あああああ   作:レクハナ

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第1話

俺はトラックに轢かれた

 

轢かれて死んだら日本によく似てるけど微妙に地名とか日付が違う日本に異世界転生した

 

最初は日本に転生したんだと思ってたんでこれ株とかで大儲けできんじゃね?とかツイッター立ち上げて無双とかできんじゃね?って思ったんだけど世界線が違うから全部無理そうである

 

勉強無双できんじゃね?とか思っても歴史が全然違かったり国語も微妙に使ってる感じが違うなど微妙な差異が俺を苦しめてくる。

 

異世界転生させるなら俺にもチートくださいよ!神様!と何度思った事か。

 

まぁでも遊んでいて許されるのだからと毎日毎日授業を受けて帰宅して、ゲームをしては寝る毎日。

 

そうだ…俺が陰キャを超えた陰キャ、超陰キャだ!

 

これでゲームが上手かったらネットでヒーローになれるけどそういうわけでもないあたり割としょぼいヤツである。

 

そんな俺でもネットでは一緒に遊ぶ相手がいるのだ。

 

毎日イキってイキってイキリ倒す割にはゲームの腕前が普通な唯一のネットフレンド†キリト†さん。

 

そんなわけで今日も今日とてお友達の†キリト†さんと仲良くネトゲで最近のアニメの感想とかをダべりつつ遊んでいた時にこんな話題になった。

 

「そういやお前催眠アプリって知ってる?」

 

「えっちな本とかによく出てくるやつ?」

 

「そうそう、そして最近なんとアプリで販売されたんだぜ!」

 

「あ ほ く さ」

 

「しかも1980円もするんやぞ!?これはすっごい効果が出るんやろなぁ!」

 

 

胡散臭さMAXで笑うわ

 

「これで人生一発逆転!勝ちまくり!モテまくり!」

 

あぁー雑誌の裏とかにあるパワーストーン系の奴だ…やべぇよやべぇよ

 

「と い う わ け で、今回のPVPにて負けた方はこのアプリを使ってみるという罰ゲームをしたいと思います!」

 

どうやら†キリト†さん狂ったわけじゃないらしい

 

「あっそういう事ね。」

 

そういうわけなら負けるわけにはいかない、学生に1980円はかなり辛いからガチっていく事にする。

 

幸い今回は武器を新しくしたばかりなので攻撃力はかなり上がっている、†キリト†さんには新調した事教えてないから油断してるはずだ。

 

いつもイーブンなんだから武器有利取ればいける!ガハハ!勝ったな!

 

 

 

はい、というわけで見事僅差で敗北した雑魚がこちらとなります、はい私が虫けらです生きててすいません…武器まで新調したってのにダイナモ感覚なハメコンボ食らって全然ダメだったYO!

 

「じゃあ、その催眠アプリ試してみてよ!感想よろしくね!」

 

ちくせう

 

1980円とか微妙に学生が買えなくもない値段しやがって糞が…

 

仕方なく課金をしてアプリをダウンロードしてみた。

 

容量が30メガしかないとかもう期待もさせてくれない…ワンチャンも無いの見えてるよぉ…これに1980円辛いよぉ…誰か助けてよぉ!

 

使い方を見るとスマホの画面に催眠画面が出るからそれを見せればいいらしい。

 

画面は・・・なんか渦巻がぐるぐるしているだけである。

 

はぁーもう完全にこれジョークアプリじゃん、これに学生の大切な1980円…?つら。

 

結局学校で催眠アプリを使ってみる事になったのはいいがこんな話に乗ってくれる相手は一人しかいない。

 

お隣の席の阿左美さんである。

 

前に自分の席でラノベを読んでいたら偶然ブックカバーが外れてしまいオタ趣味がバレた時、同じ作品を丁度読んでいた阿左美さんと仲良くなったのだ。

 

スパイなファミリーとかパンチ一発で全部倒す男の話とか王道を行く海賊のお話とかプリティなお馬さんの話とかを学校で女の子とできるって幸せじゃない?

