ヒロアカみたいな世界に生まれたキーブレード使いはどうすればいいですか? 作:露人
雪山:28票
海:28票
同点じゃないか・・・(投稿頻度が)壊れるな・・・やっぱり壊れてるじゃないか・・・
投稿者点を1入れて、今回リクくんは海を経由します!
これ以上伸びたら書けなくなっちゃうからね、しょうがないね。
それではほんへ、どうぞ!
ごめん、同級会には行けません。いま、海を渡っています。本当は、陸地が恋しいけれど……。
でも、今はもう少しだけ知らないふりをします。私の渡っているこの海も、きっといつか、
誰かの青春を乗せるから。・・・なんでこんな事になっているのか?
それを説明するためにはほんの3分前に遡る必要がある・・・
3分前・・・
ーー雪山と海の上、どちらに進みますか?
うーん・・・寒いのはやだから海の方行くか!
ーー適当ですね・・・
良いんだよ。適当で。どこかしらに誰かいるんだから。
ーーそうですね。私達を送った奴らはとりあえず分断させると言った考えだったのでしょう。
海の上に飛ばされる人がいてもおかしくはありませんね。
だろ〜?
ーーでは行きましょう。・・・泳いでいきますか?
なわけ無いだろ!こんな場所泳いでいったら体がバラバラになるわ!・・・食ってみな、飛ぶぞ!
ーー何を食べさせようとしてるんですか?
てなわけで寒いのが苦手なリクくんは海の上を渡っている。まさか泳いで?いやいや、
飛んでいます。
ビューーン
やっぱ移動が楽だな、エアスライドとグライド。
ーーそうですね。ただ難点なのは水しぶきがかかるというところでしょうか?
いやいや・・・生のこの、水しぶき感覚・・・良いじゃないですか。
ーー私は海に入ったらマーメイドみたいに尻尾が生えると思ってヒヤヒヤしましたよ。
・・・それは俺も思った。
雑談をしながら大海原を進むリク。気分はさながら風の勇者だ。
そんな風の勇者が船(自分)を進めている時、
ドォーーン!!
どこからか爆発音が聞こえた。
!?
ーー何でしょう?音の方向的に海の上ですが・・・
行ってみよう。
音の出た方向に進むと、何やら海に大きな水柱が見えた。
何だあれ?水爆?
ーー可能性はあると思います。ですが見る限りその中心で洗濯機に投げ込まれた洗濯物みたいに一塊になっている輩がいるようですが?
え?あ、ホントだ・・・ん?というかなんか全員絡まってね?
リクたちが見たのは大きな水柱、そしてそれに打ち上げられ、洗濯されている
暫定ヴィラン達だった。
スゲェな・・・誰だよこんな事したやつ・・・
ーーさぁ?・・・!見てください、空を!
ああ?・・・ってもずくクン!?
クソデカ水柱に気を取られていて気がつかなかったが、上空を見ると緑谷が落ちてきていた。
何やってんだアイツ?
ーー状況から察するに、この水柱は彼が起こしたものでしょう。
凄。アイツのパワーやべぇなぁオイ。
ーー提案。緑谷出久の救出。彼があのまま海面に落ちると怪我の恐れがあります。
絶対痛いな、あそこから水の上に叩きつけられるの。・・・ヨシ!
リクは緑谷の落下地点で高く飛び上がった。
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ハァハァ・・・痛ッ・・・(作戦通りにいった・・・だけど・・・この後どうしよう!?)
水面を殴りつけることで巨大な水柱を作ることに成功した緑谷。
だが、飛び上がってからその後までは頭が回らなかった。
うわぁーーー!!!!・・・ぁあ?
水面まで少ししかない!ぶつかる!というところで不意に落下の感覚が消え、
羽交い締めにされている感覚が現れた。
緑谷:え?
空海:大丈夫かよ?ってかあの水柱すごかったぞ!お前がやったのか!?
見ると何処からか現れた空海くんが僕を掴んで話しかけてきた。
緑谷:え、うん。だけど峰田くんと梅雨ちゃんがいたおかげで・・・というか僕飛んでる!?
空海:気がつくの遅えって・・・だけど飛んではいないぞ、カッコつけて落ちてるだけだ。
緑谷:え?
