【ポケモン二次創作】ポケットモンスター Soul Divide   作:伊崎つりざお

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【第130話】青春の終わり、破滅の正当性

 様々な過程を経て、ザシアンの姉貴はエンジンシティの高等学校へ通うことになった。

第一に学費の心配があったが、そこは流石の公立エリート学校。

なんと格安で通わせてくれるとのことなので、費用面の心配はそこまでではなくなった。

ただし遠くの山奥の小屋から毎日通うのには限界があったため、やむなく俺らは街外れの古アパートに引っ越すことにした。

家賃・及び学費については俺のバイト代で稼ぐことにした。

まぁ近くに丁度いい工場もあるし、それなりに良質な部品に触れるしで都合は良かったしな。

 

 

 

 そして姉貴には人としての名前が必要だったため、テキトーに『ブレザ』と名乗らせる事にした。

こうして生まれ変わった俺の姉貴・ブレザは、晴れて女子高校生として青春を過ごすことになったのだ。

 

 

 

 季節は秋。

入学式にも、俺は保護者枠として出席した。

なるほど、そこに居たエンビという男を見てみたが……確かに文句のつけようのない完璧な出で立ちだ。

見るからに優秀であろう事が伺える。

姉貴が惚れるのも納得だ。

 

 

 

 さて、そんなこんなで姉貴の学園生活は幕を開けることになった。

常識の無さから何かトラブルを起こさないか心配になってはいたが、特に問題は起こらなかった。

人の世界をずっと見ていたことが幸いしたようだ。

 

 

 

 毎日毎日、俺は姉貴にその日の話を聞かされた。

「ねぇねぇ!今日ね!実験の授業で同じ班だったの!!」

「そうか。それで、進展は?」

「試験管渡したら、『ん』って返してくれた!」

「……え、それだけ?」

「うん!」

成程、どうにも当たり障りのない話しかされていないようだ。

姉貴の話を聞く限りは積極的にアプローチを仕掛けているようだが、結果は伴っていないようである。

 

 

 

 同じ委員会に入り、なんとか隣の席に座り、本来逆方向の下校ルートまで揃えさせた。

その他にも俺らが考えうる限りの手段を講じたが……まぁ残念ながら結果はすべて撃沈だ。

ものの見事に相手にしてもらえていないらしい。

ほぼ一日中隣に引っ付いて過ごしているレベルだが、それでもエンビからの会話はほんの少ししか無いようだ。

糠に釘な毎日に、俺はいよいよ脈ナシなのではないかと考えた。

だが姉貴は諦めない。

 

 

 

 その根性が功を奏したのだろうか。

3ヶ月ほど経過したある日、俺はあることに気づく。

 

 

 

 そう、確かにエンビは姉貴に対して反応が薄い。

しかし決して、拒否するような言動はしていないのだ。

また、保護者面談の時に先生から聞いた際にも、エンビは姉貴意外との会話をしていないことがわかった。

というより、彼がまともに接しているのが姉貴しかいないらしい。

 

 

 

 ……これで俺は確信した。

エンビは姉貴を嫌がっていない。

それどころか、状況はだいぶ優勢だ。

ここまで来たら押し切るしかないと思った俺は、自分の食費を切り詰めてあるモノを買ってきた。

 

 

 

「あの、クランガ……これは何?」

差し出された2枚の紙切れを見て、姉貴は驚いた表情を見せる。

「シュートシティの遊園地のチケットだ。今度の連休でエンビと行ってこいよ。」

「え!?だ、大丈夫!?」

「うるせぇ、ダメ元だ。俺は勝算はあると思うぞ。」

いきなりの提案に戸惑う姉貴だったが、俺からしてみれば遅すぎるくらいだ。

そろそろプライベートでの交流くらいあってもいいだろう。

俺は無言で姉貴を睨みつけ、圧をかける。

「わ、わかったよ……やるだけやってみる……。」

 

 

 

 

 

 その翌日、エンビからOKの返事が帰ってきたらしい。

俺の目論見はどうやら正しかったようだ。

早速俺らは手頃な私服を見繕い、当日は万全の体勢をもって姉貴を送り出した。

 

 

 

 当日の夜遅く、帰ってきた姉貴の様子は非常に喜ばしそうであった。

随分と楽しいデートだったようだ。

手元には、遊園地の土産であるカップケーキがある。

 

 

 

 どうやら姉貴は相当に気に入ったようだ。

そのケーキを頬張りつつ、俺はその日の出来事を姉貴から聞いていた。

 

 

 

「でさー!エンビくん、お父さんが外交官で、お母さんが考古学者なんだって!だから色んな言葉に詳しいんだって!」

「ふーん……」

「カンムリ雪原にも行ったことがあるらしくて、伝説のポケモンも捕まえたことがあるみたい!ホントすごいよねー!!」

既に日付も変わっているというのに、興奮覚めやらぬ様子で上機嫌に語り続ける。

なるほど、そこまで身の上の事情を話し合えるのであれば、進展はしたと見ていいだろう。

 