 

お友達は阿左美さん一人だけしかいないけどディープなオタトークができる相手がいるというだけで大分恵まれていると思う。

 

こういう事話せるのは阿左美さんしかいないので明日学校行った時にお願いしてみよう。

 

今日はさっさと寝て明日に備える。

 

…Zzz

 

寝て起きれば小鳥がチュンチュン泣く朝である、父の単身赴任とそれに付いて行った母がいないので我が家には俺だけである

 

パックご飯をチンして納豆を添える、電気ケトルでお湯を30秒で沸かして味噌汁を溶かす、パックに入れてあった漬物を少しだけ出す、味付けのりを二枚取って朝食は完成だ。

 

五分で作った時短朝食を掻っ込みつつ朝の番組を見る、今日の占いは最下位だったけどどうせ当たらないし気にしない。

 

食べ終わったら食器を水に付ける。

 

着替えて荷物を持ったらそのまま学校へ。

 

到着、クラスに入っていつもの挨拶。

 

「阿左美さんおっはよー。」

 

「おはよー。」

 

 

【挿絵表示】

 

 

挨拶をして適当に雑談、お気に入りのVの者の話や新作のラノベの話で軽く盛り上がる、その時ふと思い出してネタとして催眠アプリの話を振ってみた。

 

1980円の罰ゲームを彼女は軽く笑いながらそんなの効果あるわけないのにねーご愁傷様と言いつつどんなんなの?とスマホの画面をのぞき込む

 

1980円もするんだからせめてネタとしてオラッ!催眠!とかやって笑いくらい取らないと割に合わないと思ってた俺はぐるぐるが一杯出てる催眠の画面をそのままにしていた。

 

その画面を見た彼女はゆっくり、そして段々と体をグラグラ揺らした後ふっと力を抜いてぐったりとしだした。

 

 

 

あっこれはこっちからネタを振る前に相手から乗ってくれたんだな。

 

感謝感謝と思いつつ催眠に掛かったフリをして遊んでる相手にどんなネタを投げれば面白くなるかを考えた、で。

 

「そうだなぁ…よっし!とりあえず阿左美さんの秘密を教えて!」

 

「もうすぐ大妖怪の封印を強化する為の生贄としてこの身を捧げます」

 

「えっ?何それは…突然生贄で死ぬとか衝撃の事実ぶっこんでくるの止めて貰っていいですか?というか大妖怪とか何?」

 

「一般人には知らされていませんが妖怪や幽霊はいます、私達退魔師はそれを払う事で報酬を得ています。」

 

催眠掛かってるフリして俺からかわれてるwww

 

流石にそんなんバレバレですやん、というかどのラノベの設定だろうか。

 

ま、とりあえず乗っかってみる俺。

 

「じゃあなんで生贄にされるんですか?なんか凄い妖怪とかでもいるんですか?」

 

「500年以上前に封印された大妖怪がいて、その封印が解けかけているので再度の封印が必要なのですが、これには封印した者の一族を生贄が必要な為です。」

 

ラノベ的にはこういう時は主人公が君の事を生贄になんかさせない!

 

ってなる所だな!真剣ゼミで習ったから俺知ってるぜ!!

 

「阿左美さん、話をしてくれてありがとう、話すのは辛かっただろうけどこれでどうすれば君を助けられるかわかったよ。

 

例えどんなに強力な大妖怪相手だろうと君を必ず守って見せる!」

 

そういって手を取る・・・のはセクハラになるんで胸を張って任せろアピールをしてみた。

 

阿左美さんは…え!?なんで泣くんすか!?どういう事!?

 

あーもしかしてこれ催眠本当に…入ってますね。

 

あーマジ?今時このご時世で妖怪とかいてしかも生贄とかwwww

 

マジかぁー!マジかぁ…。

 

あなたは全部忘れます!はい、催眠解除!

 

 

 

そんなこんなで次に一人でいた美少女を見つけたのは学校から帰る途中にある公園だった

 

なーんかアンニュイな感じで一人でブランコに座ってる女の子は巨乳美人さんである

 

この女の子は一人でこんな所にいるなんて不用心ですね~、だからこうなるんだぞ!オラッ!催眠!

 

よーしよし、これで催眠にかかったな!アホが!

 

…こいつも地雷持ってねーよな?一応確かめとこう

 

一番の秘密を話せ!

 

アタシは実はとてつもなく強い、ちょっと格闘技習ってます程度じゃなくて物心ついた時から漫画の主人公みたいな強さをしてました。

 

人差し指を軽く押し付ければアスファルトの道路に穴を開けられるし、気みたいなやつを軽く撃てば海が50メートルくらい割れてモーゼ状態になります。

 

こんなのバレたらまずいのはわかるから本気でやった事はないです、それに冗談抜きで地球を吹っ飛ばすくらいまで出力を上げられそうだから絶対に出来ないです、世界を破滅させたいとか別に思ってないので…

 

あーでも軽くでいいから暴れたいなって、本当に軽くでいいから体を動かして遊びたいと思ってます」

 

マジ?これ嘘だよな?

