鬼神は兎を背負い立つ   作:おくた

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No.6 ヒイズル列島へ!そして…

翌朝バルトファルト邸の上空を母艦がとおる

 

リオン「…まじかよ!なぁ…アレン君…なんで…なんで…ラー・カイラムがここにあるんだよ!」

 

アレン「仕方ないでしょ作れちゃったんだから それにこれはラー・カイラムじゃないです!ラー・ザイム!ラー・カイラムは父さんが乗り回してる」

 

アレンたちは艦橋デッキへ、そこには、気前の良さそうな壮年の男がいた

 

アレン「ファルム・キャプテン」

 

ファルム「おお〜 アレン戻ったか ん?その子達は」

 

アレン「この前伝えたか子たちだ」

 

ファルム「お〜そか 私は独立機動部隊ロンド隊 4番隊「ラー・ザイム」艦長 ファルム・オーガナだ」

 

アンジェリカ「アンジェリカ・ラファ・レッドグレイブだしばらく厄介をかける」

 

オリヴィア「オリヴィアです よろしくおねがいします」

 

リオン「リオンです」

 

ファルム「よしよし さてとそろそろ出発準備だアレンいつものよろしく」

 

アレン「マジすか…」

 

ファルム「まじだ」

 

アレン「はぁ…」

 

するとマイクを取る

 

アレン「あ〜…デッキよりアレンだ これより本艦はヘイズル領我らの故郷である極東ヒイズル列島に帰還する。なお今回は俺たちの同士になってくれた人間もいる美人だからって手を出すなよ!」

 

それを聞いた船員たちの一部は苦笑や笑みを浮かべる

 

アレン「まぁとにかくだ俺たちは未来でも俺達のまだ見ぬ子供たちを助けてくれるかもしれない希望を俺たちの国にご招待する粗相のないよにな!」

 

するといろいろな持ち場から「おお!!」と声があがる。それを見てアレン笑うと

 

アレン「よし!ラー・ザイム 発進!」

 

と同時に手を前に出す

 

ファルム「よーーし!」

 

そうしてラー・ザイムは発進する

 

アレン「エリカさん」

 

通信オペレーターのエリカに声をかける

 

アレン「あの二人食堂へ」

 

エリカ「もしかして…どちらかアレンさんの彼女さん?」

 

アレン「うなわけないだろ…くだらないこと言ってないで…ほら!かけあし!」

 

エリカ「ちぇ〜 ふたりともこちらへ」

 

アンジェリカ「あとでなふたりとも」

 

アレン「あぁ…リオン殿話がある」

 

リオン「?」

 

アレン「国からヘイズル改の譲渡・破壊の何れをせよとの命令された」

 

リオン「!?まじ!」

 

アレン「あぁ…どうやら…試作したあれが…だめだったらしい」

 

アレンはT字の何かをわたす

 

リオン「おい!これ!」

 

アレン「俺なりに…作ってみたいだがどうやら…強すぎたらしい…ルクシオンと解析しても構わない…」

 

アレンはリオンより返還されたデッキに立つヘイズル改を見上げる

 

アレン「はぁ…君に乗れないとは…はぁ…」

 

とアレンは胡座をかきがっくり肩を落とした

 

アンジェリカ「アレンいるか?」

 

アレン「いまずよ…」

 

アレンは涙を流しながら返事する

 

アンジェリカ「まが…悪かったか?」

 

アレンは目を擦ると

 

アレン「大丈夫ですよ」

 

リオン「なぁ説明してくれよ」

 

アレン「知ってていってますよね…」

 

リオン「なんのことかな?」

 

アレン「力のことなら俺の魔法錬金術だそれなりにものも作れる…作れるのだが…なぁ…はぁ…正直もう一つの方はしれてしまえば俺は殺されかねない…」

 

オリヴィア「その能力てこの前の…」

 

アレン「あぁ…俺はなくなった人間とも話せる…というのはもちろん…相手の気持ちさえ誤解なくわかってしまう…あのとき…俺は恐らく…アンジェリカ嬢の思いが完全に流れ込んでしまった…これはアンジェリカ嬢は悪くないこの点だけははっきり言える。もう一つは予知能力…」

 

リオン「チートだ…」

 

アレン「あんたが言うか…」

 

オリヴィア「予知能力…」

 

アレン「俺のこの能力は…俺の先祖が原因なんだ…」

 

アンジェリカ「アレンの先祖が?」

 

