自由隊長「我らも行くぞ、盟友(とも)よ」
BC隊長「ああ」
ARL44<ギャラギャラギャラ! ソミュア<ギャラギャラギャラ!
武部【BCと自由が動いた!】
田尻「!」
ARL44<ドォン! ソミュア<ドォン!
チャーチル<ゴゴガァンッ!
武部【聖グロを左右から攻撃!BCと自由の抜群のコンビネーションだー!】
チャーチル<バキンッギギンッ・・・!
武部【聖グロ耐えた!白旗判定は出ず!ですが左右履帯破損!ここにきて大きなタイムロスです!】
田尻「くっ・・・!」
BC隊長「次はキミ達だ!」
自由隊長「トップからひきずり降ろしてくれよう!」
武部【返す刀で加速!前に出る!次の標的は・・・大洗のⅣ号だー!】
西住「久子ちゃん!来る!」
冷泉「!」
ARL44<ドォンッ! ソミュア<ドォンッ!
\ドゴォン!/ \ボカァン!/
武部【BC自由の砲撃が大洗Ⅳ号を襲う!狙い撃ちだー!】
Ⅳ号<ギャラギャラギャラ! ARL44&ソミュア≪ギャラギャラギャラ!
冷泉「かほ、あたしの考えてることわかるな?」
西住「うん、タイミングは任せて」
Ⅳ号<ギャラギャラギャラ! ARL44&ソミュア≪ギャラギャラギャラギャラギャラ!
武部【あーっと!BCと自由がⅣ号を左右から挟む形で真横につけたァー!】
自由隊長「天に二つの禍つ星・・・!」
BC隊長「うけてみるのだな!」
西住「停車っ!」
≫ドォン!≪
≫ドゴガァン!≪
ARL44<シュポッ ソミュア<シュポッ
自由隊長「なっ・・・!」
BC隊長「あっ・・・!」
武部【あーーーっと!左右からの挟み撃ちと同時にⅣ号がブレーキ!見事にかわしたー!】
武部【BC自由の挟み撃ちがお互いを撃ち合ってしまい、両車走行不能となりました!】
自由隊長「コラ!なにをするだァー!仲間を撃つなんて!さては最初からこれが目的だったなー!」
BC隊長「なにを言うかー!貴様らこそ不意打ちしおってからにー!同盟なんて破棄だ破棄ー!」
自由隊長「なにをー!」
BC隊長「やるかー!」
武部【三週目に入る直前でBC高校と自由学園が脱落!残るは大洗、聖グロ、プラウダ、サンダース、黒森峰のみとなりました】
戦車's≪ドドドドドドドドドドド!
武部【そして最後の三週目に突入しました!泣いても笑ってもこれが最後の一週です!】
\\\ワアアアーーーーーーーーーー!///
武部【大洗、聖グロ、プラウダはフラッグ車一輌ずつ、サンダースは二両、そして黒森峰は四輌全車が残っております】
武部【足を壊された聖グロが大急ぎで修理にかかります。この間に黒森峰とサンダースは追い上げる!】
武部【はたして最後に笑うのは誰なのか!】
ドゥーチェ「よいしょっ・・・どうだ、今どんな感じだ?」ヒョッコ
五十鈴「あら、アンツィオの皆さん、それに継続の方々も。ここは関係者用の席ですよ」
アンツィオ生徒B「細かいこと言うない。私達は盟友ッスよ盟友」
みか「レースを見るにはここが特等席だからね」ポロリンチョ♪
アンツィオ生徒A「ドゥーチェ、大洗がトップのままみたいですよ」
ドゥーチェ「そうかぃよーし!がんばれ西住!冷泉~!」
武部【なにやら実況席の隣がやかましいですがレースはいよいよ佳境です!】
秋山【はたして大洗ダービーの栄冠を手にするのはどの学校なのでしょうか】
黒森峰's≪ドドドドドドドドドドド!
