仮面ライダーキマイラ✕ソウルハッカーズ2   作:ボルメテウスさん

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氷結覚醒!バリッド!

 上下の感覚も曖昧な、電脳空間。

 

 その電脳空間において、俺とアロウは目の前にいるサーベルタイガー・デットマンを相手に戦っていた。

 

 目にも止まらないサーベルタイガー・デットマンは、両腕に生やした牙を使った俊敏な格闘戦を仕掛けてくる。

 

 そんなサーベルタイガー・デットマンの攻撃に対して、俺は両手にあるキングハンマーとクロコバスターで、攻撃を受け流す。

 

 次々と放たれていく斬撃。

 

 それに対して、手にしている武器で、受け流す。

 

 だが、サーベルタイガー・デットマンはすぐに後ろへと下がる。

 

 同時にアロウは銃を真っ直ぐとサーベルタイガー・デットマンに放っていく。

 

 銃に装填されている氷の弾丸は、サーベルタイガー・デットマンへと向かって行く。

 

 氷の弾丸は、サーベルタイガー・デットマンに直撃しない。

 

「やっぱり、普通では当たらないか」

 

 

 

 そう言いながら、アロウは再度構えていく。サーベルタイガー・デットマンが後ろに下がった瞬間を狙い、俺が一気に前に出る。

 

 それと同時に、アロウも銃を構えて引き金を引いた。

 

 アロウの放った銃弾は、サーベルタイガー・デットマンの腹部に向かって飛んでいく。

 

 サーベルタイガー・デットマンは銃弾を避けるように、その場から飛び退いた。

 

 その瞬間を狙っていたのか、アロウはサーベルタイガー・デットマンに向かって駆け出す。

 

 そして、右手に持つキングハンマーを振り下ろす。

 

 振り下ろされたキングハンマーは、サーベルタイガー・デットマンに当たることなく空を切る。

 

 だが、それでもアロウの攻撃はまだ終わっていない。

 

 さらなる追撃による氷の弾丸は、サーベルタイガー・デットマンを襲う。

 

 サーベルタイガー・デットマンは氷の弾丸を避けようとするが、完全に避けきれず、左肩部分に被弾する。

 

 すると、サーベルタイガー・デットマンの動きが少しだけ鈍くなった。

 

 それを見逃さなかった俺は、クロコバスターのビーム弾を放つ。

 

 放たれたビーム弾は、サーベルタイガー・デットマンに命中した。

 

 爆煙の中にはいなかった。

 

「式、後ろだ!!」

 

 アロウからの声が聞こえ、俺は反射的にキングハンマーで後ろの攻撃を防御する。

 

 攻撃の正体は、サーベルタイガー・デットマンだった。

 

 先程までよりも速い動きを見せたサーベルタイガー・デットマンは、鋭い爪による攻撃を行う。

 

 咄嵯の出来事だったため、反応が遅れた。

 

 そのせいもあり、攻撃を受けた俺は吹き飛ばされる。

 

 地面を転がった後、すぐに起き上がる。

 

 サーベルタイガー・デットマンは、ゆっくりとこちらに向かって歩いてくる。

 

 ダメージはそこまでないはずだが、油断はできない。

 

 相手は人間ではなく、プログラムによって生み出された存在なのだから。

 

 アロウの方を見ると、サーベルタイガー・デットマンに向けて発砲していた。

 

 だが、サーベルタイガー・デットマンは避ける素振りを見せずに、アロウの方に突っ込んでいった。

 

「アロウっ!」

 

 このままでは、アロウがサーベルタイガー・デットマンの一撃で命が奪われる。

 

「どうすればっ!」

 

 そうしている間にも、俺は反射的に。

 

 本能的なのか。

 

 だが、しかし確かな核心がある。

 

「マイラ」

 

『俺はお前だ。

 

 だからこそ、お前の本能に従え』

 

 マイラの言葉を聞くと共に

 

「俺に、氷の弾丸を放て!!」

 

 その言葉に対して、アロウは頷く。

 

 同時に、その銃口を真っ直ぐと、俺に向かって放つ。

 

 放たれた弾丸は、サーベルタイガー・デットマンを越え、俺は腰にある一つのバイスタンプを構える。

 

 サーベルタイガー・デットマンは、疑問に思い、俺の方へと振り返る。

 

 だが、その時には既に遅い。

 

 氷の弾丸は、バイスタンプを覆う。

 