アレン「数百年前いや…もっと遠くのかこ…人類増えすぎた人口を宇宙へおいやった…そのとき広大な時空をも一つの認識域の中に捉える事で、一つ一つの事々へのより深い洞察力とより優しさを持った人であると定義した人がいた…認識能力の拡大により人並み外れた洞察力・直感力・空間認識能力を持ち、独特の感応波つまり脳波である。サイコウェーブを発する。この感応波によって、離れていても他者やその状況を正確に認識し、意思疎通を行う能力を発揮する。そのため、敵を視認することなく「気配」で探知し、さらにその機動を先読みして攻撃、一方では敵の攻撃を察知して回避したり、戦闘において圧倒的な力を発揮することになる。殺気、プレッシャーの相手へ敵意のみを感じ取った状態でもなる…向こうからすりゃ俺は鬼だろうよ…味方すれば…最高の助っ人国からすれば…戦いの道具もいいところだ。」

 

と自嘲気味に笑う

 

アンジェリカ「リオンから聴いたがその能力を言わないのは…」

 

アレン「俺のような認識能力を拡大した人間がいたとき…戦いの道具にさせないためだ、俺たちのようなやつらは…闘うためのソレじゃない…それよりも…俺のその能力はバレることはなかった…その代わりヘイズル改についての命令されてしまったのは痛手だ」

 

アンジェリカ「なぜだ?アレンほどであれば」

 

ファルム「アレンだからなんですよ」

 

アレン「キャプテン」

 

ファルム「アンジェリカ嬢 良い鎧にとても強い人間が乗っていますしかし…武器はボロボロです何が起こりますか?」

 

アンジェリカ「戦いについていけなくなる」

 

ファルム「そうそのとおり 既存の鎧であればアレンの反応につていけないのです。フル稼働させれば鎧が先に音を上げるでしょ リオン殿は例外ですが…彼は人間のそれを遥かに超えてしまった今回でそれを証明してしまったことが少し問題ですね」

 

アレン「だよなぁ…経済封鎖とか補給削減の嫌がらせとかあるんだろうなぁ…」

 

ファルム「それはないぞ」

 

アレン「ジルクの脅迫か…」

 

ファルム「そうだ なかったことにする代わりにそれはなしになった」

 

アレン「良かった…しかし…、ヘイズル改のことが…、ロンド隊のシンボルにしたかったが…先手うたれたか…」

 

ファルム「あと…ヘイズル領の鎧を回せと…」

 

アレン「やっぱ来たか…クソ…」

 

オリヴィア「何が問題なんですか?」

 

アレン「よするに俺たちの領地の鎧は強すぎるから独立とか下剋上とかされるのが恐ろしいから、対抗策と裏切らない証明として今扱ってるヘイズル領の鎧を寄越せと言ってるんだせこい奴らだ」

 

アンジェリカ「なるほど…ヘイズル領の戦力は削がず自身の国を強化か…」

 

アレン「要求できる立場かよ!この件に関しては後で考えるとして…くそ…考えること多すぎだろ…たく…キャプテン例の資料群回しとてください。部屋戻って今後の計画の即時見直しが必要が出てきた…こりゃあ戻ったら会議地獄だぞ」

 

アレンは新しい機体を設計していた

 

アレン「トライブースターできたか…なるほど…今度テストが必要だな、頭と背中は新調だが…体はアレか…まぁ…内部パーツはチューンするとしようか…」

 

するとノックする音がした

 

アレン「どうぞ」

 

アンジェリカ「私だ」

 

アレン「アンジェリカ嬢…どうした?」

 

アンジェリカ「キャプテンからこの資料を」

 

アレンは渡された資料をみる

 

アレン「やはり…そこにいたか…」

 

アンジェリカ「なんの資料なんだ?」

 

アレン「空賊だ…そして新兵器の」

 

アレンは資料を置く

 

アレン「ふ〜今来られたら面倒だなまぁ…ラー・ザイムの火力で、足りるか不安だが…」

 

アレンはため息を吐き資料を投げ置く

 

アレン「だが…どうやらこちらの制空圏に入ったみたいだ」

 

アレンは窓を見ると赤と白のジム・クゥエルがサブフライトシステムに乗りラー・ザイムのエスコートに現れる。

 

アンジェリカ「アレン その色々な遅れてたが…礼を言う」

 

アレンは手を軽く上げ笑う

 

すると警報が鳴る。アレンは顔色を変えるとモニターをブリッジにつなぐ

 

アレン「キャプテンなにがあったんですか?」

 

ファルム「お前のお客さんだ…」

 

アレン「チッ!血狂いどもめ」

 

アンジェリカ「アレン!」

 

アレン「大丈夫だこの艦は俺らの国に入国はさせる。」

 

アンジェリカ「アレン…気をつけて」

 

アレン「あぁ!」

 

