仮面ライダーキマイラ✕ソウルハッカーズ2 作:ボルメテウスさん
ナナを無事に説得し、俺達が向かった先。
そこは、何時もの溜まり場となっているBarヘイズルーン。
「ふぅ、美味しかった」
「相変わらず、凄い食欲だ」
俺はそう言いながら、目の前に積み重ねられた皿の山を見て、思わず呟いてしまう。
「これも、たぶん。
ロストナンバーに関係していると思う。
悪魔のエネルギーの消費が激しいから」
「そうなんだ。
そう言えば、結局は分かったの。
ロストナンバーが生み出された意味は」
それは、戦いが終わった後、リンゴが見つけた日誌。
そこに書かれていたナナの父親だと思われた人物が残されていた事。
「父さん、あたしたちを「人の知性と心」と「悪魔の強力無比な能力」を備えた、なんかすごい存在にしたまったみたい」
「それが、ナナが作り出された理由なのか」
「うん。
父さんは、昔、それを見た事があるから、それを実現させたいと思ったらしい」
「昔見た事がある。
それって」
「うん。
仮面ライダー」
その言葉と共にナナは頷いた。
「父さん、子供の頃に助けられたみたいなんだ。
物心もついているかどうかも分からない昔に」
「それって、もしかして50年前の?」
その時期は、確かギフによる人類抹殺が行われていた時期。
「その時に、父さんが聞いたんだ。
仮面ライダーの中で最も強いリバイス。
その変身者は、大切な家族を守る為に記憶を失いながら、戦ったらしい」
「記憶をか」
それは、確かに聞いた話だ。
一輝爺ちゃんは、自身の悪魔であるバイスと契約し、その代償として記憶を無くしていく。
「その時、とても悲しそうだった。
けど、確かに最後まで戦い抜けたのは、大切な記憶を作り出した家族を守る為。
だから、父さんは、そんな記憶を私達に与えたんだと思う」
「・・・もしかしたら、これまで倒したロストナンバーにも、それぞれ記憶があったかもしれないね」
「うん。
今は、彼らは私の中にいる。
戦いの中で、いなくなっても、ロストナンバー同士が喰らっていたから」
「そうなのか」
これまで戦ったロストナンバー達が消えた。
それは、もしかしたら消えた彼らが互いに強くなる為に、吸収していた結果かもしれない。
「だから、私はこれからも想い出を沢山作る。
そして、その想い出を他のロストナンバーにも作れるようにする。
そうしたら、きっと皆優しくなるかもしれない」
そう言ったナナはどこか笑みを浮かべていた。
「そしたら、ナナは家族の長女。
お姉ちゃんという訳か」
「お姉ちゃん。
私が」
「へぇ、ロストナンバーの家族。
それって、結構頼もしいかもね」
確かに、あの戦いの中で、ロストナンバー達は強かった。
しかし、誰もが凶暴性があり、とても危険だった。
そんな彼らが、本当の意味で団結し、想い出を持ち、優しさがあれば。
「それはきっと、ナナのお父さんが目指そうとした仮面ライダーになれるかもしれないね」
「仮面ライダーか。
まだ、いまいち実感できないかも。
けど、うん」
それと共にナナは頷く。
「目指してみるよ。
仮面ライダーに。
お父さんが目指したかった先に」
デビルライダー達の戦いで描くのは
-
王蛇VSカリス
-
エターナルVSサソード
-
ソーサラーVSオーガ
-
デュークVSバロン
-
4号VSチェイサー
-
パールクスVSBLACKSUN