仮面ライダーナスカ   作:ボルメテウスさん

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第42話

その事件は、フィリップさんにとって、大きな転機となったんだろう。

 

それを、未だに俺達は知らなかった。

 

しかし、先日の依頼で受けた依頼人について聞く為に、俺達は翔太郎さんの指示でウォッチマンの所に来ていた。

 

「それで、調査の結果は?」

 

「翔ちゃんの直感、的中だったよ。

かなりやばかったよ」

 

「その、本当に」

 

「あぁ、翔ちゃんにもよろしく伝えといて」

 

「了解、それじゃ」

 

「さぁって、今日のグルメブログのネタ、何に」

 

そう俺達はウォッチマンと別れようとした時だった。

 

「ぎゃあぁ!!」

 

聞こえた悲鳴、振り返ると、そこには黒いゴスロリを身に纏った女がいた。

 

その足下には、ウォッチマンが鼻血を出しながら、こちらに助けを求めていた。

 

「へっヘルプミー!」

 

「ウォッチマンさん!」

 

「てめぇ、何をしているんだ」

 

同時に俺はそのまま近づこうとする。

 

『待て影!あの女はっまさか!!』

 

「えっ?」

 

「へぇ」

 

同時に霧彦が厳しい表情で、ゴスロリの女を見る。

 

それと共に、向こうも霧彦の姿を確認すると、笑みを浮かべる。

 

『ミュージアムの処刑人だ。

なぜ、こいつがここに』

 

「へぇ、少し食べてみようか」

 

「ぎゃあぁあl!」

 

同時にウォッチマンが、ゴスロリの女の靴に仕組まれていたスタンガンによって、気絶すると共に、その手にはガイアメモリを手に持っていた。

 

『ホッパー』

 

鳴り響く音声と共にゴスロリの女はそのまま、自身に突き刺すと共に、その姿をホッパードーパントへと姿を変える。

 

「ヒサメ、ウォッチマンを頼む」

 

「うん!」

 

『ナスカ』

 

「変身!」

 

俺はそれと共に仮面ライダーへと変身すると同時に、瞬時にホッパードーパントに斬りかかる。

 

ホッパードーパントは、俺の斬撃に対して、そのまま後ろに跳び上がり、避ける。

 

同時に着地した壁を足場に、襲い掛かる。

 

すぐに俺はその攻撃を受け流すも、すぐに背中から蹴り上げる。

 

「ちっ」

 

周りが壁という地形を利用し、その素早い攻撃に俺は目を追えない。

 

『奴はこれまで多くの人を殺してきた。

その実力はかなり高いぞ』

 

「分かっているよ、悪いけど、ヒサメ!」

 

「聞こえている。

今は無事に隠れたから」

 

「だったら、行くぜ!」

 

俺はそのままヒサメに合図をすると共に。

 

「「変身」」

 

『ナスカズー』『パンゴリン』

 

俺達はすぐにナスカズーへと変身すると同時に、選択したのは、パンゴリンだった。

 

背中には、硬く鋭い刃の様な鱗が覆われ、そのままホッパードーパントが襲い掛かる。

 

しかし、その刃がホッパードーパントにダメージを与える。

 

「ちっ」

 

「よっしっ行くって」

 

そう、俺達がすぐに向かおうとした次の瞬間。

 

眼前に迫って来るのは巨大な塊が転がってくる。

 

「なっ嘘だろ!?」

 

俺はすぐにその場で避ける。

 

すぐに目を向けると、そこにはホッパードーパント以外にも、虫のドーパントが立っていた。

 

同時に、すぐにその場から消えていった。

 

「逃げられたか」

 

『しかし、まさか組織の処刑人が現れたという事は』

 

「間違いなく、あの依頼人に何かあるようだな」

 

翔太郎さんの直感が当たった事に対して、頷きながら、俺達はすぐに翔太郎さんの元へと戻る事にした。

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