「おい、大槻・・・大槻!!」
黒服の宮本の声がする・・・
大槻が目覚めるとそこはお堂の中だった。
大槻「あれ?ワシら確か穴の中に・・・」
宮本「ああ、確かに入ったよな?」
二人とも事態がうまく飲み込めず、困惑している。
宮本「俺もさっき起きたんだが、外を見てみろ!大槻!」
大槻は、面倒くさそうに立ち上がると、外を見て言った。
大槻「な、何ですか!これは!」
大槻と宮本の前には、とても現代の日本の景色とは思えないほど美しい景色が広がっていたのである。
大槻「いやあ、やっぱり1日外出は面白い!」
宮本「なあ、大槻、これって幻想入りってやつじゃないか?」
大槻「ここって、幻想郷なんですか?宮本さん。」
宮本「いやあ、だってさ。こんな綺麗な場所そうねぇだろ。俺の思いつく場所つったら幻想郷しか思いつかねぇんだよ」
大槻「仮にそうだとしたら、どこ行きます?」
宮本「そうだなぁ〜」
二人は、楽しそうに会話をしている。
大槻「まあ、まずは、落ち着きましょう、宮本さん。」
大槻は、いかなる時も1日外出では、落ち着いて行動を徹底している。
宮本「確かに、闇雲に探索しても駄目だな」
大槻「幸いなことに時計は壊れてないので、一旦別れて2時にここに集合ってのはどうですか?」
宮本「いいな、それで行こう!」
二人は、行動を開始した。
まずは、宮本サイドから見ていこう。
宮本は、人間の里にいた。
「はあ、来てみたわ良いが・・・どうする?」
人間の里・・・幻想郷の中で人間が最も多く住んでいる場所・・・
(しっかし、さっきからジロジロ見られてる気がするんだが・・・)
その感覚は、間違いではない。なぜなら、周りにいる全員が宮本を見ているからだ。それも、宇宙人に出会ったかのような珍しいものを見た表情で・・・
(ここで黙ってても駄目だな。ここは、話を聞いてみるか!)
宮本は、近くにいた身なりの良い老人に声をかけてみた。
宮本「えっと・・・ああー・・・その」
宮本は声をかけたは良いが、何を聞くか考えていなかった。
(やべー・・・何聞く考えてなかった。どうしよ・・・兎に角ここで変な事聞いたら、絶対ヤバい奴だと思われちまう。)
老人「ワシになんかようかね?」
身なりの良い老人は、宮本の方を見て言った。
宮本「えっと、聞きたい事があるんですよ。」
老人「はて、何かな?知っとることなら教えるが?」
宮本「ここって幻想郷ですか?」
(やべぇ・・・何聞いてんだ・・・俺)
老人「そうだが・・・それが?」
老人は、不思議そうな顔をして言った。
宮本「あ、ありがとよ」
老人「ところで・・・そろそろ昼飯時だが、どうだい・・・今から蕎麦でも」
宮本「いいのか?ありがてぇ。」
実はこのとき宮本は、かなりの空腹だった。それも仕方ない。
何十キロも歩いて、この人間の里にやってきたのだから。
(昼食何にしようか迷ってたし、助かったな。)
宮本「ところで、その蕎麦屋ってどこなんだ?」
老人「まあ、ついてきたまえ。名前なんて言ったっけ?」
宮本「宮本一(みやもとはじめ)だ。」
老人「じゃあ。宮本君よろしく。( *´﹀` *)」
宮本「あんたの名前は?」
老人「まあ、蕎麦おごるから、名前は勘弁してくれよ。宮本君。」
宮本「まあ、おごってくれるなら、しゃあねぇなぁ。」
宮本は仕方なく諦めた。
老人は、率先して歩いていく。しかも、老人にしては、異常なほど速い。
老人は、途中で立ち止まった。宮本も同じように止まる。
宮本「ここか?、おっさん?」
老人「そうじゃの。宮本君。」
二人は、蕎麦屋に入った。
遅れてごめんなさい。
当分は、不定期投稿になります。
よろしくお願いします
オルガと早苗