仮面ライダーキマイラ✕ソウルハッカーズ2 作:ボルメテウスさん
式自身の中にいた悪魔、マイラの存在が発覚した後も、彼らは本来の目的であるミレディとの合流の為に動いていた。
ファントムソサエティを裏切った彼女を保護する為に向かっていた。
道中ではファントムソサエティ達の襲撃があるも、基本的にはリンゴとアロウの二人が対応していた。
その理由としては、仮面ライダーの変身に体力を非情に使う為である。
だからこそ、式はある意味、切札のような存在として、体力を温存していた。
そうして、彼らが辿り着いた先で見たのは
「ミレディ!」
そこには既に頭から血を流した女性と、それを行ったと思われるラッパー風な男性がいた。
「これは穏やかじゃないね」
そうリンゴはその光景を見ながら言う。
冷静に見つめながら。
「Yo,Man! YoYo! アロウちゃーん! お前、なーんで生きてんの?」
「R.S」
「駄目駄目じゃーん、一回死んだ奴がまだ出てきたちゃ」
「なんか色んな意味でヤバそうな奴が出てきたけど、……誰?」
「正直、色々な意味で危なそうな人だと思うけど」
アロウは既に知っている様子だったが、それに対してリンゴと式は同時に疑問をぶつけるようにアロウに目を向ける。
「R.S.ファントムソサエティのデビルサマナーだ。
気をつけろ、奴もおそらくは」
「Hey、勝手に言うなよ。
そんなお前にはこれをプレゼントだぜぇ」
【プレシオ】
R.S.は自身にバイスタンプを押し込む。
それと共にバイスタンプから飛び出た契約書は、そのまま巨大な一枚の紙へと変わると共に、そのまま海へと落ちる。
それと共に巨大な水飛沫と共に現れたのは、人間を簡単に飲み込める程の巨大なデットマン、プレシオ・デットマンだった。
「これは結構厄介そうだね、援護は必要かい、式?」
「正直、不安だけど、やるしかないだろ」
「それじゃ、頼むよ。
その代わり、こっちは私達に任せなさい」
そのリンゴの言葉を聞くと共に、式はすぐにキメラドライバーとツインキメラバイスタンプを取り出し、構える。
「バイスタンプに、ドライバーだと!?」
その正体を見ると、R.S.は驚きで目を見開くが、そんなR.S.を無視して、式はツインキメラバイスタンプをキメラドライバーに装填し、走る。
「変身!!」
『スクランブル! キングクラブ! クロコダイル! 仮面ライダーキマイラ! キマイラ!』
ベルトから鳴り響く音声と共に、式は仮面ライダーキマイラへと変身すると共に、彼の相棒である悪魔のマイラはそのまま式はクロコバスターとキングハンマーを握る。
「仮面ライダーっ」
R.S.はその姿を見て、放心している間に、式はそのまま跳び上がる。
仮面ライダーに変身した事によって、驚異的な身体能力を得た式には簡単な事だった。
それと共に、手に持ったクロコバスターの銃身を真っ直ぐとプレシオ・デットマンに向ける。
同時にクロコバスターから放たれる銃弾はプレシオ・デットマンに襲い掛かる。
「ちっ、例え、仮面ライダーだとしても、やれっプレシオ・デットマン!!」
R.S.はそうプレシオ・デットマンに指示をすると、それに従うように口から強力な水鉄砲を式に向けて放つ。
空中で軌道を変えられない中で、クロコバスターの引き金を引く。
同時にクロコバスターから出る衝撃で、迫り来る水鉄砲の攻撃を避ける。
「はああぁぁぁ!!」
同時にその勢いのまま手に持ったキングハンマーをプレシオ・デットマンの頭に叩き込む。
クラブハンマーからの強烈な衝撃に、一瞬プレシオ・デットマンは怯むも、すぐに反撃として再び水鉄砲を放つ。
それを何とか避けながら、今度はクロコハンマーを振り下ろす。
しかし、それも避けられてしまうが、それと同時に背後からは大量の水が式に向かって飛んでくる。
それに気付いた時にはもう遅く、そのまま式の体は吹き飛ばされてしまう。
「ぐっ」
同時にプレシオ・デットマンはそのまま口を大きく開くと共に、式を喰らい、そのまま水中へと吸い込まれる。
「式!」
「まさかね」
水中に吸い込まれた事に動揺するアロウと共にリンゴもまた目を見開いていた。
「ふふっ、これで仮面ライダーもお終いだな」
それと共にR.S.もまた、その拳をリンゴ達にたたき込めようとした。
「知らないの、仮面ライダーのお約束を」
「お約束?」
だが、それはリンゴが不適な笑みと共に、拳は避けられ、同時に手に持っていた刀を振り上げる。
「ピンチになれば、逆転するという事を」
そんなリンゴの言葉と同じ時、水中に吸い込まれていた式はその手にあるバイスタンプをそのままキメラドライバーに装填していた。
『スクランブル! シャチ! アンモナイト! 仮面ライダーキマイラ! キマイラ!』
そう、キメラドライバーから鳴り響くと共に、式の両手にあったクロコバスターとキングハンマーは二つの刀、オルカセイバーとアンモケンへと変わる。
「式さん、今、お助けします!!」
二つの武器へと形が変わったマイラはそのまま式を噛んでいるプレシオ・デットマンの胴体を斬る。
