-ミアの部屋-
やぁ、歩くプロテインだよ。今日も朝からしっかりと、筋肉を愛でる生活をしているが、今日はなんか雰囲気が違うんだよな。だって、いっつも変な顔でこっちを見るミアが今日はなんかにやけてくっそキモい顔してこっち見てる。
「人の笑顔をキモいって言うな」
「いや、だって普段変な目でみるじゃんそんな顔したら逆にキモいわ」
「お前の筋肉がキモい」
「で、なんだ?こっち見て」
「セイヤ、今日はなんの日?」
「なんの日?ボディビルの全日本選手権の日?」
「NO!ボクのBirthdayだ!」
「あー」
今日はそういえば12月6日、ミアの誕生日だ。
「リアクションが薄いだろ!」
「わーおめてとー」
「マジで殴っていい?」
「殴る前に言えよ、肩パンするな。で?何?プレゼント欲しいの?」
「当たり前だ、今日は一日中ボクについていってもらうよ!」
「はぁ?」
「さもければ、お前が女子寮に住んでるのバラす」
「わかりましたついていきます」
-電機量販店-
ミアについてこられて来たのは近くの電機量販店。初めてここにきたが、これだけは言える。絶対に高いヤツ買わされるじゃん。しかも、ミアが鼻唄歌っているし。
「ほら、セイヤ。ボクのBirthdayだ喜べよ」
「うぜーお前本当に」
「なにがウザいんだ?」
「どうで、お前誕生日になっても14歳だろ?」
「メタい事言うな!」
ミアにスネを蹴られ、少し痛む足でついたのはヘッドフォンのコーナーだ。
「ヘッドホン?」
「そう、最近買い換えようかなって」
「あれじゃダメなの?」
「全然っダメ!最新のじゃないといい曲は作れないんだ!」
「そう力説されてもな...欲しいのは?」
「これ」
ミアが欲しいと思うヘッドホンはうん...うん!?
「6万!?」
「セイヤなら買えるでしょ?」
「はぁ!?それなら1万とかいいじゃん!」
「えーー?セイヤって体はゴリラなのに中身はチキンなんだね」
「うざっ!俺が人間じゃないみたいにいうな!」
「じゃあ買えるよね?」
「...ATMで金下ろしてくる」
結局俺はミアにヘッドフォンを買うことになってしまった。俺が金を払うところ見て嬉しそうなミアは非常にウザかった。給料約1ヶ月分飛んだんだが、今月のプロテイン代どうするんだこれ?
「フンフフーン」
「うぜぇ」
「ボクのBirthdayだ。そんな顔するな」
「いきなり6万払わされるこっちの身にもなれ」
「はいはい」
「うわーこいつ14才のくせに6万のヘッドホンを持っているよ」
「ボクはステイツでは大学生だぞ!」
「黙れよ14才俺より年下のくせに」
「てめぇー!」
こうして、同居人の誕生日プレゼントを買わされる俺だった。