 

 

 しかしあの男、やはり生まれついてのエリートのようだ。

俺なんかとは住む世界が違う。

ポケモンである姉貴がゾッコンなのも頷ける。

 

 

 

「そうそう、エンビくんがさ!私のことを『お前は他の奴とは違うようだ』って言ってくれたの!もう凄くない!?」

「お、マジか!?すげーじゃん!」

これは好調だ。

相当に状況はいい方向へと向かっている。

なんとあのエンビが、姉貴を特別視しているのだ。

 

 

 

 ……待てよ?

でも「他のやつとは違う」って……いや、気のせいか。

 

 

 

 

 

 ーーーーそれから更に3ヶ月。

気候が暖かくなり、多くの花が咲き始める頃。

エンビと姉貴は、誰が見ても納得するほど良好な仲となっていた。

傍から見れば付き合っているようにしか見えないが、本人たちにはそのつもりはないのかも知れない。

だが、ずっと遠くから眺めているだけだった姉貴からしたら随分な進歩だ。

 

 

 

 しかしある日、帰宅した姉貴の表情は暗かった。

一体何があったのかと問いただしてみたら、エンビの事のようだ。

「なんかね、エンビくん……学校を辞めるかもしれないんだって。」

「は!?」

衝撃的な事実だ。

まさかあの優等生のエンビが、一体どうして!?

 

 

 

「なんかね、ポケモントレーナーになって旅がしたいんだって。ホントは勉強とかも大学の範囲まで終わってて、退屈だって言ってたんだよ。」

なるほど……要は才能を持て余しているんだ。

もっと広い場所で、やりたいようにやってみたい……ということだろう。

「『もっと強い相手がほしい。高い壁がほしい。』『敗北を知りたい。』って言ってた。」

「強い……相手……」

「私じゃ代われないのかなー、それ。」

無理だろう。

姉貴は彼にとって、あくまでもただの同級生に過ぎない。

もしも姉貴が大切に思われているんなら、きっとそんな事言わずに踏みとどまるだろう。

 

 

 

 多分だが、コレは終わりだ。

姉貴の見ていた、夢の終わり。

エンビには、きっと姉貴より大事なものが出来てしまっただけの話だろう。

非常に残念なことだが……元よりこの恋は叶わないものだ。

それを覚悟で、俺達はあの男に手を伸ばしたのである。

 

 

 

 だが、それは俺の口から告げるべきことじゃない。

彼女が自分で気づかなければ、きっと納得もしないだろう。

 

 

 

 

 

 ーーーーしかしそれから1週間ほどして。

久しぶりに、姉貴の帰りが遅くなった。

今までも多少の遅れはあったが、日付が変わっても家に戻らないのは流石に初めてだ。

流石に心配になった俺は、MA-1に搭載していたGPS機能を確認する。

するとそこが指し示していた場所は……

「……は!?」

そう、森の奥であった。

俺らが過ごしていた山小屋のある、あの霧の森。

 

 

 

 一体どうして、そんな場所に居るんだ!?

歩いたら片道半日はかかる距離なのに……

嫌な予感がした。

すぐに俺はコートを着込み、チャリを走らせて森の方へと走り出した。

 

 

 

 ざわめく心を抑え、GPSに目をやりながら自転車を走らせること4時間。

既に日が昇り始めた時刻。

姉貴の居場所を指し示す表示が、ようやく至近距離に来たその時……

 

 

 

 そこにあったのは、満開のカレンデュラの花園。

朝焼けの中倒れていたのは……傷だらけのザシアンだった。

「あ、姉貴ッ……!?」

間違いない、姉貴だ。

何者かと戦ったばかりの様子である。

近くには、姉貴の身体から分離したMA-1が転がっていた。

 

 

 

『く……クランガ……』

幸い傷はそこまで深くないようだ。

命に別状は無い。

しかしそれ以上に、姉貴はぐったりとした様子だった。

目には一切の生気が宿っていない。

 

 

 

「ま、待ってろ姉貴……!いま治療を……!」

『もう……いいよ。私、もうダメみたいだし……』

「は……!?何言って……」

俺は姉貴の身体に触れる。

そこで初めてわかった。

 

 

 

 彼女の身体が、異様なほどに枯れていることに。

肌は乾き、体重も軽くなっている。

老衰だ。

今までの若々しさが嘘のように、急速に老いているのだ。

 

 

 

ふと遠くに、鳥ポケモンが飛んでいくのが見えた。

少しだけ目に入ったそれは……黒い翼と、赤い長髪の男の姿であった。

「え……エンビッ………!!」

エンビはそのまま、こちらには目もくれず上空の彼方へと消えていった。

 

