もしもなのはに姉がいて、お互いシスコンだったら?   作:先名咲亜

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01 prologue 

 俺は普通の高校生で、特に変わったことなく生きていた。

 その日常は一瞬で砕け散り、非日常へと変わった。

 

 その日、俺は学校の帰り道、横断歩道を渡ろうとしていたところを信号無視して進んでくるパトカーにはねられた。

 もちろん、パトカーがサイレンを鳴らしていたりしたならば、パトカーが信号無視してくることも予想できた。しかし、その時のパトカーはサイレンなど鳴らしていなかった。それ故に予想もできずにはねられ、そのまま死んでしまった。

 

 その時は、ああ、まだやり残したこと結構あったのにな・……なんて考えながら目を閉じて、気がついたら自分の体の何倍もの大きさの人間に抱っこされながら話しかけられていた。

 

 一番最初に聞こえた言葉が確かこうだったはずだ、「悠里、そうこの子の名前は悠里よ」

 

 その時から俺は私になり、悠里という名前になった。

 

 自分が転生したということに気がつくのはそう時間はかからなかった。それと、自分の第二の人生は女ということも今では特になんとも思っていないし、結構新鮮味があって楽しかったりもする。

 

 それだけなら、まだ、普通に生きていける可能性が残っていた。

 

 けれど、私は双子で、数分遅れて生まれた妹がいる。

 

 その妹の名前は、高町なのは。未来のエース・オブ・エースであり、白い悪魔等いろいろな二つ名がつく、魔法少女リリカルなのはというアニメの主人公だった。私は生前(一度目の人生)にそのアニメを見たこともあるし、結構好きなアニメだったので内容も結構覚えている。

 

 自分はただ二度目の人生(記憶アリ)を手に入れただけではなく、二次創作の方の転生をしたと気づき、自分の将来について考え始めた。

 

 幸い、生まれたての自分はできることがなく、考える時間だけは捨てるほどあった。

 

 まず考えたのが、原作に介入するかどうか。無印のジュエルシード事件にA'sの闇の書事件、Stsのレリック。そのあとも漫画では続いていたりするが、stsのあとは二次創作で読んだ程度なのであんまり詳しくはない。

 

 この事については2時間くらいで決まった。

 

 原作は介入する。しかし、途中までは私だとバレないように介入する。

 

 そして次は、原作通りに行くか、原作を破壊するか。これは原作に介入するかどうかを決めるよりも早く決まった。

 

 原作よりもいい未来に出来る時は破壊する。あまり不容易には破壊しない。

 

 ほかにもいろいろ考えることもあり、退屈だと思うことはほとんどなかった。

 

 

 

 

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