仮面ライダーキマイラ✕ソウルハッカーズ2 作:ボルメテウスさん
ホープタワー内を進んだ先。
俺達はリンゴ達と合流すると共に、俺達に対して、立ちはだかった人物が見えた。
「アッシュ!」
そう、サイゾーが叫んだ相手は、ファントムソサエティのメンバーであり、サイゾーの彼女であるアッシュさんだ。
ゆっくりと、こちらへと視線を向けたアッシュさん。
その視線はサイゾーへと向けており、悲しそうだった。
「サイゾー、らしくないじゃん。
なんでこんなとこに来ちゃったの。
いつものあんたならさっさと尻尾巻いて逃げる所でしょ?」
そう、アッシュさんはサイゾーに問いかけるように言う。
「まぁ、否定できねーな」
「帰りなよ。
あんただけなら、いてもいなくても同じだからさ」
「だったら、一緒に帰ろうぜ?」
「は? 無理だって言ってんだろ。ほんとしつこい。
いいよ、そんなに死にたいなら、殺してやる」
「サイゾーさん」
「良いか、式。
これは先輩としての俺からのアドバイスだ」
そう言いながら、サイゾーはアッシュさんから目を逸らさず、言う。
「好きな女に殺されるのは一回で十分だ。
けどな、好きな女を殺すのはな、一回でも絶対にごめんだな!」
「うるせぇ!
次は本気だよ!」
そう言いながら、アッシュさんはそのまま量産型デモンズドライバーを巻く。
『ウルフ』
「変身!!」
『Decide up! Rise.(昇る)Rage.(怒り) Requiem.(悲しみ)仮面ライダー』
その音声と共にアッシュさんは仮面ライダーへと変身する。
容姿は、女性を思わせる体型であり、その両手には銃を構えていた。
「さてっと。
皆、悪いが手を出さないでくれよ。
これは俺の戦いだからな」
「戦いって、サイゾー。
まさか、一人で!
無茶だ、相手は仮面ライダーだぞ」
「そうだな。
けどな、こっちも、覚悟は決めているからな」
そう言い、サイゾーが取り出したのは
「デモンズドライバー、どうして?」
「玉城の爺さんから借りた」
そう不敵な笑みを浮かべながら、その腰にデモンズドライバーを巻き、そのままクワガタバイスタンプを取り出す。
『クワガタ!』
『Deal! Delete up!』
「変身!」
『Unknown.(未知なる)Unlest.(混乱が)Unlimited……(越える)仮面ライダーオーバーデモンズ!』
その音声と共に、サイゾーは、オーバーデモンズへと変身する。
「仮面ライダーに変身できたのか」
「まぁな、けど、こりゃとんでもないなぁ」
そう言いながら、オーバーデモンズの身体に僅かに赤い雷が出る。
「パワーが桁違いだ。
動くのは結構やべぇな!」
「だったら、そのまま!」
そう言い、アッシュさんはサイゾーに向けて、銃口を向ける。
『玄武! ゲノミクス!』
その攻撃に対して、サイゾーはその右腕に盾が出現する。
盾で、アッシュさんから放たれる弾丸を盾で受け止める。
火花を散らしながら、サイゾーはそのまま。
『白虎! ゲノミクス!』
それと共に、サイゾーの脚が虎へと変形する。
同時に走り出す。
迫る弾丸の攻撃を盾で受け止めながら、虎を思わせる俊敏な動きで接近する。
「ちっ!」
アッシュさんはそのまま両手で構えた銃を乱射するが、それをサイゾーは器用に回避していく。
そして、目の前まで迫った瞬間、サイゾーはそのまま近づく。
「これ以上、俺はお前と戦いたくない!」
「あたしだってそうだよ! 何度も言っているだろ!」
そう言いながらも、アッシュさんは銃弾を放ち続ける。
それは、まるで彼女の悲しみの声を代弁するように、
周りに響かせる。
『鳳凰! ゲノミクス!』
対して、サイゾーさんはその背中に鳳凰の翼を広げながら、避けながら、アッシュさんの腕を掴む。
「ならどうして!
いい加減根負けして、はなしてくれねーか!
お前の負い目はなんだよ!」
「ほんとしつこい!
そんなの決まっているだろ!
あんたを裏切って殺した事だ!!」
「俺を殺したのはゼノンだ」
「そんな詭弁だ! 手引きしたのはあたしだ!
あたしは、あんたの言う「光の世界」を信じ切れなかった!
自分の望む世界を追う事を諦めた! サマナーでいる事に逃げたんだ!」
そう言いながら、片手でバイスタンプを、デモンズドライバーに押す。
『Charge! デモンズフィニッシュ!』
その音声と共に、アッシュさんの両手に持つ銃は一体化し、巨大な銃へと変わる。
それを見たサイゾーは
『青龍! ゲノミクス!』
その手に青龍の銃を出現させる。
『More! 玄武! 白虎! 鳳凰! 青龍! デモンズフィニッシュ!』
音声が鳴り響くと同時に、玄武の盾がそのまま地面に、白虎の鉤爪で完全に固定する。
そして、鳳凰の双剣が、青龍の銃と一体化し、まるで巨大な弓になる。
「もう一回、最初からやり直そうよ、アッシュ」
「そんなのっそんなのっ!」
「お前の背負っている奴ごと、
受け止めてやるって言ったろう? だから一緒に戦おうぜ」
だが、それに答える声はない。
代わりに、矢を引き絞った音だけが聞こえてくる。
その目に涙を浮かべながら、彼女はその叫びを放つように放つ。
『デモンズフィニッシュ!!』
その轟音が響き渡れば、周囲の物を吹き飛ばしていく。
吹き飛ばされ、倒れている俺の前に、立ち込める砂煙の中からゆっくりと歩いてくる影が見える。
それは、変身が解かれているアッシュさんだった。
腰に巻いていたデモンズドライバーは壊れているようだったが、無傷だった。
そうして、サイゾーはそのままアッシュに近づく。
「サイゾーっ」
「アッシュ、やり直そう」
そう、サイゾーは彼女を抱き締める。
それに対して、これまで溜まっていた悲しみを吐き出すようにアッシュさんは泣き出す。
「うっうぅ」
アッシュさんはその胸に顔を埋めていた。
デビルライダー達の戦いで描くのは
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王蛇VSカリス
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エターナルVSサソード
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ソーサラーVSオーガ
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デュークVSバロン
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4号VSチェイサー
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パールクスVSBLACKSUN