そんな夢見る暇があるなら現実を見ましょうよ。
一一一一一一一一一一
決着つけに来ました。
一一一一一一一一一一
ここら辺だと聞いたんだがな……
「うおっ!」オトシアナ
「ようこそいらっしゃいました、相模さん。私の世界に。」
「八雲紫か……。」
「相模さん。今日が何日目かわかっていますか?」
「2年前の2年後……つまりちょうど1000年か……。」
「はい。あの日からちょうど1000年です。」
「長かったな。」
「それはもう永かったです。ところで……」
「ん?」
「約束は覚えていますか?」
「そうだったな。ほら、煙草だろ? 」
「それもそうですけど、もうひとつありますよ。」
「そうだったな。紫……これでいいのか?」
「はい♪」
「……」カチッ、スゥー
「……」カチッ、スゥー
「……恨んでるか?」
「まさか。仕方のないことです。1000年前……いや、10年前でしたね、とりあえずその時相模さんも私もあの子も全員が必然の中にいたと思います。決して避けることのできない歴史だと……」
「何があったんだ?」
「簡単ですよ。あの日、二人は妖怪に襲われ突如開いたスキマに二人で命からがら飛び込んだ……一人は間に合いもう一人は間に合わなかった……」
「そうか……」
「それにしてもこの煙草、あまり美味しくないですね。」
「あの日吸ってた煙草だよ。」
「そうですか……。1000年は永いものです。」
「10年だけどな。」
「そうでしたね……。」
「皆変わってしまったがそれでもな……」
「煙草の臭さは変わらない……でしょ?」
「そうだな。……お前の力でやり直せないか?」
「過去の改編をすれば今、ここで話している私たちが消えてしまいます。それに今の幻想郷も……」
「そうだったな。」
「はい、私がもとに戻ることは幻想郷を取り囲む結界が消えてしまうのと同意義。そうなればここで穏やかに過ごしていたはずの妖怪達も力を失い消えてしまいます。」
「受け入れられちまったのか……。」
「そうですね。幻想郷に受け入れられてしまいました。…あの日のことは何万年たっても忘れないでしょう。しかし今の生活も昔の生活と同じように好きなんですよ。」
「それはよかったな。」
「先輩は今が嫌いですか?」
「2年前より好きだよ。」
「10年前とは比べないんですね。」
「まだ比べられねぇよ。けど、いつか……な。」
「そういえば相模さん。」
「どうした?」
「お墓参りに行きません?」
「誰の墓に行くんだ?」
「もちろん3人のですよ。ついでに一緒に長野旅行に行きましょうよ。」
「わかったよ。」
「それではさっそく……」スキマ
「くっつかないのか?お前ならべったりくっついてくると思ったんだが?」
「忘れましたか?私たちにはもう一人いるんですよ?」
「そうだったな。」
お疲れさまでした。
これにて本編は一旦終了とさせていただきます。
そのうち、前日談、後日談、まだ投稿していないキャラクターについても投稿していきます。