仮面ライダーキマイラ✕ソウルハッカーズ2   作:ボルメテウスさん

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第60話

ギファードレックスバイスタンプを確かに受け取る事ができた。

 

しかし、それだけでは、未だに本来のアルティメットの力を発揮する事ができない。

 

それが、どうすれば良いのか、俺達には分からない。

 

「そういう意味では、今は本当に不便で仕方ないよね」

 

「あぁ」

 

そう、これまではAionの予測のおかげでなんとかできた部分が大きかった。

 

だからこそ、これから、どうすればアルティメットの力を手に入れるのか、それが分からなかった。

 

何よりも分からないのは。

 

「なんで片方だけ」

 

本来ならば、二つで一つであるはずのギファードレックスが、今は片方だけ。

 

それを、意味するのは一体何なのか。

 

『式』

 

「マイラ?」

 

そう悩んでいると、マイラが話しかけてきた。

 

『ギファードレックスは、きっかけに過ぎない。

これまでの経験もそうだが、何よりも今は本来だったら二つで一つが片方が欠けている。

それは、どこか重ならないか』

 

「重ねる」

 

それの意味を、俺はゆっくりと見つめる。

 

隣にいるリンゴは未だに困惑が多い。

 

それこそ、生まれた時から一緒にいたフィグがいなくなった。

 

そして、おそらく彼女が見ただろう予知は、そのフィグが世界を滅ぼす予言。

 

それを止める為にはフィグと戦うしかない。

 

俺もまた、フィグと戦うのは嫌だった。

 

リンゴが初恋の相手だとしたら、フィグは初めて俺の事を好きになってくれた人物。

 

そんな相手と戦うのは、嫌に決まっている。

 

「そうか」

 

なんとなくだが、分かった気がする。

 

そして、それが正解かどうかも分からない。

 

けど。

 

「リンゴ」

 

「どうしたの?」

 

「これが答えかどうか、分からない。

けど、聞いてくれるか?」」

 

「答え?

それは一体何の「俺、リンゴの事が好きだ」・・えっ?」

 

俺の言葉を聞いて、リンゴは一瞬止まる。

 

「この緊急事態に何を言っているの」

 

「だからこそ、なんだ。

これが答えかどうかも分からない。

けど、俺はリンゴが好きだ。

だけど、同時にフィグの事も好きになってしまったんだ」

 

「それって、結構最低な発言かもしれないよ」

 

「それは、まぁ、分かっている」

 

正直に言い、ジト目で言われるリンゴに俺は正面から見る事はできない。

 

それでも。

 

「それでも、俺はフィグを助ける理由には十分なんだ。

フィグが好きだ。リンゴが好きだ。

好きなリンゴがフィグを助けたい。

だから、俺は戦う」

 

「いつものお節介」

 

「いや、俺の我が儘」

 

そう、俺は思わず言う。

 

それに対して、リンゴは思わず笑みを浮かべる。

 

「本当に予測できないね。

こんな、馬鹿げた予測、Aionでもできないかもしれないよ」

 

そうリンゴは言う。

 

「けど、だったら問題ないよ。

私とフィグは所詮人間じゃない。

だからこそ、人間のように二人だけという関係じゃなくても問題ない」

 

それと共にリンゴは俺を正面から見る。

 

「式、私は恋愛に関してはほとんど素人だ。

そんな私の事が好きだったら、お願い。

一緒に、フィグを助けて」

 

「あぁ、勿論」

 

その言葉が合図だったのか。

 

ギファードレックスバイスタンプが光る。

 

それがどういう意味か分からない。

 

だが、自然と、俺は、リンゴは、重ねる。

 

光は緑と紫を交差させながら、生まれ変わる。

 

それと共にギファードレックスバイスタンプは、新たな姿へと変わる。

 

「もしかしたら、これかもしれないね。

キマイラの、私達の究極の力は」

 

「あぁ、俺達のアルティメットは、これだ」

デビルライダー達の戦いで描くのは

  • 王蛇VSカリス
  • エターナルVSサソード
  • ソーサラーVSオーガ
  • デュークVSバロン
  • 4号VSチェイサー
  • パールクスVSBLACKSUN
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