その筋肉は置物と化す   作:頭の中将

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生徒会監査ー後編ー

-放課後-

 

 「これはクローゼットに突っ込んでっと」

 「ミア?このダンベルは」

 「これもクローゼット」

 

 朝にセイヤのバカが片付けしなかったせいで、今日の放課後に片付けしないといけなくなったじゃないか!

 

 「ずっと、セイヤの私物をクローゼットに突っ込んでいるだけじゃない!」

 「ランジュはいいから手動かして!」

 

 全く...ランジュにも後で感謝して欲しいよセイヤには

 

 「この大量の卵と野菜は?」

 「What!?」

 

 冷蔵庫がもはやアイツのものしかないじゃん!

 

 

...コンコン

 

 

 「え?今!?」

 「ランジュはどうすればいいの?」

 「黙っていればいい、いいね?」

 「無問題ラ!」

 

...ガチャ

 

 「あ、菜々」

 「こんにちは、早速ですが監査を始めます」 

 「O...OK...」

 

 いつもの菜々にしては顔が怖いよ...

 

 「何故ランジュさんがこちらに」

 「あー、今日曲のフィードバックをしに来たんだ、そうだよね?」

 「....」

 「なぜ黙っているんですか?」

 

 黙っていればいいとは言ったけどここで黙らないで!

 

 「...まぁいいです」

 

 よかった...これならなんとかなる

 

 「では、失礼します」

 

 「と、とりあえず大丈夫だよね?」

 「今の所はね...クローゼット開けられたらOUTだけど」

 

 

...ガサガザ

 

 「会長!冷蔵庫に大量の卵が!」

 「ミアさんこちらは?」

 

 Oh sit!なんでこうなるんだよ!

 

 「あー最近卵料理にはまっててね」

 「そうですか、なのにどうして大量に?」

 「ほらsaleで安いから」

 「じゃあ、この大量のほうれん草とブロッコリーは」

 「これも最近安いからね」

 

 よし...なんとかバレなかったな

 

 「会長、クローゼットにプロテインが!」

 

 あああああ!なんで勝手に開けるんだよーー!

 

 「なんでミアさんの部屋にプロテインがあるんですか?」

 「えっとー」

 

 こ、これどうしたらいいんだ?このプロテインだけはどうしても言い訳が思いつかない!

 

 「アイドル活動のためなの!」

 

 ら、ランジュ!?急に喋るな!

 

 「ほら...ミアも」

 

 「あ、うん!そうなんだ最近作曲しすぎたからね、ボクだってアイドルだからproportionも大事でしょ?」

 「なるほど...」

 「ね?だからいいでしょ?」

 「...分かりました。最後にいいですか?この部屋に最近怪しい男を見ましたか?」

 

「いや、ボクは絶対に見ていない!」

 

 

~夜~

 

 「ただいま~」

 「何のんきに帰ってきてるんだ!」

 「痛っ!シェイカー投げてくるな!」

 「F○ck!なぜ掃除せずに出たんだよ!」

 「ごめんって!」

 「あああ!もぅ!今日苦労したんだぞ!」

 「だからごめんって!」

 

 その夜、寮内に響いた怒鳴り声はその後寮内で問題になったのは言うまでもない

 

 

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