魔法少女まどか☆マギカ×超・電王トリロジーEpisodeyellow 時間遡行者と時間警察 《凍結》 作:ガルウィング
魔法少女まどか☆マギカ Parallelsstory
~時間遡行者暁美ほむらと時間警察黒崎レイジ~
「また、駄目だった…」
とある病院、とある病室、そこには美しい黒髪をした少女がなにかに怯えた表情をして飛び起きしばらく落ち着かないのか、荒く呼吸をし、しばらくしたら落ち着いた表情でそう呟いた。彼女の名前は暁美ほむら。俗に言う魔法少女を生業とし、ワルプルギスの夜と呼ばれる巨大な敵とこの街で何度も戦っては時間を繰り返した。時間を繰り返すという言葉に疑問を持つ人もいるだろう。彼女は魔法少女の特殊能力として、時間操作能力を持っている。この能力で彼女は何度も友達を救うために時間軸を移動しワルプルギスの夜と戦ってきた。今彼女がここにいるということは前の時間軸での戦いに負け、屍と化した友達に絶対にあなたを救うと約束を交わしこの時間軸にやってきたということだろう。彼女は端から見ればまるで全てを諦めたような冷たい目の奥に確かに燃える熱い炎を宿して静かに、そして力強く呟く。
「今度こそ……まどか……!!」
「そこの君」
ほむらは今前の時間と同じくまどかとさやかに契約させようと近づくキュゥべぇを始末するため町に出ていた。前の時間ならこの辺りにいるはずだが…?そう考えて目標を探していると漆黒のスーツを着た所謂美形の青年がほむらを呼んだ。そこにはほむらと青年の二人しかいなかったので自分のことを彼は読んでいるのだと気づくのにさほど時間は掛からなかった。
「……何かしら?残念だけどナンパなら他を当たってくれるかしら?私は忙しいのだけれど」
ほむらは警戒していた。何故か?答えは過去に彼女が渡ってきた時間軸に彼はいなかったからだ。だからこそ彼女は警戒していた。これは完全にイレギュラーだと。このイレギュラーが何を意味しているかは解らないがこれから彼女が友達を救うための戦いを邪魔するものならば排除しなければならない。そう考えて彼女はソウルジェムを握っていた。彼は彼女を睨みこう続けた。
「突然すまない。変なことを聞くようだが、君の名前は暁美ほむら、でいいか?」
「……ええ、そうだけど?」
彼女は知らない、この回答がとんでもない不正解だということを。
「やはりか……時間遡行者暁美ほむら!貴様を過去を改変しようとした罪で逮捕する!」
「ッ!?」
彼女は驚いていた。何故この青年は自分が時間遡行者ということを知っている?そして今なんと言った?何?逮捕?
「……貴方、何者?」
「俺の名前は黒崎レイジ」
すると青年…黒崎レイジはベルトと何やら電車の電子マネーカードケースのようなものを取りだしこう言った。
「時の運行を乱す者は、俺が検挙する!」
青年はそうほむらに叫ぶとベルトを腰に巻き付け、ベルトに付いたスイッチを押すと何処からか重々しいBGMが鳴り響く。それをレイジは疑問とせずカードケース…ライダーパスをベルトにセタッチする!
「変身ッ!」
『G FORM』
ベルトから機械音声が発せられるとレイジの体がライダースーツにヘルメットを被ったような姿に文字通り変身した。それだけではない。彼の回りに現れた線路からオーラアーマーが出現し彼に装着される。そのあとヘルメットに敷かれた線路の上をパトカーがサイレンと共に走り彼の顔面で停車。するとパトカーは分解され彼のヘルメットに装着された。
全ての工程が完了したのか、不思議な鎧に包まれたレイジから一瞬エネルギーの衝撃波が放たれる。ほむらがそれによって舞い上がった砂塵に目を塞ぎ、再び開くとそこには、
シルバーのカラーをベースに所々赤と青のカラーリングが施された鎧を着けた¨戦士¨がいた
「……な……んなッ……!?」
ほむらが声にならない驚きを口にするとレイジはベルトに取り付けられた合体武器デンガッシャーをガンモードに組み立て空に銃口を突き付け自分の正体を叫ぶ。
「俺の名は黒崎レイジ!またの名をG電王!時間犯罪者暁美ほむら、貴様は俺が逮捕する!」
ここに、友達を救うため時間を繰り返す魔法少女と
時間を乱す者を裁く時間警察が出会った
絶対に出会うことのなかったはずの二人が出会うとき
物語はどんな結末に向かうのか
魔法少女まどか☆マギカ×超・電王トリロジーEpisodeyellow
次の駅は絶望か希望か…?
たった一言、感想を作者は渇望します。