秋山【ティーガーⅠが三輌、フラッグにティーガーⅡを構える黒森峰は縦に整列したまま走行しておりますね】
武部【レース開始から一糸乱れぬ隊列を組んでるね】
秋山【堅実に走る作戦なのでしょう。終盤で一気に追い上げてくるはずです】
西住「5秒程後方にプラウダ、その3秒程後に黒森峰、そこから2秒後にサンダース、修理が終わった聖グロは3秒後にいるよ」
冷泉「かほ、あんた黒森峰にいたころ無線を扱ってたかい?」
西住「うん、通信訓練はやってたよ」
冷泉「黒森峰の無線周波数を捕まえるんだ」
西住「ええっ、通信を盗み聞きするの?」
冷泉「人聞きが悪いね。ちょいと聞き耳を立てるだけさ」
西住「同じだと思うけど・・・えーっと、周波数は・・・」ザ、、ザザー、、、
冷泉「なんだかんだ言いながらやるんかい」
【――~ザ―ッ――ザ――・・・】
黒森峰生徒【―ザザ・・・――ッ――こちら2号車、逸見隊長―ザ――ッ―どうします?】
逸見【――ッ―・・・――ッザ―・・・で一気に追い上げるわ】
西住「捕らえたよ」
冷泉「何を企んでる黒い虎ども」
逸見【訓練通りにやればきっと勝てる。私達は勝たなきゃならない。かほを黒森峰に取り戻すために】
黒森峰生徒【はい。では作戦通りに――】
逸見【うっ・・・――】フラァ
西住「・・・?」
フラッグ車乗員【逸見さん!?大丈夫ですか!?】
逸見【――・・・ええ・・・大丈夫・・・少しめまいがしただけ・・・】
フラッグ車乗員【顔色が悪いですよ!ちょっとオデコを・・・って!すごい熱じゃないですか!】
逸見「いいのよ・・・平気だから」
黒森峰生徒【どうしたんですか?逸見さんに何か・・・】
フラッグ車乗員「こちらフラッグ、逸見さんがひどい熱なんです!」
逸見「平気だってば!レースに集中しなさい」
西住【逸見さん!】
逸見「!」
西住【大丈夫ですか!?すぐに病院に行った方が――】
冷泉【かほ!なにやってんだい!自分から割って入るやつがあるか!】
逸見「かほ・・・」
西住【だ、だって・・・無茶したら・・・】
冷泉【はやく無線を切りな!】
西住【でも――ザザッ――~ッ―・・・―】
逸見「・・・聞き耳立てるなんて趣味が悪いわね」
黒森峰生徒【大丈夫なんですか?逸見さん】
逸見「平気よ・・・作戦通り、最後に勝つのは私達よ」
冷泉「まったく馬鹿かいアンタは!敵の内情を探れる好機だったのに!」
西住「ごめんなさい・・・でも・・・昔、噂で聞いたんだけど・・・逸見さん、重い持病を患ってるって・・・」
冷泉「なに?」
武部【あーーーっと!こ、これはどういうことだぁーーー!】
冷泉「!・・・後ろで動きがあったみたいだよ。後方を見ておくれ」
西住「う、うん」ガパッ
西住「!・・・あ、あれは・・・!」
武部【馬鹿なッ!脱落したはずだッ!彼女達は・・・!】
知波単's≪ドドドドドドドドドドドドドドド!
知波単隊長「はっはっはー!」
武部【知波単だァーーー!チハがいるッ!あれは知波単学園の戦車部隊だァーーー!】
秋山【一週目で脱落したと思われた知波単がここに来て驚異の追い上げを見せています!】
西「我らの道に壁など無し!突撃するは我にありー!」
知波単's≪ドドドドドドドドドドドドド!
おケイ「ワッザ・・・!?」
田尻「・・・!」
武部【並ばない並ばない!あっという間にかわした!あっという間にかわしたっ!聖グロとサンダースをごぼう抜きだー!】
知波単's≪ドドドドドドドドドドドドド!
黒森峰's≪ドゴゴォン!
逸見「んなっ!?」
武部【黒森峰とぶつかったー!】
知波単's≪ゴリゴリゴリゴリゴリゴリ!
黒森峰's≪ギャギャギャギャギャ!――ガガァーン!
武部【真っ直ぐ突き進む知波単学園!黒森峰を押しのけて猪突猛進ー!】
武部【ぶつけられた黒森峰はコースをそれて建物に激突!ここで大きなタイムロスを喰らったー!】
逸見「くそっ!修復急ぐわよ!」プシュ~
T-34<ドドドドドドドドドドドドド!
知波単's≪ドドドドドドドドドドドドド!
シドーシャ「っ・・・!」
知波単隊長「突貫んんん~!」
武部【知波単がプラウダに迫る!プラウダに迫る!そしてそのまま――】
知波単's≪ドドドドドドドドドギャギャギャギャギャゴガンッ!ドガララガガガガガガガガガ!
知波単隊長「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおあああああああああああああああああああああ!」
シドーシャ「えっ!?」
知波単's & T-34≪ガガガガガガガガガドッゴオオォォーーーン!
武部【またしてもカーブを曲がりきれずにコースアウトー!しかもプラウダも巻き込まれたー!】
知波単's≪シュポポポポッ!
武部【知波単ズ、今度こそ走行不能!全車リタイアだー!】
シドーシャ「――ぐっ・・・ここまできてっ・・・こんなことで負けるものかっ!」ガララ・・・
T-34<ギャラギャラ・・・ギャラギャラギャラ
武部【プラウダフラッグはまだ走れるようだ!不死身かプラウダはー!】
T-34<ギャラギャラギャラ!
チャーチル<ギャラギャラギャラ!
シャーマン<ギャラギャラギャラ!
武部【ここに来て3校が並んだ!トップは大洗Ⅳ号!その後方3秒差でプラウダ、聖グロ、サンダースが追い上げるカタチだー!】
\\\ワアアアーーーーーーーーーー!///
ドゥーチェ「すぐそばまで来てるぞー!気をつけろ西住冷泉ー!」
アンツィオ生徒A「大洗は勝てるんでしょうか・・・」
みか「さあ、勝負は水物だからね」ポロリン
みか「勝ちたいのは大洗だけじゃない。後続の誰もが勝利を手にするために全力を注いでいる」
みか「西住さんと冷泉さんの二人が・・・その中で今日、誰よりも強ければ勝つだろう」
アンツィオ生徒B「がんばれー!大洗~!」
秋山【いよいよ終盤・・・ここから大波乱が予想されます】
Ⅳ号<ドドドドドドド!
武部【坂を登るっ!】
戦車's≪ドドドドドドド!
武部【後続集団も坂を登る!最後の大舞台だ!】