真の男女平等主義者と真のクズのニートっぽい日常   作:東風ますけ

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どうも。東風です。自分は結構ラムネが好きなのでぴのとは相性が良さそうです。
それでは本編!とうぞ!


管理人さんの胃がもたない

「あ、ああ、アクア様ッッ!?!?」

 

「あら、ぴのじゃない?久しぶりね。私たち、ゆりねにこのアパートの管理人さんの部屋って紹介されてきたんだけど……違ったかしら?」

 

「は、花園さんが!?そ、そうですか……(まずいまずいまずいまずい!!リエール様の次に偉いアクア様までっ!どうしてっ!?異世界に行ってた筈でしょ!?どうしてもう戻ってきてるんですの!?もしかしてわたくしを始末するためッ!?と、とにかくっ!アクア様はバカっぽいから、どうにかして懐柔させなきゃ…!)………ささっ、どうぞ、中へ〜。お連れの方も是非〜」

 

「失礼するわっ!」

 

「失礼します!」

 

「うむ。失礼する」

 

わたくしはアクア様たちをリビングへと案内し、紅茶の準備を進める。……アクア様は浄化魔法や回復魔法のエキスパート。毒殺は不可能ですわ。……しかも連れの二人もなんだか強そう……身体能力が下がっている今のわたくしでは太刀打ちできないですわね……。

 

ここはおとなしく機嫌をとるプランでいきますわっ!

 

「こちら、紅顔の美少年ですわ」

 

「「「いただきます」」」

 

「……おいしい。けど、これただのアップルパイよね?」

 

「アクア、失礼ですよ。商品名というやつです。しかもかっこいいネーミングセンスじゃないですか!紅魔族の琴線に絶妙に触れてきます!」

 

「………王家のシェフレベル………ぴの殿、こんな技術、一体どこで?」

 

「えーと、天界ですわ…」

 

「「………」」

 

アクア様の連れが急にわたくしを胡散臭そうな目で見てきましたわ。

 

「もしかしてアクア様、自分の正体を隠してるんですか?」

 

「いいえ?私はいつでも水の女神、アクアその人よ?」

 

「じゃあなんでこの方たちはわたくしを訝しむような目をしているんですの?」

 

「その子達は私のことを女神だと信じてくれないのよ」

 

「「………」」

 

アクアは知らないが、もうとっくに二人はアクアが本物の女神アクアだと信じてはいる。が、しかし、そんなポンポンと神の名を語る者が現れたら疑うのは無理ないだろう。あの素晴らしい世界では女神アクアと女神エリスと、その他マイナー邪神などしかいない世界なのだ。八百万のこちらの世界とは価値観が違う。よってめぐみんとダクネスのリアクションはしょうがない。というのが、後のカズマ少年の見解だ。

 

「わたくしはアクア様の天使として、身の回りの世話をしていたことがありますわ。その時に身につけたんですわ」

 

「………ダクネス、私は今、猛烈に、嘘をつくとチンチンなる魔道具が欲しいです」

 

「奇遇だなめぐみん。私もだ。……そういえばカズマが『俺のいた国には嘘をつくと電流が流れる機械があるんだ』と言っていたな。それを使うのはどうだ?」

 

「ちょっと二人とも!ぴのが可哀想でしょ!それ以上言ってみなさい!グーよ、グー!」

 

アクア様はわたくしを庇ってくださいました。

………もしかして花園さんはアクア様を私のボディーガードとして利用する為にアクア様を差し向けてくれたのでは!?

 

あぁ花園さんっ!あなたは本当に素晴らしいお方ですわっ!

 

ぴのは更にゆりねへの尊敬を強めたのであった。




まさかのぴのハッピーエンド。でもどうせすぐラムネキメるハメになるから束の間の安寧……おっと、ネタバレはいけないなぁ、ネタバレは。
次からはまたカズマさん視点に戻ります。
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