 

 

 俺はこの場に起こったことの一部始終を理解した。

 

 

 

 そう、姉貴はエンビと戦った。

エンビを呼び止めるべく、自分の正体を明かして戦ったのだ。

彼が「強い者」を求めているからこそ、姉貴は自身を彼の『敵』として立ちはだかった。

恐らく、それでエンビは姉貴と交戦したんだろう。

 

 

 

 だが、姉貴は戦闘慣れしていない。

バトルの腕も一流であるアイツには勝てないだろう。

故にこうして、惨敗して倒れているのだ。

 

 

 

 そして勝利したエンビは、この場から飛び去った。

彼女が「弱者」であると知った結果、興味を失ったのである。

姉貴に近づいていたのも、きっと彼女の正体がザシアンだと予感していたからだろう。

エンビという男にとって、自身以上の弱者は全て等しく矮小な存在なのだ。

 

 

 

『これが……本当の姿なんだよね……多分もう……いつ死んでも……おかしく……なかったんだ……』

「しゃ、喋るな姉貴ッ……!」

彼女の言う通り。

彼女というポケモンは、既に300年は生きていた。

いくらザシアンでも、それほどの時間を生きる事はできない。

本来ならそのはずなんだ。

 

 

 

 しかし彼女は、それでも生きていた。

恋心という感情に縋り、己の命を繋ぎ止めていたのだ。

信じがたい話だが……事実、彼女はここで生きていた。

 

 

 

 だがその夢は砕かれた。

縋るものが無くなった彼女は、急速に生きる希望を失い……今までの代償を払うことになったのだ。

手の届かない幻を見続けた代償を。

『最後に……いい夢……見られたと……思ったんだけどなー……』

段々と声の弱々しくなっていく姉貴は、俺の方へと頬を擦り寄せる。

「姉貴………おい姉貴ッ!!」

何か言おうとしたようだが、時既に遅く……

姉貴は俺の膝の上で冷たくなっていた。

昇る朝日に照らされ、カレンデュラの花園で眠るその顔は……どこか満足気だった。

 

 

 

「くそっ……クソがああああああああああああああッ!!!」

 

 

 

 ふざけるな。

こんなことがあってたまるか。

姉貴は生きたいように生きただけだ。

ポケモンと人間の垣根を超えて、在りきたりな感情を抱いただけだ。

その仕打ちがこれか。

一方的に棄てられ、突き放されるだけだったというのか。

 

 

 

 これほどの優しいポケモンが、こんな無様に壊れて終わるなど。

俺は認めない。

ふざけるな。

ふざけるな。

ふざけるな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺は認めない。

これが姉貴にだけ与えられた仕打ちだなんて、俺は認めない。

せめて姉貴の末路は、誰彼構わず平等に与えられるべきものだ。

理不尽な結末……哀れな心壊……きっとそれが正当で、美しい在り方なのだ。

そうだ、きっとそうに違いない。

姉貴は何も間違っていない。

俺も、世界も、全ては正常なんだ。

だったらその理に則ってやればいいじゃないか。

簡単な話じゃないか。

 

 

 

 それからの俺は吹っ切れた。

この1年で磨いた腕を駆使して、汚い仕事をいくつも熟した。

イカサマ用のツールを売ったり、違法改造したモンスターボールを闇市に売り出したり……とにかく手段を選ばなかった。

ただ、無性に楽しかったんだ。

俺の発明で、人間たちが壊れていく様を視るのが。

 

 

 

『これで一流になれる』と言って装置を買ったトレーナーは、翌週に副作用で大事なポケモンを亡くした。

俺の装置を盲信したギャンブラーは、見事に破産して何もかもを失った。

とにかく何もかもを、俺は壊したかった。

壊して消して、嘲笑うことで俺は生きてきた。

否、もう……そうするしかなくなっていたのだ。

 

 

 

こ の理不尽や横暴こそが正当なものであると思い込まなければ……俺が社会から跳ね除けられたことも、姉貴が失望の中死んだことも。

受け入れられなかったのだ。

 

 

 

 

 

 そんな中、ある男が俺の元に訪れた。

黒いローブに身を包んだ赤髪の男……俺はコイツに見覚えがあった。

「……お前がクランガか?是非うちのバベル教団に欲しい。」

まるで初対面のように、彼は俺に話を持ちかけた。

 

 

 

 本当なら今すぐにでもこの男を殴り飛ばしてやりたかった。

しかしそれは出来ない。

そうしたら、姉貴の仕打ちが「理不尽である」と認めることになってしまう。

 

 

 

 そうだ、俺はこのエンビという男とともに従属して生きるしか無い。

姉貴を棄て、果てには外道に堕ちたこの男と共に……行ける所まで行くしか無いのだ。

 

