魔法少女まどか☆マギカ×超・電王トリロジーEpisodeyellow 時間遡行者と時間警察 《凍結》   作:ガルウィング

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さてさて第五話でっせ~

今回はなんとあの人が登場します。


第五話

第五話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはよう」

 

オーナーがほむらが時を越えてはならなかった理由を説明し、ほむらに今何をすべきかを説いたあの夜から数時間後、レイジが朝ごはんを持ってほむらのもとへやって来た。メニューは肉じゃがに白米、それに味噌汁といったごくごく普通の内容だったが普段から栄養補給をエナジーゼリーやビタミン剤などで済ませてしまうほむらにとって新鮮なものであった。

 

ご飯が乗ったお盆を差し出すとほむらは「いただくわ」と受け取り、ゆっくりと食べ始めた。しかし普段からあまり食べるほうではないほむらは三分の一ほど残してしまった。それを見たレイジはほむらが普段からどれ程劣悪な食生活をしてきたのか悟った。

 

その後レイジはこの時間警察内での生活について話した。

内容としては今ほどの時間に起床し午前から運動、その後デンライナーのメンテナンスや裏方作業などの労働。午後からもまた労働といった物だった。

 

それをひとしきり話終わったあとほむらとレイジは談笑を始めた。レイジなりに昨日どうしたら彼女と距離を縮められるだろうと考えた結果だった。そのお陰かほむらの顔にも少しずつ笑顔が見え始めた。その笑顔を見たときレイジはこの子も一人の少女なんだよな、と改めてほむらがどれ程普通の少女として人生を謳歌したかったのかというのを感じた。

 

「ほむらくん。」

 

「?」

 

暫くした後、突然レイジの口調や目付きが真剣その物になり、ほむらに語り始めた。

 

「あの後、君のことを詳しく検索させてもらった。というか、時間警察のGメンとして、君のことを知っておく必要があった。」

 

「私の…?」

 

「ああ。……とても考えさせるものがあった、人としてではなく、黒崎レイジとして、」

 

「……どういうこと?」

 

レイジは少しため息をつき、重い口を開いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――君は、僕の母に似ているんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……貴方のお母さんに?」

 

ほむらはその言葉の意味が分からなかった。まさかレイジの母は自分のように魔法少女で時間を繰り返してきたということではあるまい。レイジが続ける。

 

「ああ、少し、昔話をしよう……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――あれは、今から二年ほど前の話だ。俺が時間警察の存在を知りめでたくその一員になれた後、俺はとある男を捕まえることだけを考えていた。その男の名は『海東大樹』。世界を渡る力を持ち。行く先々にある宝を盗む泥棒だ。

 

ガキの頃、その男は俺の家に泥棒として侵入してきて、俺の家から家宝である『宝飾の拳銃』を盗んでいった。

 

俺は必死にその拳銃を守ろうとした。しかしその頃の俺は弱かった。一蹴されてしまったよ。そのときあの男は言った。『お宝とはかけがえの無いもの。だから僕が頂く』と。

 

その後、あの男から拳銃を奪い返すことはできた。しかし拳銃はあの男を追った警官が放った弾丸によって壊れていた。

 

俺はそのとき誓った。いつかあの男を俺の手で捕まえ、裁いてやると。

 

奴に、宝を奪われた悲しみを味会わせてやると。

 

そしてそのときはやって来た。

 

俺が正式にG電王の装着者になり暫くたった時だ。俺はついにあの男とエンカウントし奴を捕まえようとした。

 

しかしそう簡単に捕まってはくれない。

 

奴も俺と同じく異形の戦士に変身する。

 

 

 

その名は『ディエンド』。

 

 

 

奴は強い。奴は異世界から戦士を召喚し使役する力を持つ。だが俺とて操り人形に負けるほど柔ではない。

 

奴が使役する戦士を薙ぎ倒し、ついに俺は奴を地に伏せた。

 

奴は牢に……ちょうど君がいる牢に奴は収監されていた。

 

―――今思えば牢で俺が奴にしたことは今までの憂さ晴らしだったのかもしれないな。

 

その後、奴は監視員から鍵を奪い脱獄してしまった。

 

―――イブを攻める訳じゃない、あのときの俺は、何が正解で何が不正解なのか分からなかった。人間不信だったんだ。イブの言うことが全て正しい。人工イマジンは嘘を吐かない。

 

ああ、イブというのは前のイブ……こいつの旧型だ。

 

 

奴が逃げた先は何処だと思う?俺が奴に拳銃を盗まれた時間だった。

 

 

奴は壊れた拳銃を今度こそ盗もうとしたんだ。いや、そのときはそう思っていた。

 

