事を先に詫びます。あの子のわがままに付き合わせて申し訳なかったわ。どうしてこうなってしまったのか、母親でも理解に苦しむわね。言い方は悪いけれど、子爵家の娘なら愛人でも良かったのよ。あの子は王宮では女性に対して素っ気なかったから、ここまで執着するとは思わなかったわ」
アレン「…ミレーヌさん…あんたあのバカが小さい頃何度名前を呼びましたか?」
ミレーヌ「え?」
ミレーヌは少し拍子抜ける
アレン「彼の好き事は? 彼の好物は? 彼のために時間何度作りました?」
ミレーヌはアレンの発言は完全に自分の痛い点であることに気づいた
アレン「どうしてこうなったか?だったですよ…今貴方が息子と向き合わなかったからじゃないんですか?」
ミレーヌは驚きとともにアレンの本質を見抜く力に畏怖した
ミレーヌ「…えぇ…そうね…」
アレン「…」
ミレーヌ「ただし、決闘内容には納得が出来ません。戦いぶりが酷すぎます。貴方たちならもっと穏便に事を収められたのではなくて?」
アレン「無理だね」
アレンがいち早く反応してこたえる
ミレーヌ「なぜ?」
アレンは嘲笑する
アレン「ミレーヌさんよぉ…あんたさっき何見に来たんだよ?この学園がどれだけ腐りきってるか?理解できなかったか?」
アレンはサングラスをつける
アレン「穏便とかくだらないことを言いましたね? その腐りきったなかあんたの息子たちはチヤホヤされるだけで、何もしようとしなかった 挙げ句にアンジェリカ嬢の本気を吐き捨てた。またその挙句寄ってたかってアンジェリカを否定して…そんな蛮行を許せと貴方は言うのですか?王族はそんなことしていいと教えてんのか?なぁ?!」
アレンの口調は段々強くなるとともに机に手を起き一つ文言ごと音を鳴らす
ミレーヌ「貴方の言うのももっともね………でもね、王宮にも貴方の敵は多いわよ。ユリウスに期待していた人たちも多いの。貴方、この先のことをしっかり考えている?」
アレン「期待?は!無能から甘い蜜を吸いたいだけの汚いクズどもだろ」
アレンは再び嘲笑する
アレン「ミレーヌ…敵はおおい?あぁ…かかってこいよ…地獄の底に叩き落としてやるよ!ヘイズルはそんなもんで折れないぞ?俺たちは貴様らが押し付けた地獄から血と泥濘から這い上がった。今更怖いもんなんてない…」
ミレーヌ「そう。強い子ね。ユリウスの側に貴方みたいな子がいれば、あの子も道を間違えなかったのかしら?」
アレン「俺がいたところで結果は変わりませんよ…あの性格は変わりませんよ…俺は愛想つかして出ていくさ…」
ミレーヌ「随分冷たいのね」
アレン「冷たい…か…そうさ…俺には親はいないからな 仕事の邪魔です。お引取りを」
アレンはそう、言い残し退室する
アレンは一服して戻ると頬が腫れたリオンがいた
アンジェリカ「この阿呆が。どこの国に自国の王妃を口説く騎士がいるのか」
王妃様でなければ……悔しくて仕方がない。
「あの~、もう良いですか?」
ドアを開けて顔を出した女子は知らない人だった。
リオン「今日は俺の心が折れたので閉店です」
カーラ「え、えっと、それだと困るんですけど。オリヴィアさん、お願いできない?」
リオン「そ、その……新しいお友達です。カーラさんです。リオンさんを紹介して欲しいと言われて」
それを聞いてアンジェの目つきが険しくなった。カーラさんはそんなアンジェの視線に怯えながらも室内に入ってくる。
カーラ「カーラ・フォウ・ウェインです。男爵、お見知りおきください」
しばらくして一服しているアレンのもとにアンジェリカがくる
アレン「カーラ・フォウ・ウェインに気を付けろ」
アンジェリカ「…やはりそうか…」
アレン「主犯はステファニーに、…やつは煮え湯を飲まされた事を逆恨みし、リビアを巻き込んで罠に嵌めようするのが魂胆だ」
