仮面ライダーキマイラ✕ソウルハッカーズ2 作:ボルメテウスさん
フィグがいると思われる場所である24区画都庁ビル。
その場所ははっきりと言えば、異常ともいえる空間だった。
まるで、海の中に入っているような異常な光景に、俺達は確かに驚きを隠せなかった。
だけど
「まぁ、今は関係ないよね」
そう、リンゴは特に気にした様子もなく、言う。
「いや、明らかに異常だろ、これは」
アロウは、そんなリンゴの言葉に対して、思わず声を出してしまう。
「今のフィグは、既に5個のコヴェナントを集めている。
だったら、どんな事が起きても可笑しくないよ。
何よりも、今の私達が行うべき事は決まっているから」
そうリンゴは俺の方へと目を向ける。
「あぁ、そうだな。
例え、この空間が異常だとしても、誰が止めようとも。
俺達の目的は変わらない」
「どうやら、少しは覚悟はできたようね」
俺の言葉に対して、ミレディは微笑みながら言う。
「まぁね、それに告白の答えを言わないで死ぬのも嫌だからね」
「告白って、お前らそういう関係なの」
俺の一言に一番驚いたのはサイゾーだった。
まぁ、それに関しては。
「そこは正確には、私達だけどね」
「えっ、どういう事、まさかの三角関係!リアルで見たぜ」
「そういう事。
だから、一気に行くとしますか」
その言葉と共に、24区画都庁ビルを突き進む。
今回の一件は、ヤタガラスも、ファントムソサエティも、そしてAionも立ちはだかった。
道中の戦いは確かに激しかった。
それでも、今の俺達にとって、大事な目的の前では、そんなのは関係なかった。
やがて、辿り着いた先。
そこにいたのはフィグだった。
その雰囲気はこれまでの雰囲気とは一変していた。
「随分とイメチェンしたみたいで。
新しいドレスの着心地は?」
そう、これまで通りの軽口でリンゴはフィグに話しかける。
生まれてからずっと過ごしてきた彼女は、まるで普段通りに話すように言う。
「こんな所まで、何をしに来たんですか?」
「話をしに来た」
それと共にリンゴははっきりと、その目的を言う。
「今更何を」
リンゴの言葉に対して、フィグは呆れたように言う。
「フィグ、教えてくれ、君は何をしようとしているんだ!!」
だが、それに対して、疑問に思うように、アロウは叫ぶ。
それに対してフィグはゆっくりと、その重い口を開く。
「戦いを終わらせます」
「っ!」
その言葉を、事前にある程度予想していた。
だが、それと共にフィグの言葉が続く。
「全人類にソウルハックを行い、終わらない戦いを全て、終わらせます」
「どういう事だよ!ソウルハックは死者を蘇らせる力だろ」
それは、ソウルハックで確かに生き返ったアロウだから言える言葉だ。
だが
「いいえ、ソウルハックはその先があるのです」
「人の魂のあり方を書き換える力」
「ソウルハックとは、人の魂に介入し、文字通り斬り刻み、そのあり方を別物に作り変える為の技術なのです。
「作り変えるだって!?」
それには、サイゾーは驚きを隠せなかった。
やがて、話は続く。
フィグが行おうとした事。
コヴェナントの人の魂に引き寄せられる力。
それをデータ通信を0にする事ができるバニシングシステム。
そして、ソウルハックの力。
それらを合わせて、全人類を書き換える事。
それが、フィグが考えた、平和にする為の考え。
「この戦いを通して、私は確かに人の素晴らしさを知りました。
だけど、それ以上に、人は互いに傷つける。
そして、それはいずれ、あなたを簡単に殺す事になる。
私は、それが嫌なんです」
その視線は俺に向けた。
「あなたは、観測してきた多くのライダーと同じ運命を辿ります。
仮面ライダーは、その命を賭けて、人々の平和を守ります。
だけど、人々の意識を変えない限り、仮面ライダーの戦いは終わらない。
そして、あなたはその先で、いずれ死んでしまう。
仮面ライダーがどんな絶望的な未来を変えられるとしても、どんな希望的な未来も潰れる可能性もあるっ!
私はっそんなのっ」
「だとしても、俺はそんなのお断りだ」
同時に俺はキマイラドライバーを腰に巻く。
「何よりも、もっと良い方法があるはずなのに、それを諦めるなんて、俺は嫌だ。
だから」
「私達で、止める」
それと共にリンゴもまた、それを取り出す。
「それはっ」
「リバイスドライバー。
お爺ちゃんから借りちゃった」
そう、リンゴは、その腰にリバイスドライバーを巻く。
同時に俺達が取り出したのは、新たな姿を得たギファードレックスバイスタンプ。
それを俺とリンゴは同時に外し、構える。
『『ソウルキマイラ!』』
そのまま俺はそれぞれのドライバーに装填する。
同時に現れたのは、ワニと蟹。
そして、ティラノサウルス。
その三体が合わさったキマイラであり、俺達が構えながら、ゆっくりと声を出す。
『『ビッグバン!Come on!ソウルキマイラ!』』
「「変身!」」
『『アルティメットアップ!あふれ出す熱き情熱!Overflowing Hot passion!一体全体!表裏一体!宇宙の力は無限大!ソウル!キマイラ!』』
鳴り響く音声。
それと共に、俺達の姿は変わる。
リンゴの緑、フィグのピンク。
キマイラの特徴であるオレンジ。
それらが合わさったアーマーが形成され、そのまま装着される。
その姿は、まるでアルティメットリバイを思わせる姿であり、俺は男、リンゴは女だと分かりやすい特徴があった。
この姿こそが。
「仮面ライダーアルティメットキマイラ」
「仮面ライダーアルティメットソウル」
「「二人で、仮面ライダーアルティメットソウルキマイラと言った所だね」」
デビルライダー達の戦いで描くのは
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王蛇VSカリス
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エターナルVSサソード
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ソーサラーVSオーガ
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デュークVSバロン
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4号VSチェイサー
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パールクスVSBLACKSUN