仮面ライダーキマイラ✕ソウルハッカーズ2   作:ボルメテウスさん

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しあわせ湯は謎深く

 目が覚めたミレディ。

 

 最初に彼女が行ったのは、自身の武器を手に持ち、そのまま構える事だった。

 

 リンゴのソウルハックによって生き返った彼女はそのまま周りを警戒するように少し睨んだ後、そのままその手に持った武器を仕舞う。

 

「Aionっていうのがテクノロジーから生まれた人外の存在だっていうのは理解したわ。

 

 私を生き返らせた事もね」

 

 武器を仕舞うと共に、そのまま彼女はリンゴを見つめながら、先程までの状況を確認するように呟く。

 

「だけど、どうしてここにあなたがいるのかしら。

 

 それに」

 

 そう言いながら、リンゴを見つめた後、そのまま式を見つめる。

 

 未だに、キマイラに変身したままという事もあっての警戒なのか、それとも全く別の事なのか。

 

「彼の事が気になる? 

 

 まぁ、彼は味方だよ、五十嵐式。

 

 私達の味方で、仮面ライダーキマイラだよ」

 

「キマイラね」

 

 ふと、キマイラの名前を呟き、確認するように言う。

 

「まぁ良いわ。

 

 それで、そっちにいるのはファントムの追っ手という事かしら?」

 

 そう、次に目を向けたのは、アロウだった。

 

「待ってくれ! ミレディ! 

 

 俺達はファントムの追っ手じゃない、あんたを保護しに来たんだ!」

 

「はぁ? どういう事?」

 

「えっと、俺、本当はヤタガラスで、ファントムに潜入していただけなんだ。

 

 彼女達は俺に協力してくれたんだ」

 

「ヤタガラス? 

 

 じゃあ、どのみち敵じゃない。

 

 そっちのキマイラも、どうせBLUE BIRDでしょ?」

 

「いや、その、俺はリンゴからの協力を頼まれて、そのまま成り行きで」

 

「彼、結構お節介でね。

 

 実のところ、これまで出会った中では特にお気に入りなんだ」

 

「えっ、お気に入り!」

 

 リンゴの言葉を聞いて、式は思わず驚いてしまう。

 

「あぁ、なるほど。

 

 キマイラだっけ、あんた、恋愛経験ほとんどないでしょ」

 

「えっ、なぜそれを」

 

 式の言動を聞いて、ミレディは呆れたように言った。

 

「へぇ、そういうのは詳しいんだ。

 

 というよりも、さっきので、なんで恋愛に繋がるの?」

 

「……私から言うのも面倒だから、嫌よ」

 

「「???」」

 

 その事に、2人は同時に首を傾げる。

 

「けど、どっちにしても、このままじゃ、ミレディさんはまた襲われるだろ。

 

 それに、さっき、フィグさんの中に入った奴も気になるし」

 

「コヴェナントが、この子にねぇ」

 

「また、よく分からない単語が」

 

 そう、式は頭を抱えてしまう。

 

「まぁ、どちらにしても、早くここから移動しよう。

 

 おそらくは奴らもまた来るでしょ。

 

 安全な所はあそこかな」

 

「どこか心当たりがあるのか?」

 

「ある意味ね。

 

 なんだって、BLUE BIRDに最も関係がある施設だからね」

 

「あの組織ね。

 

 正直、あそこの爺さんには煮え湯しか飲まされてこなかったけどね」

 

「爺さん?」

 

「五十嵐大二よ」

 

「大二って、確か情報を集めていた時に聞いたけど、フィグは知っている?」

 

「一応は」

 

「五十嵐大二。

 

 現在のBLUE BIRDの最高司令官と同時に最強の戦力。

 

 悪魔をその身に宿し、日本でも最強の1人。

 

 葛葉と並ぶ英雄だと聞いている」

 

「その人の実家よ。

 

 あそこを襲撃するのは、今度はやらないでしょうねぇ」

 

 そう悪い笑みを浮かべるリンゴは呟く。

 

「それで、そっちの式という子はもしかして、その爺さんの孫な訳?」

 

「いや、親戚かな。

 

 俺の爺ちゃんの弟だと聞いていて」

 

「……もっとやばい奴じゃない」

 

「えっ?」

 

 ミレディはそう言うと共に苦い顔をした。

 

「それで、ミレディ。

 

 一緒に来てくれるのかな?」

 

 そう、リンゴは再度問いかける。

 

「分かったわ。

 

 元々、選択肢はないようだし。

 

