仮面ライダーキマイラ✕ソウルハッカーズ2   作:ボルメテウスさん

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地下鉄の死闘

 地下鉄を進んでいく中で、ファントムソサエティは、目的の人物である葛葉マンゲツを見つける為に、ホームレスに危害を加えている事が分かった。

 

 そうして、進んでいく中で、ファントムソサエティのサマナーだと思われる人物が殺されているのを発見する。

 

 その死体を見つけた瞬間

 

「あんた達かい、仲間をやったのは」

 

 その言葉と共に、その場にいた全員が振り向く。

 

 青い髪が特徴的なスーツをを身に纏った青年。

 

 年齢的には、アロウと同世代と思われるが。

 

「アロウ、もしかして」

 

「あぁカブラギだ」

 

 そう、目の前にいる青年の正体が、カブラギだと判明すると共に、すぐに構えた。

 

「すまない。

 

 リーダーの俺が不甲斐ないばっかいりに、仇は討つからな」

 

 そう、ファントムソサエティのサマナーとは思えない仲間思いの言葉に、驚きを隠せなかった。

 

「よっ。しばらくぶり」

 

 その言葉と共に、まるで久し振り会うようにアロウに話しかける。

 

「あぁ、ようやく会えたな」

 

 それはアロウも同じだった。

 

「ちょっと、マシになったかよ」

 

「まぁな、一回死んで目が覚めたよ」

 

「ハハッ! ようやく分かったか。

 

 デカくなっても、お前は相変わらずトロいんだよ

 

 めでたく仲直りって事でビールで乾杯したい所だが、そうもいかないよなぁ」

 

 その言葉と共に、俺達を見つめる。

 

「談笑中の所、悪いんだけどさ」

 

「んっ、何だい? お姉さん?」

 

「戦うのやめられないかな」

 

 それは、確かに俺と同じく思った事だ。

 

「悪いが、これは俺はファントムソサエティの正しさを信じているからな。

 

 だからな」

 

 そう言いながら、カブラギはその言葉と共に言う。

 

「ここでお前達を殺させて貰うぞ」

 

 その言葉と共に、カブラギが懐から取り出したのは

 

「デモンズドライバーっ」

 

「どうして」

 

「……BLUE BIRDを襲撃した目的は、それ、という事か」

 

「まぁな。

 

 デットマンズの技術があっても、これを作るのは無理だったからな。

 

 まぁ、手に入ったのは、そんなに数はないけどね」

 

 そう、その言葉と共に腰にデモンズドライバーを巻く。

 

『サーベルタイガー』

 

「さて、行かせて貰うぜ、仮面ライダー」

 

 その言葉を合図に、そのままデモンズドライバーにバイスタンプを押し込む。

 

『Deal』

 

「変身!!」

 

『Decide up! Rise.(昇る)Rage.(怒り) Requiem.(悲しみ)仮面ライダー』

 

 鳴り響く音声と共にカブラギは腰にある量産型デモンズドライバーに押印したバイスタンプのデータを読み込む。

 

 同時に、その姿も大きく変わる。

 

 軍服を思わせるような白い装束。

 

 両腕に生やした牙。

 

 それらは、かつて仮面ライダー達と戦ったサーベルタイガー・デットマンズを仮面ライダーにしたような姿だった。

 

「量産型だが、お前らに対抗するには十分だろ」

 

 そう言いながら、カブラギはその手にあるアロウと同型の銃を構える。

 

「まさか、向こうにも仮面ライダーがいるとは。

 

 ミレディは知っていたの?」

 

「正直に言って、知らないわ。

 

 まさか、量産型まで取っていたとはね」

 

 ミレディの一言に、気になりながらも、今は目の前の的を倒す事が先決。

 

 俺はすぐにキメラドライバーを取り出し、構える。

 

「変身」

 

『スクランブル』

 

 鳴り響く音声と共に、俺もまた仮面ライダーキマイラに変身する。

 

 同時に、専用武器であるクロコバスターとキングハンマーを両手に持ちながら、リンゴ達と共に構える。

 

「さぁ、来いよ!!」

 

 カブラギの、その言葉と共に戦いのゴングは鳴り始める。

 

 カブラギは、その手に持つGUMPで次々と悪魔を召喚していく。

 

 そして、カブラギ自身もまた両腕にある爪を展開し、迫ってくる。

 

 眼前まで迫ってきた爪に対して、俺はキングハンマーで、その攻撃を受け止める。

 

 鋭い爪の攻撃を重厚感のあるハンマーで受け流し、反撃の一打を放つ。

 

 しかし、その攻撃はあっさりと避けられてしまう。

 

 カブラギはそのまま、こちらへと向かってくる。

 

 そのまま、爪を振りかざす。

 

 咄嵯に、後ろに下がって避けるも、地面は大きく凹み、土煙が上がる。

 

「爪でも、この威力か」

 

 カブラギの攻撃は重く速い。

 

 それに、一撃一撃が強力だ。

 

 まともに喰らえば大ダメージを負うだろう。

 

 だけど、それはこちらも同じ事。

 

 カブラギの攻撃を受け止めれば、こっちも相応のダメージを受ける事になる。

 

 だからと言って、回避してばかりだとジリ貧になるだけだ。

 

 どうにか、打開策を考えなければ。

 

