ルフィの母親が求道心、探究心溢れたプラント星出身のサイヤ人だった件 作:メカ好き
今回はお話の中心から少し外れた物語
マリンフォード
国際統治機関『世界政府』直下の軍事兼治安維持組織である『海軍』が所有する島で、本部が置かれている総本山である。
そんな海軍本部の一室に二人の海兵がいた。一人は海軍大将『仏のセンゴク』、もうひとりは海軍中将にして海賊王としのぎを削った『英雄ガープ』。二人の話題はある事件に関してだった。
「エレジア崩壊から早3ヶ月が経つか。センゴク、相変わらず情報は無いのか?」
「生き残りが二人だけだったからな。その二人も今じゃ行方知れずだ。だが、この一件にサイファーポールが動いているらしい」
「サイファーポールが?」
サイファーポールとは世界政府直属の諜報機関だ。つまりはこの事件に世界政府が直接探りを入れている事になる。
「連中、また馬鹿なことをせにゃいいが」
「焦っているのだろう。どこかの
「・・・」
センゴクの嫌味に思わず顔を逸らすガープ。しかし、そこに救いが現れた。
コンコン
「広報部の者です。ガープ中将はいらっしゃられますか?」
「おお、
「ハッ、失礼します」
我が意を得たりと入室を許可するガープ。
入ってきた海兵の手には電伝虫が有った。
「ガープ中将に繋いでほしいと広報に電伝虫があったのですが、相手がモンキー・D・サヤと名乗っており確認をと」
「「ブフォ」」
ガープとセンゴクは同時に飲んでいた茶を吹き出した。
「な、何か問題が?」
「な、なんでもない。その電伝虫に繋がっておるのか?」
「は、はい」
「ではそれを置いておぬしは下がれ」
「ハッ」
海兵が下がったあと、直様センゴクが口を開いた。
「早く出ろガープ!!!あの娘がワザワザお前に連絡を入れるなど、只事ではないぞ!!!」
「分かっとるわ!!!」
ガープは電伝虫に飛び付くと受話器を上げた。
「も、もしもし」
『ツラを貸せ糞ジジイ。早くしないとマリンフォードとマリージョアを消し飛ばすよ』ブツ
感情が一切読めない平坦な口調で、あまりにも一方的に物騒な事を言って切られた電伝虫を見つめる二人。しかし、流石は歴戦の海兵とあって直様復活した。
「ガープ!!!
「分かっちょる!!!後ワシの軍艦一隻をフーシャ村に回してくれ!!!」
「分かった!!!」
ガープは部屋の窓から直接飛び立つ。向かうはフーシャ村。
(無茶苦茶ブチ切れとったの。いったい何処のどいつじゃ、アヤツの逆鱗に触れたバカは!?)
ガープとセンゴクが居た部屋にある一枚の紙。一見すると手配書にも見えるそれは全海軍基地のいたる所で見ることが出来る。そこにはサヤによく似た少女の写真と一緒にこう書かれていた。
天災のサヤ