仮面ライダーキマイラ✕ソウルハッカーズ2 作:ボルメテウスさん
ホープタワー内部は電気が通っていない。
その事に疑問に思った俺達は、すぐにでも移動できる方法を探る為に、何人かに別れて、行動する事になった。
その中で、フィグは俺と共に行動する事になった。
「それにしても、カードキーがなかなかに見つからないな」
「敵も、こちらに見つけないようにしているはずです。
警戒は緩めないように」
「あぁ、勿論」
そう言いながら、俺はフィグに答えるように言う。
「そう言えば、一つ質問したいのですが?」
「なんだ?」
「式は、リンゴの事が恋愛的に好きなんですか?」
「ごほっ!」
俺は思わず咳き込んでしまった。
「なっなんで、いきなり」
「いえ、その、リンゴの先程の言葉を聞いてから、あなたの心拍数が上昇したので、もしかしてと思いまして」
「うぅ、マジかよ」
そう言いながら、この状況でありながら、俺は思わず顔を赤くする。
「その、この事はリンゴには秘密でお願い。
できれば、他のメンバーにも」
「それは、良いんですけど、その、参考に聞きたいんですけど」
「なに?」
「あなたは、どうしてリンゴの事を好きになったんですか?」
そう、問いかけるフィグ。
今の彼女は、ナビゲーター用のミミズクを思わせる人形のような目で見つめる。
「……分からない。
気づけば、好きになっていたかもしれない」
「そうですか。
その」
「んっ?」
ふとフィグが俺の方を見つめる。
「もしも、あなたの事が好きな人間がいた場合、あなたはどうしますか」
「んっ?
それはどういう意味なんだ?」
「もしもの話です」
そう、フィグは問いかける。
「……分からない。
俺には、これまで恋愛の事なんて、分からないから」
そう、俺はフィグに、答えられなかった。
そうしていると、何か気配を感じた。
「フィグ」
「えぇ、これはデッドマンです!」
その姿は一見、ダチョウを思わせる姿だった。
長い足が特徴的なそのデッドマンの特徴から考えても、おそらくはヒクイドリだろう。
世界で一番危険な鳥「ヒクイドリ」とされており、人を殺せると言われる「引き裂きキック」を持っている。そのキック力は約120kgとされ、人が蹴られると皮膚が裂けて内蔵が出るほどのダメージを受ける。
そのヒクイドリの細胞を取り込んだデッドマンは、そのまま俺に向かって、襲い掛かる。
「変身!」
『スクランブル! キングクラブ! クロコダイル! 仮面ライダーキマイラ! キマイラ!』
キマイラへと、瞬時に変身した俺は、そのまま両手を交差させる。
同時に両手に走る衝撃。
その衝撃と共に後ろへと大きく吹き飛ばされる。
「ぐっ」
足に走る熱い感覚。
それはヒクイドリ・デッドマンから受けた一撃を受け止めた代償だろう。
足が地面に引き釣られ、まるで地面を引っ掻くように体が回る。
そして背中から地面に落ちた瞬間、体の上をヒクイドリ・デッドマンが通り抜けていく。
それを確認しながら立ち上がり、背後にいるヒクイドリ・デッドマンに向かって拳を振り上げる。
振り上げた腕で放たれたパンチを避けようとしないヒクイドリ・デッドマンだが、俺はそれを気にせずに前蹴りを放つ。
その攻撃に対して、ヒクイドリ・デッドマンは、そのまま軽く跳び避ける。
それと同時に、空中へと飛び上がったヒクイドリ・デッドマンは、そのまま上空から急降下してきた。
「なるほど……」
そのあまりにも強すぎる脚力によって、回避も簡単にはできないというわけか。
そう思いながらも、目の前に現れたヒクイドリ・デッドマンの攻撃をかわすために横に飛ぶ。
すると着地と同時にまたジャンプするヒクイドリ・デッドマン。
このままでは、ヒクイドリ・デッドマンには追いつく事ができない。
「だったら」
その言葉と共に俺は、別のバイスタンプを取り出す。
『ジャッ! テラ! Come on! キメラ! キメラ! キメラ!』
「変身!」
『スクランブル! ジャッカル! プテラ! 仮面ライダーキマイラ! キマイラ!』
その音声と共に俺は新たな姿へと変わり、同時にその手にはマイラの新たな姿が出る。
「これは、ボード?」
「もしかしたら」
そこには何の変哲もないように見えるボード。
だが、俺はすぐにそのボードに乗り込む。
ヒクイドリ・デッドマンはそのまま俺に向かって、再び蹴ろうとした瞬間。
ボードは宙を飛んだ。
「っ!?」
それには、俺達も驚きを隠せなかった。
空中を滑るように、ボードは走る。
「これは良いぜ!」
同時に俺はそのまま宙を飛びながら、そのままヒクイドリ・デッドマンに向かって行く。
まるでサーフィンを行うように、空を飛ぶ。
それに対してヒクイドリ・デッドマンは空中で回転する。
それに合わせ、ボードを走らせる。
ヒクイドリ・デッドマンの蹴りが襲い掛かるが、その攻撃を瞬時に避ける事ができた。
周りの光景を置いていくように。
ただただ、目の前にあるヒクイドリの姿を追いかける。
地を駆ける鳥と、ボードに乗って駆け抜ける人間の戦い。
それはまるでサーカスのような光景だと思った。
そんな中でも、徐々にヒクイドリ・デッドマンを追い詰めていく。
「一気に行くぜ!」
同時に俺はそのままドライバーに手を伸ばす。
『ジャッカルエッジ!』
鳴り響く音声と共に、俺はヒクイドリ・デッドマンに向かって、ジャッカルのエフェクトと共にボードごと突進する。
その攻撃を避ける事ができず、ヒクイドリ・デッドマンはその一撃を受け、そのまま爆散する。
「ふぅ、なんとかなったか」
「えぇ、でもここまで派手にやっても追っ手が来ない事も考えると」
「敵はわざとこちらを誘っているな。
とにかく、リンゴ達に合流したいな」
「えぇ、そうですね」
そう俺はフィグと共に、再び進む。
「あなたを支える」
そう自分から言葉として、伝えた。
あの時は、仲間としての言葉だった。
だからこそ、私はここまで彼を支えた。
人類の為にも、彼が必要だ。
そう思いながら、必死に戦う彼を見ていた。
どんな事があっても諦めず。
誰かの為に戦う。
そんな彼は、ある意味、私にとっては理想的な人間だった。
何時からか、彼を支える事に誇りに思えた。
倒れた時は悲しく。
強くなった姿には嬉しく思った。
けど、あの時、もう1人の私といえる存在に見つめる目。
彼がそれを自覚した頃から、何かが可笑しい。
その視線を彼女に向けないで欲しい。
一緒に居て欲しくない。
見苦しい言い訳だ。
そう分かっているはずなのに。
「Aion、なんでこんな感情を備え付けたの」
そう、私は苦しくなる思いと共に、目を瞑る。
デビルライダー達の戦いで描くのは
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王蛇VSカリス
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エターナルVSサソード
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ソーサラーVSオーガ
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デュークVSバロン
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4号VSチェイサー
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パールクスVSBLACKSUN