「へぇ、仮面ライダーと言っても、戦闘経験は乏しいようだな」

 

 カブラギの言葉を聞き流しながら、俺はどうするべきかを考える。

 

「お前の才能やベルトの性能は確かに俺を超えているよ。

 

 けどなぁ!」

 

 カブラギは更に加速してくる。

 

 今度は連続で攻撃を仕掛けてくる。

 

 まるで獣のように素早い動きだ。

 

 それに対して、こちらはただ防御する事しかできない。

 

 なんとか攻撃を回避し、隙を見つけてはカウンターを叩き込んでいく。

 

 しかし、それでも決定打にはならない。

 

 やはり、このままでは押し切られるだけだ。

 

  そんな事を考えている時だった。

 

「まったく、世話が焼けるね、式は」

 

『ジャックランタン! ソウルミクス!』

 

 鳴り響く音と共に、俺の後ろに何時の間にかいたリンゴ。

 

 その腕にはジャックランタンをイメージさせた籠手が装着されていた。

 

 それと共にジャックランタンを思わせる瞳が輝くと、そこから放たれた炎がカブラギに向かって飛んで行く。

 

 突然の攻撃に驚いたのか、カブラギはその場から飛び退く事で、直撃を避ける。

 

 だが、完全に避けきる事ができずに、攻撃を受けた肩からは血が流れ落ちる。

 

 そして、地面に着地すると、こちらを見つめてきた。

 

「まさか、そんな手を使っていたとはね」

 

 そうしている間にも、カブラギが召喚した悪魔がリンゴに襲い掛かる。

 

 瞬時にリンゴはその籠手を構えて、炎を放つ。

 

 炎は悪魔の身体を燃やしていく。

 

「そっちがサーベルタイガーだったら、こっちも虎だ」

 

 俺はそのまま、その手に新たなバイスタンプを手に取る。

 

 そのまま、キマイラドライバーに装填する。

 

『スクランブル! ダンクルオステウス! タイガー! 仮面ライダーキマイラ! キマイラ!』

 

 鳴り響く音声と共に、ダンクルオステウスの岩をも砕くパワーとトラの凶暴性とスピードが合わさった攻撃特化した姿。

 

 ダンクルタイガーへと変わる。

 

 

 

「さて、燃えてきたぜ!!」

 

 同時に右手にダンクルオステウスの頭部を模した「ダンクルファング」と、左手に鉤爪手甲「タイガースラッシュ」を纏う。

 

「姿が変わったか」

 

 それと共にカブラギもまた構え、走り出す。

 

 互いに、両腕に装着されている爪がぶつかり、火花を散らす。

 

 それと共に、スピードに身を任せながら攻撃を繰り出す。

 

 だが、カブラギの方が若干速いようだ。

 

 しかし、その分、こちらの攻撃力の方が上のようだ。

 

 一撃目を防ぐと同時に二撃目を繰り出してくるが、それも防ぐ。

 

 今度は三撃目が繰り出される前に反撃に転じる。

 

 右腕を振るって相手の顔面を狙うが、相手はそれをしゃがみ込んで避ける。

 

 その際に足払いを仕掛けるが、それをジャンプして回避される。

 

 ならばとばかりに空中にいる間に左腕で殴りかかるが、カブラギは空中で身を捻りながら腕を掴む。

 

 そこから勢いを利用して投げ飛ばされる。

 

 俺自身も咄嵯の事だったので、反応する事ができない。

 

 地面に叩きつけられると思った瞬間に背中に衝撃を受ける。

 

 どうやら、受け身の要領で上手く衝撃を受け流せたらしい。

 

 すぐに立ち上がりながら体勢を整える。

 

 一方で、向こうは既にCOMPを構えていた。

 

「これで終わらせるぜ」

 

『Add……! リャナンシー! クラマテング! Dominate up! 

 

 リャンナンシー! クラマテング! ゲノミクス!』

 

「まさか、あっちにも」

 

「やはり、ベルトを使っているだけでも厄介だね」

 

 その言葉と共に、カブラギの爪には2体の悪魔の力が宿る。

 

「こっちも、一気に行くぜ!!」

 

『タイガーエッジ!』

 

 その音声と共に、俺の両腕に虎のエフェクトが現れる。

 

 それが、合図となり、走り出す。

 

 互いの必殺の一撃を込めた爪を交差させるように振るう。

 

 そして、そのまますれ違い、お互いに振り返った所で決着がついた。

 

 俺の方は、全身から血を流して倒れているのに対して、カブラギの方はまだ立っていた。

 

 しかし、明らかにダメージはあるようで、膝をつく。

 

「くそっ、ここまでかよ」

 

 その言葉と共に、カブラギの変身は解除される。

 

 身体的なダメージは大きく、それはデモンズドライバーを破壊する程だった。

 

「カブラギ」

 

 そうして、戦いを終えて、カブラギに駆け寄るアロウ。

 

「あれでは、もぅ」

 

「……俺は」

 

 その結果、導き出された答えは、殺したという事実。

 

 その事に、俺は呆然とした。

デビルライダー達の戦いで描くのは

  • 王蛇VSカリス
  • エターナルVSサソード
  • ソーサラーVSオーガ
  • デュークVSバロン
  • 4号VSチェイサー
  • パールクスVSBLACKSUN
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