アレンはモビルスーツデッキへ

 

アレンはヘッドセットをつける

 

アレン「キャプテン あれ持ってきたんだろ?」

 

キャプテン「ないがこちらへ来ている空中受領する!」

 

アレン「リオン頼めるか?」

 

アンジェリカ「まて!アレンおまえガンダム禁止されてるんだぞ?それ乗ったら今度はガチ死刑になるぞ」

 

アレン「ヘイズル改ならだろ?発進許可を」

 

ファルム「了解した エリカ本部に通達今の座標に例のコンテナを届けるようにしろ」

 

エリカ「はい!」

 

ファルム「出撃した30秒に射出するそれでむかいうってくれ!そして3分後に例の物が届く」

 

アレン「キャプテン感謝する!」

 

リオンの動かすアロンガンツに捕まるはカタパルトに足を乗せる

 

リオン「馬鹿げたことをするなお前も」

 

アレン「すんませんでも…そうしないとしけない気がするんです

 

アロンガンツはカタパルトとから発進ていく

 

アレン「このあとは?」

 

リオン「まぁな、大人しく強いるほど俺はいい子ちゃんじゃないからな…」

 

リオン「来てくれて心強いです…あ…来ましたよ!」

 

すると目の前から大型コンテナが飛んでくる

 

アレン「一発勝負だ!いってきます!」

 

リオン「おう!」

 

アロンガンツとコンテナがすれ違った瞬間!アレンはフックショットを撃ち乗り移るそうしてコンテナの人用のハッチを開け入るとそこにはヘイズルがいた

 

アレン「よく一人で…プロトタイプヘイズル…いや…ガンダムヘイズル2号機WF…

 

アレンはコックピットにはいる

 

アレン「やってやる…それが俺たちの道なら…とことん…」

 

と機動した瞬間コンテナに穴が開く

 

アレン「!やられた?」

 

すると目の前に火の粉が舞上がる。その光景にアレン目を開く、そして脳裏には学園に入ったこれまでのできごととアンジェリカ嬢の顔が浮かぶ

 

「運命は変わり果てた…忘れないで…あなたになら抗い断ち切れる…アレン…」

 

アレン「!あぁ!!このくらい…かすっただけか…」

 

アレンは覚悟を決めコンソールを操作するそしてコンテナ内でヘイズル2号機は二本のビーム・サーベルを抜き起動するとハッチを斬り裂いてでる。トライブースターを点火して交戦してるアロンガンツの方へ向かう。敵の3機がこちらにライフルを向けるがアレンがいち早く反応してトリガを引くてを撃ち抜く

 

ヘイズル2号機のコンセプトは機動力とスピードを生かした強襲及び高速戦闘及び一撃離脱戦法、一撃して離脱するビームライフルを二丁持ち空を舞うように戦闘する

 

リオン「それいいな!くれよ!」

 

アレン「はい」

 

と予備のビームライフルを渡す

 

リオン「お!ありがとう!」

 

リオンとアレンはビームライフルを駆使して次々落としていく

 

リオン「あれ?エネルギー切れ?」

 

するとスキをつこうとアロンガンツに斬りかかる敵の鎧がいたがアレンはすぐに後ろをとり蹴り飛ばす、

 

するとリオンに新しいビームライフルを渡す

 

アレン「使ってください!そのエネルギー切れたやつもらいます」

 

リオン「おう!て、お前銃は?」

 

アレンはジム用のプルパップを単発打ちにセレクターに切り替える

 

「何だあの白いの!早すぎて狙えねぇ!」

 

アレン一撃離脱を繰り返す

 

リオン「なぁ…ルクシオン…俺も…あのブースターほしい…」

 

ルクシオ「やめたほうがいいですよマスター あれは一般人の身体とgに耐えられませんよ」

 

リオン「まじ?あいつどんだけ…」

 

アレン「!そこっ!」

 

と振返りジムライフルを撃つと敵にあたりおちていく

 

リオン「うわ…アムロ撃ちだ…何でもありだな、」

 

アレンに向かい魔弾が飛んでくるアレンは冷静に盾でそれを防ぐ

そしてシールド内のミサイルをばら撒く

 

すると頭上から斬り掛かってくる機影を感じビームサーベルで相手の剣を受け止める。

 

「またガンダムか!なぜ貴様がそれを…貴様如きが!」

 

アレン「?」

 

と左手で持った銃を構えるがみえ少し離れると相手が銃を撃つがそれを避けまたビームサーベルと剣がぶつかる。

 

アレン「ガンダム?なぜ知ってる応えろ!」

 

「返す!答える義理はない!」

 