いや、奴の考えは思った通りだった。しかし、奴の目的は他にもあった。それは俺が人間不信になった原因……母さんに対する俺の誤解を解くためだったんだ。

 

拳銃が入っていた箱には、俺の家の者が何らかの理由で隠された母さんからの手紙が入っていたんだ。

 

俺は母さんからなんの連絡もないから心の中で俺は母さんに捨てられたと考えていたんだ。そこからだ。俺の人間不信は。

 

しかし奴はそれを俺のもとに届け『お前にとってのお宝だ』と抜かしやがった。………ハハッ、笑っちまうよな。俺の人間不信がただの勘違いだったなんてな。

 

その後、イブが元々俺を利用していたのか、俺にしびれを切らしG電王システムとパスを奪って俺を裏切った。

 

愚かだよな。今まで信じられなかったものが信じるべきもので、

 

信じられるものが信じてはいけないものだった、なんてな。

 

奴は俺を利用し、人工イマジンが人類を管理する世界を創ろうとしていたんだ。

 

俺は奴に殺されそうになった、その時俺を救ってくれたのは海東大樹だった。

 

奴……海東は俺に言った。『きっといつか君も人を信じられる。君自信のお宝を無くさない限り』と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――その後、イブは海東ともう一人の電王によって破壊され、海東も次の世界へ旅立ってしまった。」

 

「そんなことが……」

 

ほむらは初めてこの男を知った。

今までは時間警察の凄腕Gメン程度で考えていたが、こんな過去を背負っていたとは。

 

「それで、私と貴方のお母さんって……」

 

「ああ、母さんはきっと悲しかったんだ。離れていても、俺が母さんを信じなくても、母さんはいつも俺のことを考えていてくれた。寂しかったんだ。きっと……君も。」

 

「え?」

 

「君も、様々な時間軸を回っても、いくら魔法少女の真実を告白しても、信じてもらえなかった。だけど、それでも君は諦めず大切な友達を救うため孤独に戦い続けたんだろう。きっと辛かったろう、悲しかったろう。」

 

「ッ―――」

 

ほむらは目を見開いた。その男が何を考えているのか、悟ったのだ。

 

「そんな君を見ていると、母さんを思い出してしまって……自分勝手だが、昨日も今日も会いに来てしまったんだ。」

 

「レイジさん……」

 

「だが、こんな俺でも、そんな人を知っているから君の気持ちは痛いほど分かるんだ。だから、そんな人を少しでも理解してあげたい。側にいてあげたい。そう考えてしまうんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイジさんも、大変だったんだ。

 

誤解を招かれ、人間不信にされてしまい、

 

最後は信じていたものに裏切られた。

 

そんなことをされたら普通の人は心が壊れてしまう。

 

だけどレイジさんは最後に人を信じられるようになった。

 

そんなこと、本当に心が強くないとできない。

 

私はどう?そんなことをされたら今まで通りに振る舞える?

 

もしも、まどかに裏切られたら生きていられる?

 

多分、無理だ。

 

この人は強い。身体的にも、心も。

 

だからこそ、この人しかいない。

 

 

厚かましいかもしれない。

 

自分がやって来たことは過ちかも知れない。

 

だけど、この人ならきっと私達を救ってくれる。

 

そうだ、

 

またあのときみたいに、

 

正直に、

 

自分の気持ちは、

 

いつだって!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――レイジさん」

 

「ん?」

 

「私には、夢があります。」

 

「私の夢は、まどかや美樹さん、巴さん、佐倉さんとともに、悪夢を乗り越えることです。」

 

「その夢を叶えるためなら。私はこの魂を投げ売ってもかまいません。」

 

「まどかが言ってくれました。別の時間の私を助けて、と。」

 

「今だからいえます。人に助けを求めるのが、こんなにも難しいことなんですね。」

 

「正直、あのときの私は別の時間軸のあの子を救える自信なん無かった。」

 

「でもやるしかなかったんです。例え一人になっても。」

 

「でもやっぱり、一人でできることには限界があります。」

 

「一人で戦うことが強さなら、誰かに頼るのは決して弱さじゃない。また別の強さなんです。」

 

「私は弱いです。一人じゃ、女の子一人救えない。」

 

「だからこそ、だれかに『助けて』と言える強さが欲しいんです。」

 

「どんなに苦しくても『助けて』が言えない辛さは私が一番知っています。」

 

「私は変わって見せます。誰かを守れる、強い人に!」

 

「そのためにも!レイジさん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『助けてッ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――急げほむらくん!残りのデンライナーはあと一本!あと十分で発車時刻だ!その前にG電王の権限でデンライナーの使用許可を出さなくては!」

 

「わかってますッ!」

 