アンジェリカ「よくわかったな」
アレン「あぁ…カーラが重要なミスをしたことで確信になった」
アンジェリカ「ミス?」
アレン「なぜ俺がいないタイミングできた?」
アンジェリカ「そういうことか…」
アレン「まぁ…報いは受けけもらう」
アンジェリカ「とはいえやり玉なんだろ?」
アレン「アンジェ…怖くてやった…やることを決めたのは誰です?最後は自分なんですよ?報いは受けてもらます。新兵器を投入して双方を潰します二度と立ち上がれないように潰します。」
アレンはこれまでないくらい冷徹な視線で決断を下した。当然リオンもこれに賛同した
ルクシオン「どうしてウェイン……伯爵家はマスターに討伐依頼を」
アレン「罠だよ、罠。いっただろ、俺でもドン引きする屑だぞ。会ったことはないけど、ゲームでは屑過ぎて笑ったよ」
リオン「ブラッドが主人公と親しいとか、とにかく腹が立ったから空賊退治に誘い出すという流れだ。まさか、俺にくるとわ」
アレン「とりあえずチャンスを、やったのに彼女は不意にしたので潰します家ごと…」
ルクシオ「マスター、このままではオリヴィアの相手はマスターという事になりますが?」
リオン「俺? ないって。だってモブだよ」
アレン「好き勝手フラグブレイカーしといてそういう事言うのははっきり言って卑怯としか言えないぞ」
リオン「…」
アレン「お前も腹くくれ 俺も一緒に背負ってやるから」
リオン「…物語は潰れた…お前はそう言ってたな」
アレン「はい…好き勝手するしかないんですよ…俺たちは…」
リオンは考え込む
アレン「…」
その頃リビアの自室にノック音がした。
オリビア「は、はい」
そこにはカーラ――そして後ろには二人の女子の姿があった。
カーラ「ちょっといい?」
オリビア「え、あ……」
カーラ「実はあんたも空賊退治に参加して欲しいのよ。上級クラスで成績優秀らしいじゃない。手伝いくらい出来るでしょう」
オリビア「今日のことでお話が!」
カーラがドアの縁を強く叩く。
その音にリビアが黙ってしまうと、後ろの女子たちがクスクスと笑っていた。
カーラ「手伝ってくれるわよね? だって、私たち――“友達”だから」
トモカ「だからだ余計なことするなといったろ?」
オリビアの部屋からトモカが現れる予想外の登場に三人は驚く
トモカ「アレンの言うとおりだね…やっぱり来たか まぁチャンスはやったが反故にしたのは君らだし…オリビアちゃん別れの挨拶をしておけ」
オリビア「…!はい!」
オリビアは何かを決意したかのようにいう
オリビア「卑怯者は帰ってください!」
カーラ「な!」
トモカ「だとよ、さぁおかえり願おうか?」
トモカは抜刀準備する
オリビア「さっさと帰ってください!」
そう言って花瓶の水を3人に討ちかけると、取り巻きの二人が切れかかろうとするが…トモカがさせまいとオリビア押しのけ部屋を出る
トモカ「さーて…君らの依頼の空賊だけど…うちの弟が引き受けるんだと…精々流れ弾には気をつけるんだね」
とトモカが笑いかけると三人は焦って退散する
トモカ「逃げ場なんてないのに…滑稽だな」
部屋を開けるとリビアが俯いて涙を流した。
トモカ「よくやったな…オリビアちゃん」
と頭に手を置く
トモカ「安心しなあとは…あいつらがなんとかしてくれるはずさ」
トモカはポケットに手を入れ
アレン「さて…これより地獄を開始する…俺が根こそぎひっくり返してやるよ…借名で成す…わが友人たちの…継承の遺志」
アレンは血のついた手で煙管に火をともし夜の街を歩きだす
アレンに合う機体
-
ペイルライダー
-
レッド・ライダー
-
ブラック・ライダー
-
ホワイト・ライダー