仮面ライダーキマイラ✕ソウルハッカーズ2   作:ボルメテウスさん

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第63話

24都庁ビルでの戦いの後、フィグと切り離された事でAionはなんとか復旧する事ができた。

 

Aionはフィグが行った事を不問とした。

 

それは、「フィグもまたAionの一部」だかららしい。

 

同じAionから出た考えであるなら、どのようなものであれ、尊重されるべきという事らしい。

 

そして、Aionはリンゴ達からフィードバックされた経験の元である結論を出した。

 

それは自らの存在を人間社会に公開する事にした。

 

それは、これまで人間とあまり干渉してこなかったAionにとって、これは一大決心と言えるだろう。

 

だけど、Aionはリンゴ達と通じて、人間は色々な物に囚われていた。

 

クオリアに、人間関係に、過去に、未来に、現在に。

 

そんな多くに。

 

それらはきっと、大切な事でもあった。

 

人間は1度立ち止まる事もある。

 

進めなくなった時に、戻るかもしれない。

 

だけど、それはまたきっと、前に進む為に必要な事だ。

 

家族が。

 

戻りたいと思える場所があれば、人間はきっと進める。

 

例え、いなくなっても。

 

記憶の中の彼らが受け入れてくれる。

 

そして、進んだ先にも。

 

待ってくれる家族がいる。

 

「なんて、湿っぽい事を考えていない、式」

 

そう言いながら、ソファに座っている俺に対して、陽気に話しかけるリンゴ。

 

あの戦いが終わってから、アロウ、ミレディ、サイゾーは各々の場所へと向かった。

 

これまでのように、このしあわせ湯で過ごす必要は無くなったからだ。

 

それぞれが、新たな居場所を目指す為に。

 

そして、リンゴとフィグは。

 

「それにしても、この銭湯。

コヴェナントを巡る戦いの時にはじっくりといませんでしたが、良い場所ですね」

 

2人はこのしあわせ湯に住んでいる。

 

その理由も、Aionとしては、より多くの人間を見れる場所だから。

 

人間の負の側面は、コヴェナントを巡る戦いにおいて、多く見てきた。

 

だけど、それだけでは分からない事が多い。

 

ヤタガラスも、ファントムソサエティも関係ない。

 

普通の人々の幸せは何なのか。

 

それを知らなければ、本当の意味で未来へ、一歩進む事ができない。

 

だからこそ、多くの人々の幸せが集うだろうしあわせ湯に住んでいる。

 

まぁ、それもあるけど。

 

「それにしても、まさか、OKが出るとは思わなかった」

 

結果的に言うと、五十嵐家には、新たな家族が二人増えた。

 

というよりも、まさか、リンゴとフィグの2人と結婚する事になった。

 

法律関係としては、大丈夫かという疑問はあった。

 

だけど、結果的には、Aionが色々やったのか。

 

彼女達は元々は、人間ではない為、不倫関係にならないという事で、了承された。

 

そういう意味では、俺達家族は人間ではない家族がより多くなった。

 

けど、それはきっと良い方向だと思える。

 

『それにしても、この光景は良いな』

 

そう、マイラが言う。

 

「そっか」

 

『あぁ、きっと、この光景は、生まれ変わる前の私も望んだ事』

 

「この光景をか」

 

その光景。

 

今でも、停滞は続いている。

 

けど、次への一歩を進む為の準備でもある。

 

そして、その最中でも、多くの人々が笑顔だ。

 

互いに支え合い、幸せになる。

 

その光景はきっと、マイラが目指したかった光景だ。

 

「俺はこの光景を守りたい。

だから、マイラ」

 

『あぁ、分かっている。

私もまたその時には戦おう』

 

その言葉に、俺達は頷いた。

 

 

デビルライダー達の戦いで描くのは

  • 王蛇VSカリス
  • エターナルVSサソード
  • ソーサラーVSオーガ
  • デュークVSバロン
  • 4号VSチェイサー
  • パールクスVSBLACKSUN
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