 それと共に氷の弾丸は装飾に変わる。

 

「はあぁ!」

 

『バリッドキマイラ』

 

 鳴り響く音声と共に、俺を中心に氷が地面から出現する。

 

 それはまるで、巨大な壁のように広がっていく。

 

 サーベルタイガー・デットマンは氷の壁に閉じ込められてしまう。

 

 それと共に、俺の後ろには氷の世界では最強の生物であるシロクマとシャチが現れる。

 

 その2体は周りを囲みながら、ゆっくりとキマイラドライバーに装填する。

 

『シャー! ロ! バリッド Come on! キメラ! キメラ! キメラ!』

 

 鳴り響く音声と共にシロクマとシャチが周りで囲んでいく。

 

 ゆっくりと、俺はそのまま構えながら、そのままバリッドキマイラスタンプを倒す。

 

『バリバリィアップ! My name is! 仮面ライダー! キ! マイラ! バリッドシャーロ!』

 

 その音声が終えると共に、大きく変わる。

 

 氷を思わせる鎧を身に纏う。

 

 それこそが、この地の目的である氷の力を宿った姿、バリッドシャーロ。

 

 サーベルタイガー・デットマンは、俺に向かって、襲い掛かる。

 

「っ!」

 

 だが、それに対して、俺は地面を軽く踏む。

 

 同時に氷の地面から出てきたのはシャチだった。

 

 サーベルタイガー・デットマンは、それに驚きを隠せない様子だった。

 

 だが、そのままシャチはサーベルタイガー・デットマンに襲い掛かる。

 

 それに対して、サーベルタイガー・デットマンは、シャチを切り裂こうとした瞬間、俺の姿は既になかった。

 

 サーベルタイガー・デットマンが辺りを見渡す前に、俺は後ろを取る。

 

 そして、右手を大きく引くと同時に、左手を前に出す。

 

「ふん!」

 

 その一撃を受けたサーベルタイガー・デットマンは吹き飛ばされていく。

 

 それと同時に氷の壁が崩れ落ちていく。

 

 崩れ落ちた氷の壁の中から現れたのはシロクマだった。

 

 その圧倒的な腕力で、サーベルタイガー・デットマンは押さえつけられていた。

 

 サーベルタイガーの鋭い牙も爪も通らず、ただ力負けしている状況だ。

 

 だが、サーベルタイガー・デットマンを確かに押さえつけている。

 

 俺はそのままサーベルタイガー・デットマンに向かって走る。

 

「式、これはっ一体」

 

「分からない。

 

 だけど、今、やる事は!」

 

「あぁ!!」

 

『バリッドシャーロ! フィニフィニフィニッシュ!』

 

 その音声と共に、俺の右足には氷が纏う。

 

 その形は、まるでシロクマとシャチが合わさった形となる。

 

『ソウルミクス! イッポンダタラ!』

 

 同時にアロウの左足には巨大な一本の鉄が纏う。

 

 俺達はそのままサーベルタイガー・デットマンに向かって、同時に蹴りを放つ。

 

「「はあああぁぁぁ!!!」」

 

 俺達は、そのままサーベルタイガー・デットマンを蹴飛ばす。

 

 サーベルタイガーの装甲すらも砕きながら、サーベルタイガーの体を貫いた。

 

 それにより、サーベルタイガー・デットマンの変身は解けた。

 

 そこには、カブラギの幻影だった。

 

「カブラギ」

 

「アロウ、強くなったな」

 

 その言葉と共にカブラギは、その姿を消した。

 

「今度こそ、俺はちゃんと決着をつけたのかな」

 

 そう、俺に問いかける。

 

「分かりません。

 

 けど、確かに満足そうだと思いますよ」

 

 そう、アロウに言う。

 

 この、バリッドシャーロ。

 

 これは、きっと、この長い戦いを通して得た。

 

 アロウの信頼と、そして彼自身の決着の為かもしれない。

 

「式、その」

 

「アロウ、これからも頼む」

 

 そう、俺は彼に向けて、手を伸ばす。

 

 それに対して

 

「あぁ」

 

 彼はそれに対して、頷きながら、握手をする。

デビルライダー達の戦いで描くのは

  • 王蛇VSカリス
  • エターナルVSサソード
  • ソーサラーVSオーガ
  • デュークVSバロン
  • 4号VSチェイサー
  • パールクスVSBLACKSUN
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