とヘイズル2号機を蹴り飛ばすがヘイズル2号機はすぐに立て直しシールドを正面に向け横からライフルを構える。相手は距離を取る

 

アレン「貴様!ケイテンの奴等かよ!」

 

その鎧はまだ向かってくるが、アレンは太陽に背にしてビームサーベル突き出し特攻するが相手は避けヘイズル2号機にライフルを向けるがアレンは即座にそれを蹴り飛ばす。相手の左腕を切り飛ばす

 

アレン「それで帰っちまえ!」

 

と蹴り落とす。そうして残党を始末すると

 

リオン「アレン大丈夫か?」

 

とアロンガンツが近づく

 

アレン「はい!いけます!でも…少しまずいですかね」

 

アレンはヘイズル2号機の主力を引き出しすぎてシステムがいかれていることを察する

 

アレン「リオンさんサポートお願いします」

 

リオン「おう!」

 

帰還する

 

プロトタイプヘイズル2WF

 

TRヘイズル計画の始まりといて試作機体として3つ開発された機体、ここからクゥエルやヘイズル改が開発改修された、マスターピースの一つとされており。ヘイズル改は継戦能力などの汎用性に特化させた機体に対して、プロトタイプヘイズル2は機動性に特化させた強襲機と言える

 

戻ると整備士たちが全員いた

 

「あれがヘイズル2号機…ヘイズル改のお兄さんか…」

 

アレン「俺が言うのなんだがすごくいいよさすがヘイズル改のお兄さん だが…こいつは…少しフレームが弱すぎるな…この機体は俺が秘匿する誰にも見せるなよ」

 

「はいっ!」

 

といったところだな…

 

ビイズル列島…ビイズルは日本列島と同じくらいの浮島群で形成されており独自の文化(和風)が根付いている

 

アレンはスーツに着替える。

 

アンジェリカ「戻ったかアレン」

 

アレン「あぁ…そっちも無事で良かった」

 

アンジェリカ「そうか リオンもな」

 

オリヴィア「二人の顔をみたら安心しました」

 

リオン「ありがとさん」

 

ランバ「若 おかえりなさいませ」

 

アレン「…ランバさん!」

 

ランバ「お久しぶりですな!若!」

 

と二人は再会を喜び合う

 

アレン「あ、紹介するランバ ルアラ 私の幼いときから色々教えてくれた人そんでもって俺の憧れている人の一人だ」

 

ランバ「若にそう言ってもらえるとは嬉しい限りです。車の準備はできております」

 

そう言ってリムジンへ乗り込む

 

リオン「車もあんのかよここ…」

 

オリヴィア「馬はいないんですね」

 

アレン「そうだな」

 

アンジェリカ「王国がヒイズルを警戒するのがこの技術か…(いや…警戒しているのは…)」

 

アレン「どうかしましたか?」

 

アンジェリカ「いや…何でもない」

 

アレン「例の計画進んでますか?」

 

ランバ「はい つづがなく」

 

アレン「ねぇさんたちは元気か?」

 

ランバ「はい若の帰りを待っておりますぞ」

 

アレン「そうか」

 

そうしてヘイズル邸へ

 

リオン「和風建築だな」

 

アレン「行きますよ」

 

と玄関へ

 

「よく戻ったな アレン」

 

そこには壮年であるが豪壮な漢がたっていた

 

アレン「父さん…いま帰ったよアレ役に立てたか?」

 

「ああ」

 

ルナ「アレン おかえりなさい」

 

リオン「アレンのねぇさんか?」

 

ルナ「今戻ったよ…母さん」

 

リオン&オリヴィア「母さん?!」

 

ルナ「ルナ・メンター・ヘイズルよ いつも息子がお世話になってるわね」

 

リオン「(いや…どう見てもこのひと…オレたちと同い年に)」

 

アレン「いや…おれにとっては…母さん…その抱いてる子は?」

 

ギヒサ「お前の妹だ」

 

アレン「え?」

 

ギヒサ「お前の妹だあと弟もいるぞ歩けるようになった」

 

アレン「…」

 

アンジェリカ「アレン?」

 

アレン「知らねぇうちに マイシスターとマイブラザーが生まれてただとぉおおおおおおお?!??」

 

ノリス「アレンよく戻ったな」

 

アレン「あ ノリス叔父さん」

 

ノリス「前よりも磨きが掛かったみたいだな」

 

アレン「ありがとう叔父さん」

 

ランバ「当主様がた会議のお時間です」

 

ギヒサ「うむ」

 

アレン「わかった…母さんみんなをまかせる」

 

母さん「えぇいいわよメイドとこっちでやっとくわ」

 

アレン「ありがとう」

 

