クロバットさん(色違い)   作:しのは

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やせいのズバットさん

吾輩はズバットである。(多分)名前(NN)はまだ無い。

などとふざけてみたものの……。

 

ちょっと待って欲しい、割と切実に。

 

転生物とかにありがちなトラックが〜とかそういうのも特に無く、寝て起きたらこれである。

特に記憶喪失って事はこの記憶が確かならば無いし、同じく記憶が確かならば恐らくこの世界はポケモン世界だと思われる。

 

ポケットモンスター、縮めてポケモン。

それなりに多くの人が知っているであろうゲームソフト、及びアニメやらカードゲームやらのアレである。

そんな世界に恐らく転生してしまったのだ……。

 

ちなみにさっきから多分とか恐らくとかちょっと断言しきれていないのはなっているのが恐らくズバットだからである。

目が見えず、超音波をソナーよろしく使って辺りを察知しているのでワンチャン夢とかそういうのじゃ無いかな〜と思っているのだが逆にリアルな情報がこれは現実だと言っている。

 

頬をつねろうと思っても現在滞空しているのでつねる事が出来ないし何処かに留まった所で翼ならば結果は同じだろう。

……何よりも呼吸をするのと同じくらい自然に人力(?)ソナーしてたり滞空出来るのが1周回って気持ち悪いんだよぉ!!

なんか人としての動き方を全て消されてズバットとしての動き方をインプットされてるようでまともに考えると正気度がゴリゴリ削れる音が何処かから聞こえる気がする。

 

本当にこの先やっていけるのだろうか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論、割と何とかなった。

まぁ人間時代に何か未練が無かった訳では無いけど激流に身を任せ同化するが如く、流される様にズバットとして多分1ヶ月位生きていたら正直諦めもついてきたのだ。

諦めてズバットとして生きてゆくと決めたらあとは割と早かった。

最近では他のズバットと群れてイシツブテからHPを吸い取る生活にも慣れてきた。

 

とりあえず生活して分かったのは使える技が吸血ではなくて吸い取るな辺りSM世代以降の世界なんだと思う。確かそれ以前のズバットの代名詞でもあった吸血は蚊の様な謎の生命体によって超強化が為されてしまいズバットの初期技としては取り上げられてしまったはずなので。

個人的にはイシツブテへの火力的には少し有難くはあるが、結局は低火力な上にあちらの攻撃を喰らえばほぼ負けなのは変わりない為まぁどちらでも良いかなぁ、といったくらいである。

 

現在住んでいる所に関してもイシツブテ以外にはイワークとワンリキーを時折見掛けるので凡そイワヤマトンネルだろうと目星はついている。

まぁ目星が着いた所でどうするのかという話ではあるのだけど。

さて、本当にこれからどうしようか……。




とりあえず技系統はガラル準拠です。
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