仮面ライダーキマイラ✕ソウルハッカーズ2   作:ボルメテウスさん

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暴かれた力

 第14号放棄路線の奥へと進んだ俺達。

 

 そこで待ち受けていた光景は

 

「遅すぎた」

 

 そこには鉄仮面と、白い人間の形をしたゼノン。

 

 そして、そのゼノンを中心にまるで食い散らかされたような血の跡がそこにはあった。

 

「おや?」

 

「鉄仮面! 

 

 それにあれはっゼノン!」

 

「お前がっ」

 

 鉄仮面の姿を見た瞬間、ミレディは、自身の武器である釵型のCOMPを構え、そのまま鉄仮面に向かって行く。

 

 止める暇もなく、突っ込んだミレディはそのまま釵を真っ直ぐと鉄仮面に向けて、振り下ろした。

 

 しかし、ゼノンはその手から生やした剣で、その攻撃を受け止めた。

 

 だが、ミレディはすぐに鉄仮面に向かって、攻撃を仕掛ける。

 

 素早い動きで、鉄仮面に向かって、攻撃を行っていくが、ゼノンが攻撃を全て防いでいく。釵と剣が激しくぶつかり合いながら、火花を散らしていく。

 

 やがて、ミレディの腹部を蹴り飛ばされる。

 

「やれやれ、はしたないぞ、ミレディ」

 

「気安く、呼ぶな!!」

 

「そうよ!!」

 

 怒りに身を任せたようにサイゾーからの声を遮るようにミレディは叫ぶ。

 

 既に止められないと悟ると共にサイゾーもまた、すぐに構える。

 

「気をつけろよ、お前ら。

 

 あいつはとんでもなく強い。

 

 頭に血を昇っていたら、勝てる相手じゃない」

 

「例え、冷静であっても、無理な話だがね」

 

 そう、鉄仮面は余裕の態度で言う。

 

 そうした態度を見ながら、リンゴは近づく。

 

「あなたが、鉄仮面、でいいんだよね?」

 

「如何にも」

 

「その仮面、外してくれないかな。

 

 会話って、顔を見てするものでしょ」

 

「これが、私の顔だ。

 

 まぁ、もう一つの顔ならば、見せても良いけどね。

 

 ゼノン」

 

 それと共に、ゼノンはリンゴ達の元へと向かった。

 

 俺もまたすぐにキメラドライバーを取り出したが、ゼノンは俺を攻撃せず、リンゴ達だけを襲った。

 

 その事に不可解に思いながら、すぐに鉄仮面を見つめる。

 

「どういうつもりだ」

 

「なに、少し試したくてね。

 

 さすがに量産型デモンズドライバーでは、テストにもならないからね。

 

 五十嵐家が変身する仮面ライダー相手にこそ、テストに相応しくてね」

 

 それと共に鉄仮面が取り出したのはキメラドライバーだった。

 

「キメラドライバー?」

 

「違うよ。

 

 このドライバーは悪魔の力を使わない、人間の力を最大限に発揮する力。

 

 それこそ」

 

『ジュウガ!』

 

 そう、鉄仮面の手に持った黄金のバイスタンプが鳴り響く。

 

 それと共に、キメラドライバーに似たドライバーにバイスタンプを押し込む。

 

『レックス! メガロドン! イーグル! マンモス! プテラ! ライオン! ジャッカル! コング! カマキリ! ブラキオ!』

 

 その音声と共に、鉄仮面の周りには10体の幻影が鉄仮面を囲んでいた。

 

「変身」

 

『スクランブル! 十種の遺伝子、強き志! 爆ぜろ、吠えろ、超越せよ! 仮面! ライダー!! ジュウガ!!! Go Over……!』

 

 鳴り響く音声と共に、鉄仮面の身体に、10種のイメージがスーツに吸収され、黄金に輝く波動とともに変身が完了する。

 

 金と銀のラインが走る漆黒のボディが特徴。右側は獣の爪若しくは牙の、左側には羽を模したシンボルが施されている。

 

「仮面ライダーっ」

 

「これこそがジュウガ。

 

 ジョージ・狩崎博士が開発した最強のドライバー。

 

 その強さ、君で確かめさせて貰うよ」

 

「っ」

 

『スクランブル!』

 

 それと共に鉄仮面が、襲い掛かる。

 

 俺もまた瞬時にキマイラへと変身し、両手を構え、その一撃を耐えようとする。

 

 だが、鉄仮面の腕はまるでゴリラを思わせる巨大化する。

 

「っ!」

 

「この仮面ライダージュウガは、いわばライダーシステムの完成形」

 

 俺は、その一撃で吹き飛ばされる。

 

