人生相談窓口部(学外活動)には変なやつがいるらしい   作:やまたむ

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さて、最近『継母の連れ子が元カノだった』と言うラノベを読み見事はまり、二次創作したくなったものです。
不定期亀更新、ノリにノルと最終的に燃え尽き症候群が発生するので、気長に読んでいってください。



入学後、一番最初にするべきこと。それすなわち、新設部活動申請書類をもらうことである

 これは僕が中学二年生の頃、とある変な先輩から声をかけられたことがきっかけだった。

 

 ──きみ、いい目をしているね。私たちの部活動に参加してみないか? 

 

 何を言ってるんだ、いったい。そんなことを思わずにはいられなかった。なにせ、いきなり、それも、中学校生活二年目にして、突然、部活動に勧誘されたのだから。

 

 だが、当時の僕はそんな怪しげな勧誘にまんまと引っかかってしまった。当然だ。なにせ、僕の趣味は『人を幸福で満たし、不幸で満たす』というものなのだから、この『人生相談窓口部』という意味不明な部活動が、面白そうだと、そう感じてしまった。

 

 そして、その部活動に、僕は中学を卒業するまでの間、終ぞ精を出してしまい、愛着がわいてしまっていたのだ。

 

 そう、とどのつまり……

 

「というわけで、人生相談窓口部の設立の許可を頂戴しに来ました」

「部活動の新設か……なかなかに、面白いことをするな、新入生」

「先輩の意思を継ぎ、この学校を受験したので当然です」

「ほう、君の先輩がいるのか……良ければ名前を教えてもらっても?」

楠木(くすのき)花実(かさね)という女性ですが、この学校には在籍していないはずです」

「いないのかい!?」

「そうなのです。一昨年、先輩はこの学校を受験し、見事落ちました。ですので、その無念を後輩である僕が晴らすため、入学式当日にこうして仕事をしているであろう生徒会室を訪ねているわけです」

「ふむ、事情は分かった。だが、職員会議において認可されなかった場合は、諦めるか学外での活動になるが問題ないかな?」

「問題ありません。もとより、一人で始めるつもりだった故、それも覚悟の上です」

「ふむ。そうか。では、少し待っていてくれ」

 

 そう言って生徒会の先輩は、生徒会室の奥の方で具だーっとしている先輩の方に向かっていく。

 あまり僕には聞こえないようにした配慮なのか、声量を抑え何を言っているのか聞き取ることができない。

 とはいえ、特に問題がありそうな雰囲気はないので、僕は直立不動で待機する。

 

「待たせたね。ここの太い枠で囲ってあるところを記入して提出してくれ。申請自体はそれで終わる。先ほども言ったように、部として成立するかは職員会議によって変わる。うまく立ち回ることだ」

「分かりました」

「あー、それと話は変わるのだが、人生相談窓口部というのは、恋愛相談なども受け付けているのかい?」

 

 申請書類を渡してくれた先輩の質問に、何人かの役員の視線がこちらを向いた。

 ふむ。なるほど……やはり、生徒会といえども高校生。色恋に興味関心があって当たり前か……

 

「当然ですよ。僕自身恋愛関係の相談は四百件解決していますので、いくらでも力になれますよ」

「ふむ。なるほど。そのときが来れば頼るとしよう」

「はい。それでは、僕はこれで」

「おっと、そういえばひとつ忘れていた」

 

 僕が退室しようとしたとき、わざとらしく生徒会の先輩がそう言って、引き留めてきた。

 

「なんでしょう?」

「きみ、名前は?」

 

 あー、そういえば、名乗っていなかったな……今更ながら、失礼なことをしていたかもしれない。

 

飛鳥(あすか)輝光(ひかる)といいます。飛ぶ鳥が光り輝くで、飛鳥輝光。『てるみつ』ではないので気をつけてくださいね」

 

 そう言って僕は生徒会室を後にする。さて。部員厚めか……多分、今年も集まらないのだろうな……

 憂鬱になりながらも、僕は帰路へついた。

 




さて、プロローグはここまで。原作読んだ人なら名前を名乗っていない生徒会の先輩が誰か、なんとなーく分かってると信じたいっすね。
まあ、口調があってる自信あんまないんですけど。というか、ちょっと、主人公の口調が先輩と似ているの問題だよなぁ……(治す気ないけど)


まあ?そんなこんなで、期待されてる作品の続きの進捗が良くないにもかかわらず、別の原作の二次創作に手を出しているやまたむでした。

また、次回お会いしましょう
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