動物系星外種 パラパラの実 モデルシンビオート   作:ブルガリア共和国

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2:what's the matter?

 状況を整理しよう。俺は腹減りで死にそうだったから木になってるフルーツを食べた。不味かった。そしたら黒くてムキムキのバケモノになった。

 

 「いや意味分からん!!」

整理したかったけど結局バケモノ化で全部ブチ壊れるから関係ねえやこれ!

 

 てかフルーツか。

 

 もしかしてあれ、悪魔の実ってやつ…?試してみよう。恐る恐る小川に右腕を入れる。そしたら力がめちゃめちゃに抜けた。アウトですやん。完全に悪魔の実ですやん。

 

 でもそれならそれでいいのか。白ひげやカイドウなんかも能力者らしいしな。あれ?よくよく考えたらめっちゃ良いのでは?そんなこんなで自分の状態をなんとか認識した俺に次に襲ってきたのは、空腹だった。

 

 

 ぐきゅるぅ~

 

 そういや腹減ってたんだ俺。あーやばいやばい腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減っ。

 

 ふと視界の端に飛んでるデカい鳥が映った。

 

 「Ah . . . a! 」

気が付いたら俺はジャンプしていた。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。右手を空に掲げ、手の真ん中辺りに意識を集中した。

 

 すると先端に牙だらけの口が付いた触手がどんどん伸びていき、鳥の喉笛に噛みついた。後は触手をしっかり握って地面に落ちるだけ。

 

 跳んだ高さの割には大した事の無い衝撃と共に地面に着地。今度は触手を引っ込めるイメージをして未だジタバタと藻掻く鳥を近くに引き寄せる。

 

 そして、思いっ切り殴った。

 

 「ギャッ…」

()()()()()()()()。この鳥は今死んだ。とどのつまりもう喰えるということだ。ン?デモオカシイナ。ヒモトオサズドウヤッテニクヲクウンダ?

 

 マアイイカ。

 

 「expression of gratitude before meals(いただきます)! ! 」

 

 

 

 はっ、俺は一体何を。完全に意識ブッ飛んでたぞ。ムキムキ消えてるし。てかなんだこの謎の満腹感。嫌な予感が尋常じゃないんだが。

 

 「ははは、まさかな…?」

当たりを見渡した。持ち主が不明な骨と羽がそこら中に散乱し、それ以上に血が散乱していた。

 

 「食ってもうてるやん!?」

最っ悪だ生鶏肉食っちまった確実に腹壊すよこん畜生め。まあでも今の俺能力者だし?無事で済む可能性もあるよなきっと。ウン。

 

 終わった事は仕方がない。次の問題について考えよう。

 

 何となくだが、さっき俺はジャンプしたような気がする。もしあれがもう一度できれば今この遭難という状況の打開策になるやもしれん。

 

 「やってみよう」

取り敢えずあのムキムキになろう。集中する。すると体中から黒いヘドロみたいのが湧き出てきてたちまちムキムキになれた。

 

 「おおっ!」

変身ッ!って感じがしていいな。さて、それでは。

「jump! ! 」

 

 うおっとやっぱりめちゃめちゃ跳ぶなぁ!そして森を見下ろすぐらいの高度まで上がった時に、海が小さく見えた。

 

 

 

 

 

 




行けるところまで行きますんでお付き合い下さい!
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