 何よりも、その話を聞いた以上は放っておく事もできないようね」

 

「へぇ、どういう事かしら?」

 

 ミレディはそのまま式を再度見つめる。

 

「その子が、仮面ライダーリバイスの変身者である五十嵐一輝の孫というならば、私の目的を達成する為の役に立ちそうだから、という意味かしら」

 

「目的?」

 

「とりあえず、交渉成立という事かしらね。

 

 それじゃ、さっそくしあわせ湯に帰ろっか。

 

 汗も流したし、なんだか、あの銭湯にも、もう一回入ってみたいし」

 

「リンゴ、まさか、あなた任務中に銭湯に入ったの!」

 

「まぁ、フィグ、そう硬くならないで。

 

 ほら、ミレディも」

 

「はぁ、まぁ良いわ。

 

 この血を洗い流したい所だったし、丁度良いわ」

 

 そう言いながら、目的地であるしあわせ湯に向かう事になった。

 

「それにしても、大丈夫なのか、こんなに大量に来て」

 

「いやぁ、実は少し前に悪魔に襲撃があってね。

 

 残念ながら、しばらくは休業する事になって」

 

 道中、そのままリンゴ達3人とは別に、式とアロウもまた話し始める。

 

「そうなのか、それは災難だったな」

 

「まぁね、けど、そうも言っていられないしな。

 

 けど、リバイスか」

 

 その言葉と共に、式はそのまま首を傾げる。

 

「やはり、自分の祖父が仮面ライダーリバイスと聞いて、驚いているか?」

 

「まぁね、大二爺さんや桜婆ちゃん、それに曾爺ちゃんも仮面ライダーだって聞いていたからな」

 

「そうだったのか。

 

 という事は、祖父が仮面ライダーだっていうのは」

 

「知らなかった。

 

 というよりも、あれはたぶん」

 

「んっ?」

 

 そう、式が少し言葉を詰まらせると、アロウは少し疑問に思う。

 

「なんでもないって!!」

 

「んっ、どうかしたか?」

 

「すっかりと、とんでもない事を忘れていた!!」

 

「どうかしたのか?」

 

「曾爺ちゃんのベルト、そう言えば、俺の家にあったの、忘れていた!!」

 

「なっ「それって、本当なの!!」うわっと」

 

 そう、式の言葉にいち早く駆けつけたのはリンゴだった。

 

「あそこに、まさかベルトがあったなんて」

 

「そもそも、現状、ベルトって、どれぐらい残っているのかしら?」

 

「ファントムソサエティの襲撃で、確かに量産型ベルトのほとんどは破壊された。

 

 けど、現在、残っている限りだと、大二指令が持つツーサイドライバー、桜さんの持つリベラドライバー、オリジナルのデモンズドライバー。

 

 これらのドライバーの所在は分かっていたが、まさかデストリームがそんな近くにあるなんて」

 

「けど、それを手に入れた所で、どうするつもりなの? 

 

 まさか、私達が変身するのかしら?」

 

「それは無理かな。

 

 現状、残っているライダーシステムのドライバーはどれもこれもが変身者に対する要求があまりにも高すぎる。

 

 それを達成できる五十嵐家は本当にとんでもない存在だよ」

 

「だとしても、手に入れて、どうするつもりかしら?」

 

「まぁ、それは今後のお楽しみという事で。

 

 とにかく、銭湯の楽しみと共にどうやら、しあわせ湯に向かう目的ができたようだね」

 

 




「プロテクト、限定開放。
私はリンゴ、Aionの情報からちょっとした物を紹介するよ。
シーケンス・スタート。
あれ、この情報は一体?
あれはベルトで、見たことないライダーだけど、もしかして。
あぁ、やっぱり、これは仮面ライダーギーツだね。
仮面ライダーリバイスが活躍した後に現れた謎の白い仮面ライダー。
どうやら、《理想の世界をかなえる権利》が得られるデザイア・グランプリに参加するらしい。
まさか、こんな事が起きていたとは、驚きだよね。
彼らの活躍は、9月4日から見れるそうだから、気になる人は見ると良いよ。
そして、どうやらこの作品の作者と関係が深いガンダムラザーニャさんの所でも、ギーツに関する小説が始まるらしいよ。
良かったら、ギーツを見終わったら、遊びに行ってみてねぇ」

デビルライダー達の戦いで描くのは

  • 王蛇VSカリス
  • エターナルVSサソード
  • ソーサラーVSオーガ
  • デュークVSバロン
  • 4号VSチェイサー
  • パールクスVSBLACKSUN
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