 それに対して、鉄仮面の背中には巨大な4つの翼が生え、そのまま俺に追撃していく。

 

「ぐっ!!」

 

 俺は瞬時にクロコバスターで攻撃を仕掛けるが、鉄仮面を中心の風のバリアで守られる。

 

 そして、その風のバリアから抜けるように炎が俺を襲う。

 

「君が使うキメラバイスタンプは2種類の生物しか使えないのに対して。

 

 私の持つこのジュウガは最強の10種類の生物の力を、瞬時に使う事ができる!」

 

 鉄仮面は、そのまま空に飛び上がり、右手を構える。

 

 その手には、マンモスを思わせるエネルギー状のブーメランが形成されていく。

 

 そしてそれを振り下ろした瞬間、俺は地面に叩きつけられていた。

 

 俺はすぐさま立ち上がり、キングハンマーで攻撃するが、またもや風のバリアによって防がれてしまう。

 

 その間にも、鉄仮面の攻撃は続く。

 

 今度は左手を掲げると、そこにはライオンの顔を模したエネルギー状ランスが形成される。

 

 その槍を振り下ろすと同時に、俺もまた地面に叩きつけられる。

 

 俺はなんとか立ち上がるが、すでに満身創痍だった。

 

 そんな俺に対して、鉄仮面は余裕だった。

 

『アメイジングフィニッシュ!』

 

 それと共に、鉄仮面はそのままバイスタンプを4回操作する。

 

 俺はなんとか立ち上がるが

 

「本当に、期待外れだな」

 

 右足に黄金のエネルギーを纏い、俺に向かって、回し蹴りを放つ。

 

 俺もそれを受け止めるが、やはり威力が高く、地面を引きずられながら吹っ飛んでいく。

 

 そして、壁に激突した瞬間、壁が崩れて瓦礫の下敷きになる。

 

 それでも、俺は立ち上がろうとするが、既に限界を迎えており、意識を失う寸前だった。

 

 しかし、そこに鉄仮面が現れる。

 

「式!」

 

「これは一体っ」

 

「やはりっ」

 

 俺が吹き飛ばされたのを見て、驚きの声を出すリンゴ達。

 

 それと共に鉄仮面が仮面ライダーに変身していた事にミレディは舌打ちをする。

 

「あれは、ジュウガ」

 

「ジュウガ? 

 

 そんな仮面ライダー、聞いた事ないぞ」

 

「それは、ジョージ・狩崎が封印していたからね。

 

 BLUE BIRDの襲撃も、量産型デモンズドライバーを奪ったのも、全てはこのベルトを手に入れる為。

 

 コヴェナントも手に入れ、あとは一番厄介な仮面ライダーを始末するだけ」

 

 その言葉と共に鉄仮面は意識を無くしかけている俺の元へと走る。

 

 リンゴ達はすぐに俺の元へと向かう。

 

 だが、鉄仮面の方が早かった、

 

 死の間際に見る走馬灯の様にゆっくりと流れる時間の中で

 

「Bad、このような結末は認められないね」

 

「えっ?」

 

 聞こえた声、それが何を意味するのか分からない間に、俺は鉄仮面の攻撃を受け止めていた。

 

 それと共に流れるような動きで、蹴り上げる。

 

 俺自身の意志とは関係ないような動きは、そのまま鉄仮面を蹴り飛ばした後、そのままキメラドライバーに装填されていたツインキメラバイスタンプを掴む。

 

 同時に、ツインキメラバイスタンプに紫色のクリアパーツが被さった。

 

『トライキメラ』

 

「式?」

 

 その事にリンゴは疑問を思っている中で、そのトライキメラバイスタンプはキメラドライバーに装填される。

 

『オク! サイ! ムカ! Come on! キメラ! キメラ! キメラ!』

 

「変身!」

 

『スクランブル! オクトパス! クロサイ! オオムカデ! 仮面ライダーダイモン! ダイモン! ダイモーン!』

 

 鳴り響く音声と共に、先程までのキマイラに複眼は紫かつ大型化しており、左側頭部から肩にかけて触手か炎の様な角と、背中にマントが追加されている。

 

「姿が変わった!? 

 

 リンゴ、これは一体っ」

 

「どういう事だ? 

 

 これは、私にもさっぱり」

 

「君は一体何者だ?」

 

 その疑問はこの場にいた全員が思った事だ。

 

「今の名はマイラ。

 

 だが、過去には、こう呼ばれた。

 

 Myneamアヅマ」

デビルライダー達の戦いで描くのは

  • 王蛇VSカリス
  • エターナルVSサソード
  • ソーサラーVSオーガ
  • デュークVSバロン
  • 4号VSチェイサー
  • パールクスVSBLACKSUN
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