ヒロアカみたいな世界に生まれたキーブレード使いはどうすればいいですか? 作:露人
Mt.レディヒーロー事務所:9票
オリジナル山岳救助 :23票
無限パトロール :31票
Mt.レディの票少ない……少なくな
メモはここで途切れている
うーん……保須市の事務所でレベリングにするか!
ーーほう、珍しいですね。私はソレだけは選ぶはずがないと思ってましたが。
おいおい、俺を見くびらないでくれ。俺だって強くなりたいんだぜ?
ーー本音は?
また死にたくないから。
ーーああ……そうですね。
そんなこんなで体験先を決めた空海。リストの中から保須市のヒーロー事務所を探していく。
女性ヒーローの事務所が良いなぁなんて思いもあったがそんな考えはすぐに砕かれることになる。
ハァ!?保須に事務所は一個しかないってマジで言ってんのか!!?
「オイ空海!うるせぇぞ!」
「あ、サーセン」
(なんで保須市の事務所は一個しかないんや!?しかもマニュアルとかいうモブくせぇ
ヒーローのとこしかないし、しかも男だし……男だし!!)
ーー心の中で騒がないでください、非常に騒がしいです。…まぁそこで良いんじゃないですか? そこしかないですし。
「…確かにここしかないし、見た感じパトロール多めみたいだし。
俺たちのニーズには合ってるか。……認めたくねーけど」
空海は渋々体験先の第一希望を【マニュアル事務所】と書き、提出する。
それからしばらくの月日が経ち、いよいよ職場体験の日がやってきた。
「お前ら、コスチューム持ったな?本来なら公共の場じゃそれは着用厳禁の身だ、
落としたりするなよ」
「イエッサー!!」
「じゃあ行け。くれぐれも失礼のないように」
相澤先生のありがたいお言葉を聞いた後、生徒たちは各々のインターン先へと向かう。
ちなみに交通費は学校もちだ。少し嬉しい。目的地の方向が同じ人達は固まって雑談をしながら
電車を待つ。
「オイ空海!なんでオイラとこ来なかったんだよ!」
「しゃーねーだろ!親に相談したら『まずヒーローの基本を学べ』とか言われちまったんだよ!(大嘘)」
「は?なんで親に相談するんだよ!?」
「うるせぇ!」
「飯田くん。…本当にどうしようもなくなかったら言ってね、友だちだろ?」
「ああ」
新幹線をご利用くださいまして、ありがとうございます。まもなく、19番線にイーグル10号が
到着いたします。安全柵の内側までおさがりください。
空海たちの乗るべき電車のアナウンスが流れた。それを聞き、空海は峰田に最後の別れを告げる。
「峰田、このカメラをお前に預ける」
「!?…………!!」
「俺の大切なカメラだ。いつかきっと返しに来い。立派な
「あ?それどういう意味だ?」
峰田たちと別れて新幹線に乗る空海。席はなんとグリーン席だ。
前世でも乗ったことのないグリーン席に腰掛けながら目的地まで待つ。
「まさかエンジンくんと同じ事務所だとは思わなかった!」
「俺もだよ空海君。奇遇だな。君は峰田くんと同じ事務所に行くと思っていたのだが。
あと飯田くんと呼んでくれ。エンジンくんとは呼ばれたことがないからな」
「ああOK。んで峰田と同じとこに行かなかったのは……まぁ一身上の理由?ってやつでね。
飯田クンはなんでそこに?」
気だるそうに答える空海。それと対照的にハキハキとした声で飯田は
「俺はヒーローとして何が必要かを学べると思ってここにしたんだ。
…『なぜインゲニウムの事務所に行かなかったんだ?』と思ってるのかい?」
「インゲ…ニウム?誰だソイツ?」
「まさか知らないのか!?」
声を荒らげる飯田。ヒーロー科にいるからには上位のプロヒーローのことは知っているだろうと思っていた飯田には刺激が強すぎたようだ。
いや、単に空海が何も知らないだけなのかもしれないが。
「え、う、うん」
「まさか僕がプロヒーローのインゲニウムの弟だということも!?」
「え、そうなの!?」
「君は一体何だったら知っているんだ!?」
「ええ?まぁ人の身の上は全く知らないけど…緑くんは超パワーで、麗日さんはなんかフワフワ。ツートーンくんはアチアチでヒエヒエで、飯田君はめっちゃ速い、そんな感じだよ」
「個性だけじゃないか…」
「まぁ個性って唯一無二じゃん?わかりやすいでしょ」
「そうだが…じゃあ八百万さんはお嬢様だってことは?」
「アレは見え見えだからわかるぞ、流石に。じゃなかったらあんな自然に上品な喋り方はできん」
「流石にわかるのか。じゃあ轟くんはNo.2ヒーロー、エンデヴァーの息子ということは?」
「エンデヴァー?誰d……ああ!体育祭のときに見たあの強面のおっさんか!!」
「その覚え方はダメだろう!!」
何も知らない空海に色々と教える飯田。皆の事、プロヒーローの事、そして巷で話題の
ヒーロー殺しの事……8割形教え終わったところでアナウンスが鳴った。
どうやらもうすぐ着くようだ。減速が始まり、乗客が前のめりになり始める。
そんな時飯田は空海に小さな声で質問をした。
「空海君……君はどうしても許せない人がいたらどうする?」
「あ?なんか言ったか?聞こえなかった」
「いや、なんでもない!忘れてくれ!それより着いたぞ、目的地に」
「お、マジか!よっしゃ!楽しみだな〜オラワクワクすっぞ!」
一人はこれから起きる事件に心を踊らせ、もうひとりは復讐に駆られながら事務所に向かって
歩き出す。野望渦巻く職業体験が今、始まろうとしていた……
これマジ!?Mt.レディの票少なすぎるだろwww(身長170cm)
お前私のことバカにしたよな?(2062cm)
ヒェ……レディさんすいません!申し訳ナイス!
……え、ちょ、ちょっと待って下さい!待って!助けて!待ってください!
お願いします!う゛ぁ゛ーー!!!!!
(プチッ……)