その痛みに、一瞬、口を大きく開いたプレシオ・デットマンに対して、式は蹴り上げると共に、両手に導かれるようにオルカセイバーとアンモケンを手に持つ。
「おぉ、水の中で息ができる。
リンゴの言っていた通りだな」
そう、戦闘前に渡された水中戦に特化したバイスタンプであるオルカナイト。
その力によって、水中にいながら、自在に動ける事に式は笑みを浮かべる。
「そう関心している場合じゃないですよ。
敵はすぐに来ますよ」
「あぁ」
マイラの言葉を聞くと共に、再びこちらに迫っているプレシオ・デットマンに対して、式はすぐに構え、迎え撃つように泳ぎ出す。プレシオ・デットマンが放つ水の弾丸を避けながら、接近し、そして二振りの剣を振るう。
しかし、それはプレシオ・デットマンが持つ尻尾により防がれてしまう。
だが、それでも攻撃の手を止めず、式は何度も斬りつける。
それに対して、プレシオ・デットマンはその爪で対抗するが、すぐに後ろへと下がる。
しかし、水中なのに、かなり身軽な動きで式はその攻撃を避け、逆に攻撃を仕掛けていく。
その姿はまるでシャチのように力強く、それでいてしなやかな動きを見せており、徐々にではあるが、プレシオ・デットマンは追い詰められていた。
「一気に決めるぜ!!」
同時に、キメラドライバーに手を伸ばして、そのまま操作する。
『シャチエッジ!』
その音声と共に式の周りにシャチのエフェクトが現れる。
そのシャチのエフェクトと共に、式は真っ直ぐとプレシオ・デットマンに向かって、回転しながら、その剣をたたき付ける。
その回転はまるで、シャチが獲物を食い千切るような勢いであり、そのままプレシオ・デットマンに襲い掛かる。
それに対して、プレシオ・デットマンは抵抗する事ができず、そのまま真っ二つに切り裂かれる。
同時にプレシオ・デットマンの姿は消えていく。
「なっ、まさか、デットマンがっ倒され」
「油断大敵っと!!」
その言葉と共にR.S.と戦っていたリンゴは、その手に持っていた銃でR.S.を吹き飛ばす。
「ふぅ、なんとかなった」
そう言いながら、式はそのまま地上へと戻ってくる。
「んっ?」
そうした式の前にはどこかリンゴと似た容姿をした紫色の髪をした女性があり、彼女の前には黄色い蛇のような物が吸い込まれていた。
「えっと、誰?」
「フィグ!」
同時にその女性を呼びながら近づいてくるリンゴを見て、式は少なくとも敵ではないと思い頷く。
「フィグ、大丈夫なの!」
「今の所は以上は見受けられません。
胸の部分が熱く、不思議な気分です」
「良かった」
その一言にリンゴはそのまま安堵するように呟く。
「君は味方で良いんだよな?」
「はい、Aionのフィグと申します。
リンゴと共々よろしくお願いします。アロウ。
それに式にマイラ」
「よろしく、フィグ」
「俺からもよろしく」
「失礼、お嬢さん。
さっそくお願いですが「ふんっ!」あ~れ~」
マイラが何か言おうとした瞬間、式は勢い良く、マイラを空の彼方へと飛ばす。
「えっと」
「気にしないでくれ」
「マイラは式の正直な気持ちだからねぇ」
「その、そう言われると恥ずかしい」
リンゴはそうからかうように笑みを浮かべながら、そのまま言う。
「とにかく、今はこっちが先決ね」
その言葉と共にリンゴが目を向けたのは、既に死亡してしまっているミレディだった。
「プロテクト、限定解除。
私はリンゴ。Aionからの情報を伝達するね。
今回の情報は、仮面ライダーキマイラ。
50年前、ジョージ・狩崎が作り出した仮面ライダー。
その性能はかなりあるようで、フェーズ2クラスのデッドマン程度ならば難なく撃破できるレベルの戦闘能力は確保されており、それまでギフの遺伝子や戦闘経験もなかった人物達は初陣にしてデッドマンや悪魔を倒す戦果を残しているらしい。
そんな彼らとは違って、ギフの遺伝子を持つ式はある意味、キマイラの本来の能力を発揮できるようだけど、キマイラにはまだ次の形態があるようだねぇ」
デビルライダー達の戦いで描くのは
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王蛇VSカリス
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エターナルVSサソード
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ソーサラーVSオーガ
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デュークVSバロン
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4号VSチェイサー
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パールクスVSBLACKSUN