あのあとレイジは「助けを求めている人に手を差し伸べないのは失礼だな」とほむらの牢の鍵を開けターミナルへ向かっていった。G電王はデンライナーに乗らなくとも時間移動が可能だが一度に飛べるのが一人なので大人数を移動させることを想定したデンライナーの方が何かと便利なのだ。今二人が走っているのが時間警察本部とターミナルを繋ぐ廊下。そこが無駄に長いのでたかが十分、されど十分と急いでいるのだ。

 

『レイジ!残り八分三十二秒零二!』

 

「わかってる!」

 

レイジの胸ポケットから顔…というか画面を覗かせるイブ。まだ旧型のイブのかたっ苦しい所は抜けきっておらず、今現在の残り時間をリアルタイムで教えてくれる。こういうのをありがた迷惑というのだろうか。

 

「ハァッ…ハァッ…レイ、ジさん…!」

 

「ッ!ほむらくん!」

 

一方ほむらはまだ魔法少女に変身できないのか、本体の元々体力が無い体で精一杯走っていた。しかしいくら魔法少女といえど今は少女当然。牢からこの廊下まで約700m、その距離を全力で走れというのも酷な話で……

 

「大丈夫か?」

 

「ハァッ…ハァッ…大丈夫ッ…です…!」

 

もう息も絶え絶えだった。レイジはそんなほむらを背負ってやろうと思ったがそれを乱すものが現れた。

 

「黒崎」

 

「ッ!総監……!」

 

レイジとほむらの前に現れたのは軍服のような姿をした七人の男女。そしてレイジが総監と呼んだ男性が一歩前に出てほむらを指差し、

 

「この女はなんだ?そいつは今牢に収監されているはずだ。何故ここにいる?そして何故黒崎、貴様がこの女と共にいる?」

 

それを聞いたレイジは歯をギリッと鳴らしベルトを腰に巻き付けた。

 

「総監、ここを通して下さい。帰還したらどのような罰を与えてくれても構いません。」

 

「ッ!?レイジさん!」

 

「何をバカなことを。悪いことは言わん、その女を収監してこい、今なら減給で許してやる。」

 

確かに時間警察は今までの行動を見直し、大分取り締まりの基準を暖和した。しかしこの現状に不満の声を上げるものも少なくなく、このレイジが総監と呼んだ男もその一人で、時間警察の中でも指折りの成績をもつ。

 

「厄介な奴に目をつけられた……」

 

正直、レイジはこの男が苦手だ。仕事に厳しく、特にレイジにはこの若さでG電王の初代装着者として認定させられていることもあり、強く当たっている。

 

「総監、この子に罪を償わせてやってください。ワルプルギスの夜を排除すれば、鹿目まどかの絶望は免れこの子の罪も事実上無罪になる、だから!ここを通して下さい!」

 

「罪?そんなものはここで償えばよかろう。死ぬまでここで労働して自分の所業を恨んで死ぬ……これ以上の償いはあるまい」

 

「違う!罪とは消して消えない!だからこそ、その罪を数え、背負って生きていく。その中で自分によって変わってしまった運命を変えるために戦う!それがこの子ができる最後の償いだ!」

 

それを聞くと総監は鼻を鳴らし、何処からか重厚な黒いベルトを取りだし腰に巻き付けた。総監はベルトの側面に付けられたスイッチを押すとG電王同様の変身待機音が鳴り、懐からパスを取り出す。

 

「違うな、その女の償いは私が決める。そうだな、今この場で!」

 

『general form』

 

「打ち首よォ!」

 

そう叫びベルトにパスをセタッチする。すると棒状のエネルギーが飛び散りスーツになって総監に装着され、線路の上をオーラアーマーが合体。デンカメンはG電王がパトカー型なのに対し此方はまるでジープの装甲車のようなデンカメンだ。

 

 

これこそがG電王のカスタムタイプ。

 

 

DENーO general(ジェネラル)だ。

 

 

「さて、どのように殺すか……お前たち!」

 

『『『了解ッ!』』』

 

ジェネラルが後ろで臨戦態勢をとっている八人の男女に命令すると男女は始めから装着していたベルトにパスをセタッチする。

 

すると現れたのはG電王と全く同じ容姿、同じ性能を持つG電王の量産型

 

 

G電王トルーパー達だ。

 

 

「G電王トルーパーか…つくづく厄介だな!変身!」

 

『G form』

 