 

 

 そうして俺は、今まで通りの闇商売をしつつ、人の心を間接的に脆くして信者を勧誘……

更には『扉』とやらの再開発に取り掛かった。

 

 

 

 その中で偶然出会ったバドレックスの偽物と話して、俺は確信した。

コイツの望むものは結果的な破滅だ……と。

この『扉』を開ければ、俺の盲信は真になる。

ならば完遂するしか無い。

このバベル教団とやらの馬鹿げた計画を。

 

 

 

 

 

 その計画の中で、俺にはある仕事が追加で回ってきた。

 

 SDの適合者を選別するための施設……表向きは「ジム」と名乗る施設を作る仕事が回ってきた。

 

 ビルの空きフロアを教団が一つ購入できたらしいので、そこでジムを作ってやることにした。

 

 

 

 ただ、適合者という規格外の人間の選別が目的なら……そこいらの雑魚を相手にする必要はない。

 

 ある程度の戦力がないチャレンジャーは最初に弾いておこう。

 

 また、俺には別の仕事もある。

 

 俺本人が戦うのは荷が重い。

 

 

 

 ……せっかくだ。

 

 最近流行りの人工知能とやらを作ってやろう。

 

 そいつにバトルの代理を任せればいい。

 

 姉貴に作ってやった装置の資料を核とすれば、疑似人格程度は割と短時間で組み上げられる。

 

 ……だから名前はそのまま、「MA-Ⅰ」にしておこう。

 

 

 

 それにコイツは、「人間を学び続ける」知能だ。

 

 客観的に、俺たち人間の在り方を見てくれる存在だ。

 

 このMA-Ⅰを通じれば、今度こそ証明される。

 

 美しい心が壊れることが、世の常理であることが。

 

 姉貴の受けた仕打ちが、理不尽なんかじゃなかったことが。

 

 

 

『……ダカラコソワカルンデス。心ガ折レテシマウノハ、ナントモ悲シイコトダト……。』

違う。

それはあくまで正当なことだ。

人の心は壊れて当然のものだ。

折れて当然のものだ。

 

 ……違う。

俺は彼女を踏み潰す。

 ……違う。

俺は彼女を更に踏み潰す。

 ……違う。

俺は彼女を粉々になるまで踏み潰す。

 ……違う。

俺は姉貴と同じ声のソレを、悲鳴が聞こえなくなるまで踏み潰す。

 

 俺はこんなものを作った覚えはない。

同情なんて機能を搭載させた覚えはない。

 

 嘲笑え。

悦べ。

他人の心壊を糧にしてくれ。

でないと俺は……俺の姉貴は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーーーーーーー以上が、お嬢の頭に流れ込んできた記憶だ。

クランガという男の持っていた、記憶である。

「…………。」

CCに繋がる全ての情報を得たお嬢は、手の中の花びらを握る。

 

 

 

 そして遅れて、レイスポス達3人が駆け上がってきた。

『お嬢様!無事か……!?』

「えぇ。私は大丈夫。それより……」

お嬢はゆっくりと振り返ると、ブリザポスの方を向く。

既に足元が覚束ない状態だ。

『……私なら大丈夫です。』

「でも……」

『それよりはやく、心臓部を叩きましょう。これ以上CCをのさばらせておくわけには行かない。』

そう言うと、彼は攻撃の構えを取る。

 

 

 

『合わせますよジャック、マネネ。最大火力を叩き込んで下さい。』

怪しい様子のブリザポスであったが、これ以上は止めても聞かないだろう。

そう判断したレイスポスは、不本意ながら首を縦に振ることにした。

『……わかった。行くぞッ!』

「まねねっ……!」

 

 

 

 そうして3人は、『ブリザードランス』と『アストラルビット』を同時に装填する。

瞬間、無数の弾が銀色の機構をめがけて飛んでいく。

そして穴だらけになった巨大な心臓は、見事に粉々に砕け散ったのであった。

 

 

 

『やったか……!?』

『いや……コレは……!!』

しかしこれで終わりではない。

 

 

 

 破裂した心臓はあちらこちらに肉片を撒き散らす。

飛び散ったドス黒い物体のせいで、視界はあっという間に真っ暗闇に覆われた。

上も下もない、色も音もない虚無にして混沌……

「ま……まねねっ……」

その場所にマネネは見覚えがあった。

そして予感する。

そう……『奴』が来る予感だ。

 

 

 

『ハッ!その心臓はわかりやすく貴様らに示した物体に過ぎん。全ては貴様らと余を繋げるための布石に過ぎぬのだよ。』

「ば……バドレックスッ………!」

遂に彼らは、破滅を引き起こした張本人……バドレックスの姿をしたCCと対面する。

 

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