その筋肉は置物と化す   作:頭の中将

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え?気持ち悪い?筋肉が?

 俺の名前は五十嵐誠也。高校二年生ながらボディビルダーをやっている。そんな俺だが、ついに日本での試合が決まった。日本でやるのは初めてである。

 

 「おい!今魚焼くな!」

 

 大会のときに史上最高の体にしないといけないためにも食事は絶対に欠かせない。だが、たくさん食ってもいいわけじゃない。ちゃんと計ってしっかりとたんぱく質量も計算しないといけない。そしてこの魚の

 

 「いい加減しろ!」

 「おい蹴るな!」

 「曲つくってる最中に魚焼くな!曲に入っちゃうだろ!」

 「逆に面白くない?それ」

 「セイヤのフリーポーズの曲にしようか?これ」

 「すまん」

 

 さて、魚を焼き終わり皿に盛り付け付属の野菜も添えれば俺の飯は完成だ。あ、そうそうこの度小さいテーブルとイスを買ったのよ。今までは床に座って食ってたからな。姿勢が少し良くなって良かったぜ。

 

 

 「味はどうなの?」

 「魚って感じ」

 「Soy sauceすら入れないって本当にハードだね」

 

 一見心配そうに見えるがこれは煽ってるときのミアだ。だって曲つくりながら話してるもん。あーこれで後もう一回飯を食わないといけないのか...この後は鶏肉ではあるがこれも調味料なしなんだよなーせっかくだし鶏肉ゆでるか、これなら多少はなんとかなるし、ストックすれば朝飯にもなるだろ。

 

 「ごちそうさん」

 「皿は自分で洗ってね」

 「あー分かった、洗面台借りていいか?ポーズの練習したい」

 「はーい」

 

 皿は後で洗うことにして俺はポージングの練習をすることにした。

 

 

 

 

 俺は今、パンツ一枚の状態になった。実際自分の筋肉を見ての感想はまだまだ大胸筋がデカくなっていないな、脚も巨木のように太くなくこれじゃあタダの枝だ。トレーニング明日から負荷を増やさないといけないな。よし、フリーポーズを軽く練習をしよう。まずはダブルバイセップスから

 

 「え....」

 「ん?」

 

 鏡越しに見たことない少女が写ってる...ん?あ扉閉めた。よし続きをしよう

 

「ミア子ーー!キモいのがいるんだけどーーー!」

「きもくないわーーーー!」

「服着ろ--ーーー!」

 

 あ、俺パンツしかはいていねーわ

 

 

 

 

 「誰ですか、このキモいの!」

 「だからキモくねーわ」

 「いや、前から思ってたけどキモいよ...セイヤ」

 「お前は黙れよ」

 

 とりあえず、ミアにアイアンクローを決め生意気な顔を潰す。あ、俺服は着たぞ、短パンにタンクトップだがな。

 

 「いっダダダだ!Stop!」

 「う、うわ...DV」

 「暴力じゃねーわ」

 「あと夫婦でもないからな、かすみ」

 「じゃあなんで住んでるんですか!ここ女子校の寮だよ!」

 「住む家がなかったそれだけだ」

 「うわ...ミア子すぐ出させた方がいいよこの生物」

 「よし!こいつ黙らせる」

 

 いきなり見ず知らずの少女の顔面を掴み綺麗なアイアンクロー決めた。しかも喜べ、宙に浮いてるぞ

 

 「うわぁ..セイヤひどーい」

 「いきなり知らねー子にキモいって言われてみろこうするだろ」

 「いや、流石に傷はつくけどこうはしない」

 「や、やめて...かすみんの顔がーー!」

 

 

 こうして、また一人俺とミアの同棲がバレたのであった。

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