昼飯時の蕎麦屋それは戦場である・・・
大槻と別れ、人間の里にやってきた黒服こと宮本一(みやもとはじめ)途中謎の老人に出会った宮本は、 老人に蕎麦を奢ってもらうことになった。
蕎麦屋の女将「いらっしゃいませ〜」
二人が蕎麦屋に入ると店内は、非常に混雑していた。
宮本は、時計を確認した。時計は12時を指していた。混雑しているのも当然である。
女将「あちらの席なら空いてますよ〜お二人さん」
女将は、カウンターを指差して言った。
老人「ありがとさん」
二人は、人混みを避けつつ、空いている席に座った。
宮本「なあ、この店って昼時毎日こうなのか?」
老人「ここ最近、客が増え始めてのぉ〜」
宮本「急に?」
老人「ああ、急にじゃよ」
宮本「怪しくねぇか?それってよぉ」
老人「ああ、ワシも毎日調べに来とるんじゃが、さっぱりでのぉ〜」
老人は、頭を掻きながら言った。
女将「注文何にします?」
ふと気がつくと、女将が宮本達の前にメモ用紙を持って立っていた。
宮本「えーと・・・じゃあ、この田舎そばで」
田舎そば・・・一番粉以降に生まれる、甘皮などの全層粉で打った蕎麦で、色が黒くて香りが強い特徴がある。
老人「じゃあ、ワシはこのざるそばで」
ざるそば・・・蕎麦粉から作った麺を茹でて、流水などで冷やした後に、ざる状の容器などに盛り付けた蕎麦。ちなみに、この店では、とろろ昆布とワサビが付いてくる。
女将「かしこまりました。少々お待ちください。」
宮本「なあ、おっさんあんたホントは人間じゃないんだろ?」
老人「突然何言い出すんだよ。宮本君」
宮本「いいや、あんたは、人間じゃあねぇ」
老人「証拠は?」
宮本「あんた、初めて合った時、俺を変な目で見なかったじゃねぇか。普通自分達と違う服装の奴がいたら、初めて見る奴を見る目で見るだろ?」
老人「なるほど。バレたもの仕方ないのぉ」
マミゾウ「ワシは、二ッ岩マミゾウ。この近くの山の狸の主じゃよ。」
宮本「さ、佐渡の二ッ岩か!?」
マミゾウ「そうとも言うのぉ」
マミゾウ「このことは、内緒で頼むよ。宮本君。」
宮本「ああ、別にいいぜ。ただよぉ、当分の間この幻想郷を案内してほしいんだ。」
マミゾウ「構わんよ。」
女将「ざるそばお待ちぃ!」
マミゾウ「では、先に頂くとするかのぉ。」
女将「田舎そばは、もう少しで出来るので、待っててね」
宮本「ああ。」
マミゾウは、ざるそばを食べながら言った。
マミゾウ「それで、さっきの続きじゃが、この店が急に繁盛したのは、座敷わらしが来たという説が、1番有力でな・・・宮本君は、どう思う?」
宮本「ここって幻想郷だろ?それもあり得るんじゃねぇか?」
マミゾウ「しっかり思考が幻想郷になっとるなぉ。流石じゃ」
宮本「常識に囚われちゃだめだかろよ」
女将「遅れてごめんね。田舎そばお待ちぃ〜」
宮本「ありがとよ」
(あれ、この蕎麦、ネギしかのってねぇぞ)
マミゾウ「驚いとるがまさか他にも何かのっとると思っとったのか?」
マミゾウは、驚きながら、言った。
宮本「ま、まあな。」
宮本が、蕎麦を口に入れた瞬間広がった・・・甘みとほのかなエグみ。
押し寄せてくるビックウェーブ。
(うめぇ、何だこれぇ。)
マミゾウ「うまいじゃろ?ここの蕎麦」
宮本「ああ、最高だぜ!ここの蕎麦」
マミゾウ「そういや、宮本君は、一人で幻想郷に来たのか?」
宮本「いや、友達と一緒に来たぜ!」
マミゾウ「その友達は、別行動と言う訳じゃな?」
宮本「まあな、アイツは、どこ行ってんのか知らねぇが、ここ(人間の里)にいないことは、確かだ」
その頃大槻は、マヨヒガに来ていた・・・
模試があったので、遅れました。
今後もよろしくお願いします。
オルガと早苗