そういってスーツを着た いかつい奴らは会議室へ

 

ラナロウ「よ!アレン」

 

アレン「義兄さん久しぶりです」

 

ラナロウ「向こうでまだいぶ 暴れたそうだな」

 

アレン「まぁ はい」

 

ラナロウ「俺も誘ってくれよ!」

 

ラナロウ・セルシオ・ヘイズル アレンの姉トモカの夫…ひと言で戦闘狂の人格者で少し目つきの怖いオールバック兄ちゃん。アレンと組んで戦役に参加していた アレンとは良き相棒であり義兄弟

 

ラナロウ「いた!なにすんだよ!トモカ」

 

トモカ「あんたまた私の弟いじめてんのかい」

 

ラナロウ「ちげーよ!たく!」

 

トモカ・メンター・ヘイズル アレンの2つ年上の姉で戦姫と言われるほどの実力者、アレンを影から支える男勝りなところがある良き姉

 

ギヒサ「お前らいいから席つけ〜」

 

アレン&トモカ&ラナロウ「うぃ〜」

 

会議が始まる

 

アレン「以上報告だ…ヘイズル改を爆破処分する…」

 

トモカ「いいの?あれは先生たちの思いが詰まってるんじゃないの」

 

アレン「わかっているさ…あの人たちの思いを無駄を消したくはない!けど…俺たちの思いは形だけじゃないここにもある」

 

そういってネックレスを見つめる

 

ラナロウ「いいのか?」 

 

アレン「あぁいいよ…義兄さん……爆破処分するのは…胸のパーツだけだ 丁度…新しいパーツが完成する。すべてのデータOS全部PRへÁÁprojectに移行し…姉さんに最後のプロトヘイズルをアップデートしAdvanceへ!TR5を義兄さん譲渡する方針で行こうと思うが、父さん叔父さん先生どう思います?」

 

ランバ「若の方針の通りに!」

 

ノリス「アレンのその判断と覚悟に賛成する」

 

ギヒサ「アレンよその方針最善だ」

 

ラナロウ「いいぜ!アレン あの機体に乗ってみたが俺好みの機体だ!」

 

トモカ「あれが私の機体になるのか…嬉しいよ」

 

アレン「よし解散 TR1の爆破処分は王家の人間または代理人も交えて行うこととします」

 

プロトヘイズル→Áヘイズル TR1の残存パーツ→?

 

アレン「では!ビイズル計画を第二段階へ移行する!全員これらのprojectが王国ひいては帝国に漏れないよう!我らの旗のもとに!」

 

一同「我らの旗のもとに!」

 

と号令とともに会議は終わった

 

その頃

 

 

ルナ「へぇ〜そうなの あの子がそんな無茶をねぇ〜」

 

オリヴィア「そうなんですよ こっちもヒヤヒヤしちゃって」

 

ルナ「あの子…たら昔っからそうよ!私が何度も危ないことするなていったら(大丈夫!俺には秘策がある!)て叫んで言い返すことが多いわ」

 

アンジェリカ「ヘイズル夫人 話は変わるが…アレンの能力は…」

 

ルナ「えぇ…知ってるわ」

 

アンジェリカ「先の試合で魂のようなものを引きつけていた…」

 

ルナ「あれは魂よ みんなあの子と仲間だった人たちよ…前の抗争でいってしまったわ 生き残ったのはアレンだけだったわ その時に能力に目覚めたそうよ…」

 

アンジェリカ「じゃあ…あの魂は…」

 

ルナ「あの子と繋がりがまだあるのね…」

 

オリヴィア・アレン「…」

 

ルナ「そろそろ会議が終わるわまたあとでね。アンジェリカさん 息子をよろしくね」

 

アンジェリカ「なぜ…私が?」

 

ルナ「あの子はあなたのことを評価してたわ すべての仕組みを破壊して変えることのできる人間の一人だってね」

 

と退室する

 

アレンは格納庫へ一人でいたそしてヘイズル改を見上げた

 

アレン「ごめん…みんな…ごめん」

 

そう呟いた

 

「いいのですよ…アレン…」

 

「若…我々のつながりはこれだけではありません…目に見えなくても繋がっております」

 

「俺たちは繋がりは絶対に切れねぇ…お前が生きてる限りな!」

 

アレン「ありがとう…」

 

そう言って顔を上げる

 

アレン「さて…どう仕返してやろうかな…」

 

と笑うのであった

 




水星のSS模索中

第一回!ヒロイン決定戦 26日の12時まで!

  • オリヴィア
  • アルジェリカ
  • オリヒロ
  • ぶっちゃけいらんやろ
  • ヘイズル改
  • その他

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