それを見てレイジもG電王に変身。

デンガッシャー十手モードを構える。一方トルーパーはデンガッシャーではなく、ベルトに取り付けられた拳銃型の武器とサバイバルナイフのような小太刀を握り、G電王を取り囲んだ。きっとこれが基本フォーメーションなのだろう。暫くお互い間合いの取り合いをしていたが、トルーパーの一体が小太刀で斬りかかり、それをG電王がひらり、とかわすとそれを合図にトルーパー達がそれに続けと斬りかかってきた。それを交わしては斬り、交わしては斬りを繰り返しトルーパー隊を返り討ちにした。それを見たジェネラルはトルーパー達に後ろからの援護射撃を命じ自ら飛び込んできた。彼の手には大きなノコギリを連想させる巨大な刀。それを振り回しG電王が交わすとトルーパー達の援護射撃をモロに喰らう。どうやらジェネラルの狙いは叩き斬ることではなくトルーパーの銃による射撃を確実に当てることらしい。それを悟ったG電王はパスを取りだしセタッチ。すると彼の周りにシールドが張り巡らされる。それを確認するとトルーパー隊に突っ込む。シールドを纏ったG電王のタックルを喰らい壁に激突する。そしてフリーエネルギーを纏った十手を大きく振るうと銀色の斬撃波が数えきれないほどの赤と青の斬撃波を従えトルーパー隊に向かっていく。それを見たトルーパー隊は逃げようとしたが時すでに遅し。G電王の『ワールドエンド』が炸裂しトルーパー隊は爆発四散。元の軍服の男女に戻った。トルーパー隊は互いを支え合いながらその場から逃げた。

 

「システムの性能がG電王並みなら勝てると思ったか?」

 

『レイジ!後方から8発ッ!』

 

「!!」

 

ガギィイン!

 

イブが後方から迫る銃弾を探知しそれを伝えるとG電王はそれらを素早く捌いた。発砲もとを確認するとそこには……

 

「!ほむらくんッ!」

 

「レイジ…さん!」

 

「最早……貴様に構うのもアホらしくなってきた……!!」

 

怯えた顔でレイジを見つめるほむらと彼女の頭に銃口を突きつけるジェネラルがいた。ジェネラルの顔は仮面に隠れて分からないが、きっと気味の悪い笑みを浮かべていることだろう。そう考えるとレイジは沸々と自分の心に怒りがこみ上げて来るのが痛いほど分かった。

 

「総監…貴様ァッ……!!」

 

「威勢がいいじゃあないか黒崎ィ?お前の行動次第でこいつの運命は決まるんだぞ?」

 

レイジはなにもできなかった。今自分がほむらを助けるため奴に突っ込めば奴は迷わずその引き金を引き彼女の命を奪うだろう。

 

今ほむらの命は事実上奴が握っている。

 

「……何が狙いだ?」

 

「そうだな、まずは変身を解除してもらおう。」

 

「ッ!……」

 

 

カチャッ

 

シュアァァァ……ン

 

 

レイジは言われた通りベルトを外し変身を解除した。そのあとベルトを床に置き手を上げた。

 

「ほう、分かってるじゃないか。では、そのまま動くなよ。」

 

 

ジャキィン

 

 

「ッ!?や、やめて!!」

 

ジェネラルは無抵抗のレイジを撃つつもりだ。それを悟ったほむらは必死に止めようとするが、少女とベルトによって強化された屈強な男、力の差は天と地ほど離れているだろう。

 

「………!ほむらくん………」

 

「お嬢さん、暫く黙っていなさい。今おじさんがあのクソッタレのド頭ぶち抜いてあげるからね。」

 

「嫌ッ!やめて!!嫌ァァァァァァ!!」

 

「ごめんね、だが、上官に逆らったものは死刑なんだ。今俺が作った決まりだけどなァ!」

 

「レイジさん!レイジさあぁあぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

 

「じゃあな、く・ろ・さ・きィ……!!」

 

「嫌ァァァァァァ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カチャッ

 

パシュウゥゥゥン……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……は?」

 

ジェネラルは総監に戻っていた。自分自身何故そんなことが起こったのか分からない。何故?どうして?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルトが外れている?

 

 

 

 

 

 

 

 

「ジェネラルベルト…これはまた大したお宝だ……!!」

 

その原因はすぐそこにいた。

 

白いジャケットの下には『Treasure』と書かれた黒いTシャツ、

 

細長い男も女も憧れる美脚に花を添える淡い青のジーンズ

 

長いがまとまっている黒髪

 

女性を一発で仕留められる整った顔は

 

新しいお宝を見つめニヒルに笑っている。

 

この男こそ、幾つもの世界を股にかけ、自分が信じたお宝を頂戴するため馳せ参じる泥棒。

 

 

 

 

 

 

 

その名は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「海東大樹ッ!?」

 

異形の戦士『ディエンド』に変身する男、

 

 

海東大樹だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はいなんと海東さんでした。

物語はクライマックスへ……行くのかな?
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