 

催眠外れてて遊ばれてるだけ…じゃないな掛かってるわちゃんと

 

ちょっとそこのブランコの支柱にデコピンしてみ?

 

あっ、あー…

 

簡単に千切れたわ、はー…

 

いや、これ…ちょっと駄目でしょ

 

手に追えないやつだわ、ちょっと手を出すのはリスク高すぎじゃん?

 

手を握れって言ったらこの子基準の普通に手を握られてプレス機に掛けられたみたいになるのは嫌だよ?

 

いやー…流石に無理っす。

 

はいさようなら…って

 

あっこの強さの女の子なら神社の封印されてんの倒せるんじゃね?

 

なんかそういうのいけそう?

 

殴れるか気っぽい攻撃が当たるなら余裕?

 

そうだよな、攻撃力が地球破壊規模のヤツとか早々勝てませんわ

 

ま、とりあえずソイツの様子を見て駄目そうなら逃げよう。

 

 

 

 

阿左美さん

読書が好き、生贄じゃなくなったから学校の子と仲良くなりたいけど、今まで友達がいた事ないからどうしていいかわからない

ラノベとかの話題が話せる主人公と友達になる

 

実は催眠にはまったく効果が無く、てもうすぐ死ぬ自分が暗い顔をしてるから催眠アプリののせいって事にして話辛い事でも相談してほしいって事だと考えて絶対に人には言えない弱音を唯一の友達に話した

 

その翌日には自分が死ぬ運命が全部覆されてたので主人公がやったのかな?と思ってるけどいつもと様子が変わらないし、本人に聞くのはなんか恥ずかしいし、なんか自分だけずっと主人公の事考えちゃってるしあーもぉ!って感じになってる

 

花川ちゃん

公園で暇だなーって思ってた所に催眠アプリを見せられて、悩みを話してみと言われた。

効いてないけど効いたフリして悩みを話してみた

 

スーパーサイヤ人並みの身体能力を持っているせいで毎日力をセーブして動かなきゃいけないのが苦痛。

 

一歩歩くのにも地面を抉らないように気を付けなきゃいけないのは慣れたけどストレス。

 

そんな時に封印された妖怪なら暴れてもセーフじゃない?と言われた。

 

今までずーっと我慢していたのを止めてほんの少しでも暴れていいと言われて思いっきり動いたらなんだか非常にスッキリした。

でも普段はそんな事しちゃいけないという理性をちゃんと持ってる。

主人公からのGOサインは催眠()パワーだから抗えない(という設定な)んだ抗えないので仕方ないんだ、だから命令されたらこまる(嬉しい)なー

 

玉藻御前ことたまちゃん

歴史になお残す妖、歴史上の資料を見ると気に入った男を家から出ないように篭絡して一生養うとある…

気に入った男をダメンズにする妖怪

 

江戸時代に仲の良かった町人を助ける為にやむなく権力者に歯向かう事になった義理堅い女

 

そんな事があったので当時の権力者に無い事無い事を言いふらされた挙句封印されてしまう

 

当時の事を覚えてる人が消え去った今では悪い話の方ばかり残った挙句話まで盛られてしまって天変地異を起こして一気に100万人くらい殺すやべーヤツだと言われるように

 

実際は気の良いお姉さん以外の何物でもない

 

一応何千年も生きているのでかなり格式高い妖怪で強い

 

ただ人を殺すとか野蛮な事する理由無いし、そんな事するより楽しい事を探したい。

 

良い男が何処かにいないかなーと恋愛を求める。

 

花川ちゃんが封印をワンパンしてくれたのでやっと現世に復帰かなと思ったら突然喧嘩を売られた挙句無茶苦茶強くて必死に命乞いする事に

 

なんとかお話して事情は伝わったし本人も無害そうだったけど一応残された伝説があんまりにもやばかったので悪人が擬態しているのかもしれない…という事を考慮して催眠アプリで悪事とか禁止にしたらOKじゃね?と考えた主人公に催眠(笑)される。

 

効いてないからって花川ちゃん差し向けられたら今度こそ死ぬので必死に催眠に掛かってるフリをしてる

 

なんだかんだ催眠を掛けた主人公宅で預かる事になる

 

感性が江戸時代な人なのでテレビも電話もネットもしらないから色々常識外れ

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