仮面ライダーキマイラ✕ソウルハッカーズ2 作:ボルメテウスさん
その日、俺とアロウはリンゴに促されるままに、アクシスへと訪れていた。
以前、ここで仮面ライダーベイルと戦った事は、今でも鮮明に覚えていた。
そんな場所では、前回は訪れなかった場所へと、俺達は来ていた。
ソウル・マトリクス。
そこはリンゴがソウルハックを行ったアロウの深層心理をダンジョンとして形成した場所である。
今回は、俺とアロウの2人だけでの特訓という事で、リンゴ達は地上で待機している。
そうして、ダンジョンを進めている中で、俺とアロウはあまり会話する事ができなかった。
「う~ん」
これまで、多くの戦いを共に乗り越えてきた仲間。
普段は口数が少なく、実直で穏やかな青年。
しかし内心は熱いものを持っている。
だが、俺は少し前の戦いでアロウとは孤児院時代からの幼馴染であるカブラギを殺した。
敵として、立ちはだかり、既に止まらない戦いだと分かっていた。
それでも、俺は殺してしまった。
だからこそ、今でも無意識の内にアロウの事を避けていたんだろう。
「その、式」
「えっ、あぁ、なんだ」
そうして、ダンジョンを進んでいく中で、ふとアロウが俺の方に話しかけてきた。
これまで、ダンジョンを進んでいく中で、少し喋りにくい雰囲気という事もあったが、こうして話しかけられるのも久しぶりな気がする。
「その、カブラギの事をやはり引きずっているのか」
「それは」
まさか、アロウの方からカブラギの話題が出るとは思わなかった。
「それは、そうだな。
俺は、お前の親友を殺したような、仇のような存在だろ」
「あの状況で、お前が行った行為は、本当ならば俺がやらなければいけなかった」
「それは」
「俺があの時」
そう言いながら、アロウはその手を強く握り締めていた。
アロウの言葉を聞く限り、おそらくアロウ自身も自分の中でどうすれば良かったのか分からなくなっているんだと思う。
そして、それを俺に聞いているんだと思う。
だけど、その答えはきっと俺には出せないだろう。
だからこそ、俺は別の言葉を口にしていた。
「正直に言って、俺はあの時の事を謝りたかった。
けど、アロウ。
それは、お前とカブラギさんに対して、失礼かもしれない」
「式」
「だからこそ、アロウ。俺はこれからもお前と一緒に戦っていきたいと思っている」
それが今の俺にとっての精一杯だった。
本当はもっと気の利いた事を言いたい所だが、どうしてもこれ以上の言葉が出てこなかった。
だからか、それ以上は何も言えずにいた。
そんな俺の様子を見てか、アロウもまた何か笑みを浮かべた。
「あぁ、俺もだ。
お前が、俺の為にカブラギを止めてくれたように、今度こそ、俺は後悔しない選択肢をする」
そう言うと同時に、俺達の前に現れたのは、デットマンだった。
軍服を思わせるような白い装束のバックルと襟に橙色の仮面を身に着けている。
軍帽のように見えるサーベルタイガーを模した獣の頭部から巨大な牙が口と後頭部が突き出し、両腕にも鋭い牙が鉤爪のように伸びている。
口の中には巨大な一つ目があり、悍ましい外見をしている。
「あれは」
「サーベルタイガー・デットマン。
あれは、カブラギさんが使っていた奴と同じ」
「それをデットマンとしての姿」
それと共に、俺達は構える。
「カブラギ」
それを見て、アロウは一瞬、迷っていた。
だが
「今度こそ、俺が決着をつける。
だからこそ、式」
「あぁ、今度は、俺達で一緒に」
それと共に、同時に俺達は構える。
目の前にいる、アロウのかつての親友との決着を、ここでつける為に。
現在、行っているバリッドフォームでシロクマが多く出てきました。
なので、もう一つの動物は、アンケートで行っていきます。
皆様の応募、お待ちしています。
デビルライダー達の戦いで描くのは
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王蛇VSカリス
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エターナルVSサソード
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ソーサラーVSオーガ
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デュークVSバロン
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4号VSチェイサー
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パールクスVSBLACKSUN