仮面ライダーキマイラ✕ソウルハッカーズ2   作:ボルメテウスさん

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ドライバーの力

 あれから、俺達はしあわせ湯に辿り着く。

 

 そこで俺達はこれからの目的であるコヴェナントについてを聞いていた。

 

 太古より人の魂の間に引き継がれてきた強大な力。所持者は様々な恩恵を受けることができるらしく、何かしらの才能を開花させ、歴史の表舞台に立つ者も多い。見た目は光り輝く蛇のようで、普段はその姿は見えず、所持者が死亡するとその体から這いずり出る。

 

 全部で5つのコヴェナントが存在し、そのすべてが集まると大いなる存在が降臨するとされている。

 

 現在、そのコヴェナントの5つの内、既に2つはファントムソサエティの手にあり、こちらにあるコヴェナントはフィグさんの身体の中にある1つしかない。

 

 だからこそ、次のコヴェナントの持ち主を探し出す必要があった。

 

 そんな中、俺達は昔、曾爺さんが使っていた部屋を探っていた。

 

「ようやく、見つける事ができたよ」

 

 そう言いながら、リンゴは見つけ出す事ができたベルトを見ながら呟く。

 

 曾爺ちゃんの遺品として、残されていたそれを見ていた。

 

 元々、動画投稿を行っていた曾爺ちゃんが残していた遺品の多くは当時の家族写真などしかなかった。

 

 しかし、そんな写真に囲まれるように一つのベルトがポツンっと置かれていた。

 

「これが、仮面ライダーのベルト」

 

「うん、間違いないね。

 

 デストリームドライバー。一番最初に作られたベルト、ベイルドライバーを改造して作られたベルトだね」

 

「では、少し失礼」

 

 そう言うと共に、フィグさんはそのまま受け取ったデストリームドライバーをしあわせ湯に設置されているパソコンに繋げると共に、操作を行い始めた。

 

「何をしているんですか?」

 

「デストリームドライバーにあるデータを元にCOMPに新たなシステムを形成しています」

 

「新たなシステムだって?」

 

 その言葉にアロウは疑問に思いながら、尋ねる。

 

「今、私やアロウ、それにミレディが使っているAion式召喚術とは別にドライバーの中にあるシステムを利用した新たな召喚方法ができるようにするの」

 

「それは一体?」

 

 そうしている間にも、フィグさんは既に作業を終えたのか、そのまま画面を見せる。

 

「仮面ライダーデストリームは、これまで配備されていた量産型ドライバーの一つの完成形でもあるだ。

 

 デストリームは生物の能力を基に体の一部を変化あるいは武装化した「ゲノムモジュール」を展開する事ができるんだ」

 

「武装化、つまりは」

 

「そう、悪魔を武装化する事ができる」

 

 それは、確かにとんでもないシステムかもしれない。

 

「それにしても、このドライバーは果たして使えるのかしら?」

 

「あぁ、一応は使用できるけど、おすすめはしないよ」

 

「というと」

 

 同時にリンゴはそのままフィグに目を向けると共に画面に映されたのは、何かの戦闘映像だろう。

 

「このベルトを使って変身する仮面ライダーデストリームは悪魔の力を使わずに超人的な力を発揮できる反面、変身者には計り知れない負荷がかかる。

 

 過去にも、数多くの変身者がこのベルトでの変身に挑戦したみたいだけど、誰もが変身できなかった」

 

「それで、変身ができたのが、五十嵐元太という訳ね」

 

「あぁ、なんたって、彼が全ての始まりであり、彼がいなければ、おそらくは世界は終わっていただろうね」

 

「そういう意味では私にとっては恨むべき相手でしょうけど、今は良いわ」

 

 そうミレディは呆れたように呟く。

 

「とにかく、まずは便利そうなシステムは手に入れる事ができたけど、これ以外はどうなの?」

 

「そうですね、ゲノムモジュールは身体の一部と完全に一体化している事もあり、負荷はかなり大きい様子です。

 

 ですので、できればこれ以外のベルトが必要です」

 

「というと?」

 

「デストリームドライバーと同じようにゲノムモジュールを使用していたオリジナルのデモンズドライバー、完全な武器にするリベラドライバーとウィークエンドライバー。

 

 そして、悪魔をその身に宿して、より戦闘能力を高める事ができるツーサイドライバーが理想的ですね」

 

「あれ、リバイスのベルトは」

 

 数々のベルトを言っていく中で、ふと一番肝心なドライバーがない事に気づき、思わず尋ねる。

 

「リバイスドライバー。

 

 確かに、悪魔を仮面ライダーに変える事ができますが、同時に他のドライバーと比べても、悪魔を制御する面では一番不安があるドライバーでもあります」

 

「それ程なのか?」

 

「えぇ、何よりもリバイスドライバーは現在は行方は分かっていません」

 

「けど、今、できるだけの準備はできたから良しとしよう」

 

 それと共に、再び向き合う。

 

「それで、次の目的は確か」

 

「コヴェナントの持ち主だっけ?」

 

「えぇ、その持ち主に会いに行く。

 

 名前は確か」

 

「サイゾー」

 

 そう、次に会うべき人物を話題に出した。

デビルライダー達の戦いで描くのは

  • 王蛇VSカリス
  • エターナルVSサソード
  • ソーサラーVSオーガ
  • デュークVSバロン
  • 4号VSチェイサー
  • パールクスVSBLACKSUN
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