何やら衝撃的なことが彼の口から告げられた。え?格好つけて落ちてるだけ?嘘!?ということはどちらにしろ落ちる!?なんて思ってると、続けて空海くんは、
空海:滑空とも言う。
緑谷:ああ・・・。よかった。
どうやら助かったようだ。緊張が取れたところで僕は空海くんに質問を投げかける。
緑谷:ねぇ空海くん?空海くんはどこからここまできたの?みんなは?
空海:待て待て、ゆっくり答えるぞ。まず何処からきたのか?それは・・・わからん。
煙に巻かれて飛ばされたところはなんの変哲もない市街地だった。しかも一人ぼっちで。
そこでヴィランと交戦して、一人逃して。
そんで誰かと合流しようと海を渡っていたらお前らに出会ったってことだ。
そう話した彼の体を見ると、小さな切り傷が全身についていた。
緑谷:!?その傷!大丈夫!?手当しないと!!
空海:大丈夫だって!お前のその腕よりかは何倍もマシだ。
人の心配よりまずは自分の心配をしろ。守りたいときに守りたいものが守れなくなるぞ。
彼は笑いながら僕に語りかける。・・・守りたいときに守りたいものが守れなくなる。
忘れないようにしないと・・・
緑谷:うん・・・ん?あれ、ということは空海くんまさか一人でヴィラン倒したの!?
空海:ああ・・・まぁそういうことになるな。うるさい!お前は俺なんだから実質一人だ!
緑谷:どうしたの?
空海:いや何も。それより空海くんって呼び方やめてくれ!
なんかその・・・お坊さんになった気がしちまうんだよ!
緑谷:え・・・?・・!・・ハハハハッ!!!
空海:はぁ!?おま、笑うなよぉ!!
緑谷:ごめんごめん!わかったよ、リクくん!
空海:おう!その呼び名でよろしく。
僕達は峰田くんと梅雨ちゃん、そして新たに合流したリクくんと一緒にみんなのところに急いだ。
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なんだ・・これ・・・?
俺たちが戻った時、相澤先生は謎のヴィランに腕を潰されていた。
そのヴィランはそもそも人なのかわからない。脳みそむき出しなのである。
人には見えない。否、人であると信じたくなかった。
煙男:死柄木弔。
手男:黒霧、13号はやったのか?
リーダー格のヴィランたちが話している。あのリーダー格の手がいっぱいついている男が死柄木、黒い煙で覆われている男が黒霧と言うようだ。
黒霧:行動不能には出来たものの散らし損ねた生徒がおりまして、一名逃げられました。
死柄木:は?はー・・・おまえがワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ。さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない。ゲームオーバーだ、あーあ・・・帰ろっか?
衝撃的なことが告げられた。まさか・・・撤退するのか?気味が悪い。
これだけのことをしてあっさり引き下がるなんて・・・口々に生徒たちは声を上げる。
・・・それがいけなかったのだろうか。
死柄木:けども、その前に平和の象徴としての矜持を少しでもへし折って帰ろう!
その言葉と同時に一瞬で緑谷達の前に死柄木が迫る。そして死柄木が蛙吹の顔に触れる!
・・・だが何かが起きる気配はない。アイツの個性はなんだ?ビビらせるだけなのか?
そう思っていると
SMASH!!! ズドーーーン!!
緑谷が殺す勢いで死柄木に拳を放った。だが、それは脳みそむき出しのヴィランによって
いともたやすく防がれてしまった。
緑谷:!?
???:ケケケッ・・・
死柄木:おお、ナイスだ脳無。
不気味な笑みを浮かべているあのむき出し脳みそは脳無というのか。
・・・名字などには思えない。コードネームなのか?
死柄木:オールマイト狂信者か?いいじゃん。いい趣味してるじゃん。・・・じゃあ死ね。
死柄木がそう告げた時、脳無は緑谷を標的に決めた。
緑谷:!!
脳無:ギャギャギャァ!!
脳無と緑谷の戦いが始まろうとした時、あの声は聞こえてきた。平和の象徴の、あの声が・・・
もう大丈夫、私が来た
緑谷:!!
死柄木:ふーん・・・ヒーローは遅れて登場するってか?・・・コンティニューだ。
ついに現れた平和の象徴。この救助訓練(大嘘)もいよいよ終わりを告げる・・・