洗濯物のお手伝い(?)をした後は朝御飯の時間である。
今日のご飯はポケモンフードとナナのみ、ポロック?、モーモーミルクであった。
昨日の晩御飯の時にも思ったのだが、結構ポケモンフードが美味しい。そんなにも癖のない味付けなので割と何とでも合うし、想像よりも匂いはしなかった。いや、あの形状からドッグフードとかそういうのをイメージしてたから……。所謂主食的立ち位置っぽい。
ナナのみはそれなりに食べていたのでまぁ想像通り。今まで食べていた野生のきのみよりも甘みが強かったのできのみ農家とかやはり居るのだろう。ホウエンにはきのみ名人の家とかあった気がするし。
ポロック?は今日はからい味付けのものだった。ポロックであるとすればカントー地方で食べられるとは思っていなかったけれども。からいってことはかっこよさ……?ポケモンコンテストなんてほとんどやってないからよく覚えていないんだよなぁ……。覚えてるのはあおいポロックがうつくしさを上げるポロックでしぶいきのみをよく使う事位である。ミロカロス進化させるために昔覚えた。
そしてモーモーミルク、今日も今日とて産地直送である。というかここが産地である。なんなら生産者とご飯食べてる。それにしても美味しい。甘みとコクがあるけれども後味がさらっとしている。
そういえば、回復系ドリンクにサイコソーダとかミックスオレとかある辺りポケモンと人間の食べ物の区別はあまりつけられていないのだろうか。もりのようかんとかヒウンアイスとかも回復系アイテムとして使ってるし。
そんなこんなで完食したのだが……。
腹いっぱいであまり動けそうにない。さらに言えば太陽が燦々と照り始めてきた為、厩舎の外に出ることすら出来そうにないのでとりあえずは食後休憩をしようと思う。
厩舎の軒下に置いてあるぶら下がり健康器?鉄棒?にぶら下がりながらぼけ〜っとしていたのだが腹いっぱいでぶら下がると食べたものが逆流しそうなので今は仰向けでぶっ倒れている。飛行もちょっと不安定になってたしあんまり食べ過ぎも良くないんだなって。
『……ん?珍しい。』
『あ、おはようございますムーさん。』
仰向け休憩をしていると隣にムーさんが居た。
『いや、朝ご飯食べ過ぎてぶら下がってるとちょっと色々ヤバそうなので……。』
『……あぁ、なるほど。』
『ところで、ムーさんも食後休憩ですか?』
『……それもあるけど、何時もこんな感じだよ。』
おお、ムーさんが割と長く喋った。今まで単語2つ位しか使ってなかったのに。それにしてもなんというか独特の間がある。やっぱりヤドンヤドランってこんな感じなんだな。
正直言ってムーさんのんびりし過ぎて強そう!って感じしないんだよなぁ……。いや、あのママさんの手持ちだから強いんだろうけど。
申し訳無いけれどもムーさんが活発に動いている姿が想像出来ない、どんな技構成してるんだろうか。
『あんまり聞くべき事ではないと思うんですが、ムーさんってどういう技構成してるんですか?あんまりムーさんが動いている姿が想像出来なくて。』
『……確か、あくび怠ける瞑想アシストパワーだった筈。』
うわ、ゴリ押し戦法じゃん。あくびで択迫って瞑想積んで体力減ったら回復してアシストパワーで一点突破って。あくタイプに攻撃出来ないけど。
『割とえげつない技構成してますね……。』
『……うん、アザミさんがこうした方が良いって。』
ママさんやっぱりゴリゴリのロマン系高火力好きなのでは?ナイトさんのブレイブバード然り、タナカさんのノーガードばくれつパンチ然り。
ある種の夢があるよね。でも、きちんと戦える技構成な辺りママさんってやっぱり元トレーナーだよなぁって。
『……モモンくんの技構成はどうなの?』
『あ〜、俺のですか?まだまだ強くならないといけないので技構成もへったくれもないんですが、一応ちょうおんぱ、おどろかす、くろいまなざし、どくどくのキバですね。』
『……あれ、すいとるは?』
『あれはですね……、正直火力が低くて使ってると基本ジリ貧になるので……。』
ぶっちゃけすいとる連打で回復しながら戦うよりもおどろかす使って怯ませたりどくどくのキバで毒状態にしながら戦った方がHP消費が少ないのだ。きゅうけつを覚えられたなら話は別なのだが……。
『……そっかー、じゃあどうしようもないね……。あ、なんか呼ばれてる。』
この後、メロンさんと模擬戦をしたムーさんでしたが無事圧勝してました……、やっぱり強い。