仮面ライダーキマイラ✕ソウルハッカーズ2 作:ボルメテウスさん
「ここが、バーですか」
現在、マンゲツさんが残した資料の解析を行う為に必要な知り合いと会う。
だが、その人物の仕事の都合もあり、しばらく時間が必要らしい。
その事もあって、その日、俺はフィグさんと一緒にとある場所に来ていた。
Barヘイズルーン。
普段はリンゴ達が来ているといる行きつけのバーである。
その場所に、俺とフィグさんの2人で来ていた。
「リンゴ達がここに来ていたのは知っているけど、来るのは初めてですね」
「確かに」
そう言いながら、初めてのバーに俺達は思わず見ている。
夜の街の風景を一望できるように、天井も壁もなく、真ん中に巨大な桜が特徴的だった。
その雰囲気に俺もフィグさんも圧倒されていた。
そうして、俺はバーの席に座る。
「いらっしゃい。
あれ、君はリンゴちゃん?」
「いえ、私はフィグです」
「そうなのかい?
少し雰囲気が違うけど、結構似ていたから」
その言葉で言われて、確かにフィグさんはリンゴとは色違いというだけで、容姿はそっくりだ。
だけど違うと言えば、表情や仕草だろう。
それにしても似ているのか。
まぁ、同型機なので、似ているのは当たり前だろうか?
そんな事を思いつつ、カウンターにいるマスターに注文をする。
カクテルを頼んで、それを飲んでいると、フィグさんが話しかけてきた。
「それにしても、こうしてゆっくりと話をするのは初めてかもしれないね」
「まぁ、いつもは色々と忙しかったですからね」
確かに、ここ最近はずっと忙しくしていた気がする。
だからゆっくり話す時間なんてなかったし、そもそも話す機会もなかった。
「それで、聞きたい事が」
「聞きたい事?」
「あなたは、このまま仮面ライダーとして、戦い続けるつもりですか」
そう問いかけたフィグさんの表情はどこか心配そうだった。
「というと」
「先日の戦いで、あなたは相手の命を奪ってしまいました。
私達自身は元々、その覚悟はありましたが、あなたは命を救う為に戦っています。
けれど」
その言葉と共にフィグさんはとても心配そうに見つめてくる。
まるで俺の心を覗かれているような気分だ。
確かに彼女の言う通り、あの時、俺は相手を殺した。
だけどそれを仕方ないとは言わない。
「俺は、これからも戦います。
けど、殺す覚悟をするつもりはありません」
「ですが、それはいつかあなたを苦しむかもしれません」
そうだとしても、それでも俺は。
「俺は誰かを助ける為に、仮面ライダーになった。
だからこそ、それを最後まで貫き通したいんです」
俺の言葉を聞いたフィグさんは何も言えなくなったのか黙ってしまった。
すると、彼女は何かを諦めたように息をつく。
「分かりました。あなたの気持ちを尊重します。
ただ、私もあなたを支えましょう」
「ありがとう。
そうして、言ってくれたのはリンゴさんもだった。
だから、もう迷わないって決めたんだ」
俺が言うと、彼女は微笑みながら、言った。
「そうでしたか。
では、今日は普段は食べれない料理も一緒に食べましょう。
もしかしたら、何か良い料理のアイディアがあると思いますから」
確かに、それはそうだと思った俺は素直に従う事にした。
そうして、俺達はバーで一緒に一夜を過ごしていく。
デビルライダー達の戦いで描くのは
-
王蛇VSカリス
-
エターナルVSサソード
-
ソーサラーVSオーガ
-
デュークVSバロン
-
4号VSチェイサー
-
パールクスVSBLACKSUN