素直なやつは嫌いだ。他人のことを考えないから。
素直なやつは嫌いだ。他人をすぐに信じるから。
素直なやつは嫌いだ。俺にないものを持っているから。
素直なやつは嫌いだ。嫌な自分が見えるから。
一一一一一一一一一一
湖で魚を釣る。煙草代を捻り出すには食費を抑えなければならない。
一一一一一一一一一一
チ「あっ!煙草の人だ!何してるの~?」
「見てわからねぇのか?今日の飯をとってんだよ。」
チ「へー、それより遊ぼう!」
「聞いてなかったのか?俺は今日の飯をとってんだよ。」
チ「そんなことより遊ぼう!」
「ダメだな……。今日は大妖精と一緒じゃあないのか?」
チ「大ちゃん?大ちゃんとはね、今ね、かくれんぼをね、してるの。」
「あぁそうか。それなら今頃お前のことを探しているんじゃあないのか?」
チ「何で?」
「かくれんぼしてるんだろう?それなら鬼が探すんじゃあないのか?」
チ「何言ってるの煙草の人?アタイが鬼に決まってるじゃん。」
「それなら皆を探さないといけないな。」
チ「何で?」
「何でって……、かくれんぼしてるんだろう?」
チ「そうだよ。でも今私が遊んでるのは煙草の人だよ。」
「……。」
チ「……?」
「いや首をかしげるな。」
チ「……??」
「今お前は大妖精とかくれんぼをしてるんだよな?」
チ「うん!」
「けどお前は皆を探していないよな?」
チ「うん!」
「それなら皆は今何をしているんだ?」
チ「皆は今かくれんぼしてるんだよ。バカだな~煙草の人は。」
「……ゴメン、俺が悪かった。じゃあ皆は今チルノに見つからないようにずっと隠れているんじゃあないのか?」
チ「あぁそういうことか!もう少しうまく説明してよね!」
「……あぁ俺のせいだな。」
チ「それなら許す!けど罰として大ちゃんたちを一緒に探してね。」
「わかったよ。で、探す宛はあるのか?」
チ「知らないよ。」
「闇雲に探すのか……。」
一一
「ハトチャンマッテー」
「アフラック」
「アヒルジャン」
一一
大「あれから二人がかりで約一時間森のなかをさ迷い、ようやく全員見つけました。」
チ「大ちゃん誰に話してるの?」
大「何でもないよチルノちゃん。」
チ「ふーん……変な大ちゃん。」
「で、これからどうするんだ?」
リ「私は煙草の人と遊びたい。」
チ「私も!」
ル「私もー。」
大「三人とも煙草の人が迷惑だよ。」
ミ「いいんじゃない?三人とも言い出したら聞かないタイプだし仕方ないと思うよ。煙草さんには申し訳ないけどね。」
大「いいのかな?」
ミ「いいんじゃあないの?煙草さんってなんだかんだ言ってもやってくれる人だし。」
大「そうなのかな?」
ミ「いいんだって。たまには他の人とも遊びたいしね♪」
「ちょっと待てお前ら。俺はな魚を釣りに来たんだよ。放せって!」
チ「いいじゃん。どせ暇なんでしょ?」
「お前、俺の話聞いてたか?」
チ「何のこと?それよりも遊ぼう!」
「わかったよ。わかったから放してくれ。」