水辺に人影あれば突き落とせ
水面に人影あれば引きずり込め
そうやって生きてきました
一一一一一一一一一一
聖は未だに戻らない。
JK コスの美少女が来ました。
一一一一一一一一一一
「いらっしゃい。」
「あぁ、邪魔してるぞ。」
「ごめんね。聖が遅くなってるみたいで。」
「いや、あいつも忙しいんだろ?仕方ないさ。」
「そう言ってくれると助かるよ。最近忙しくてね、聖も色々と外で頑張っているみたいなんだよ。」
「俺も何度か里で見たぞ。それこそ目が回るような忙しさってやつだったな。」
「そうね。あんなに動き回られたら見ているこっちの目が回るよ。」
「違いないな。」
「本当に感謝しきれないよ。私たちのためにあんなに動き回ってくれるんだもんね……」
「そうだな。」
「一輪も私も聖に拾われてなかったらとっくに退治されてたと思う……。聖に拾われて、守ってもらってばっかり……。」
「守られるのは嫌なのか?」
「嫌なわけないよ。ただ……そのせいで聖が大変だと考えるとね……。」
「仕方ないことじゃないのか?」
「えっ?」
「あいつはお前たちを守るために……というより守りたいからここにいるんじゃないのか?それなら今のうちに迷惑かけておいた方がいいんじゃないのか?」
「迷惑かけるなんてできないよ。聖は私の……私たちの大恩人なんだからね。」
「そうか……。」
「それに、ここならわざわざ能力を使わなくても存在できるしね。」
「楽なのか?」
「もちろん。それに……今となっては人殺しをする気も起きないしね。」
「妖怪が人間を殺して心が痛むのか?」
「酷い言われようだね。私だって人並みの心はあるよ。」
「昔は?」
「その事に関してはだんまりでもいい?」
「生きるために必要なことなら誰も攻めないさ。吸血鬼は血を吸い、鬼は暴れ、俺は煙草を吸う。人に迷惑をかけないと生きていけない奴等だっているんだよ。」
「なるほどね。でもあなたのそれは今関係ある?」
「ないな。」
「ふふっ。だよね。」
「……悪いか?」
「いや、あなたを認めていいかどうかなんて道半ばの私にはわからない。けどね、私が歩もうとしている道のずっと先の最終コーナーに入っていると思う聖があなたに一目置く理由はわかった気がするよ。」
「それはどうも。」
「あなたは優しいんだよ。それにとても寛大な心の持ち主だということもわかった。たぶんあなたの近くに危害が及ばなければ笑って済ませるタイプでしょ?」
「よくわかったな。」
「誤魔化すのも下手。」
「……」
「昔、相当振り回されたでしょ?」
「まぁ、そうだな。」
「誰に?もしかして彼女?」
「妖怪だよ。」
「どんなやつ?私が知ってる妖怪?」
「いわゆる二人ミサキってやつだな。」
「足りなくない?七人じゃなかった?」
「数で言えば二割八分六厘にも満たないが狂暴さはときに数の差を凌駕する。」
「知らないや。恐ろしい妖怪もいたものね。」
「そうだな。」
くぅ~、疲れました(ry