こんなに遅れたのには、スランプもそうですが、実はパソコンの寿命がありまして、一旦小説投稿は控えることになりました。
しかし、今月で新しいパソコンも変えましたので、ようやく小説投稿ができました!
復帰記念である短編小説集、まずはオリジナルキャラであるマヤの過去編です。
(・・・と言っても、このパートは最初で最後になるわけですが・・・)
私、新まのんといいます。Sil vous plait(よろしくお願いします)。
キュッ!
この子は私のパートナー、くるるです。
私達は今、ドキドキ!プリキュアの皆さん、ハピネスチャージプリキュアの皆さん、そして、ヴィヴィオさんとアインハルトさん、トーマさんとリリィさん、まりあさんとマヤさんと一緒に、【マヤさんの全国謝罪巡礼ツアー&海外プリキュアとの共同作業】の最中で、現在インドにいます。
ん?謝罪ってどういうことだって?
実はマヤさんはこのツアーを企画する前、ユグドラシルの戦士として多くの海外プリキュアの方々から、プリカードを奪い取った事があったんです。
その理由は、前にマナさん達がプロトジコチューを浄化した後、トランプ王国の王女様・マリー・アンジュ様が真琴さん達の前から消えてしまった事がきっかけです。
マヤさんのユグドラシルの総帥・デニーズ・ポーカーさんの提案でプリキュアの変身に必要なプリカードとプリチェンミラーをマヤさんに渡し、世界中のプリキュアからプリカードを奪い取って、プリカードファイルを全て埋めて、マヤさんの願い、マリー・アンジュ王女様を蘇らせる事を成就させる事にしたのです。
結果を言えば、それは果たしました。
でも、その時はアンジュ王女様や亜久里ちゃん達の説得でマヤさんの心が改心したからです。
マヤさんは償いとして、それまで集めたプリカードを海外プリキュアの皆さんに返す事にしたのです。
企画ツアーを提案したのは、それがきっかけだったりします。
くるる、早速怪物が出てきたみたい!行くよ、くるる!
キュッ!
~~~~~インド・ムンバイ~~~~~
「サイ・・・アーク!」
アラジン風のサイアークがプリキュア達と対峙している。
「プリキュア・ファイヤーボール!」
まのんが変身するキュアエレメントはプリキュア・ファイヤーボールを放つ。
しかし、それに対してアラジン風のサイアークは手に持っている剣でエレメントの技を真っ二つに斬る。
アラジン風のサイアークはエレメントに襲い掛かる。
「イージス・ソードシールド!」
マヤが変身するキュアイージスはイージス・ソードシールドでアラジン風のサイアークの攻撃を防ぎ、エレメントを守る。
「エレメント!奴の動きを封じて!」
「は、はい!」
エレメントはイージスの指示を聞く。
「吹き荒ぶ風よ!舞い踊って!プリキュア・ハリケーンダンス!」
エレメントはプリキュア・ハリケーンダンスでアラジン風のサイアークを吹き飛ばす。
アラジン風のサイアークはエレメントの技で倒れる。
「裁け!ジャッジメントソード!」
イージスはジャッジメントソードを放ち、アラジン風のサイアークを浄化する。
戦闘を終えた後、エレメントとイージスは変身を解く。
「大丈夫?」
「あ、はい。すみません、マヤさん。また守られましたね・・・」
「気にしないで。」
マヤはまのんに謝られるも、気にするなと言い出す。
その後、ヴィヴィオ達と合流し、ここインド・ムンバイで活動しているワンダフルネットプリキュアにプリカードを返し、謝罪をした。
それから四葉財閥の別荘で一休みするマヤ達。
(アメリカ、中国、ロシア、イタリア、インド・・・そこで活躍しているプリキュア達にプリカードを返した・・・あと少しでこの旅も終わる・・・)
マヤはこれまでまのん達と一緒に行った各国の海外プリキュア達がいる国を振り返る。
(アン王女様の為とはいえ、皆には酷いことをしたわね・・・)
マヤはプリチェンミラーを取り出し、自分のしてきた事に悔やむ。
彼女は自分がプリキュアになった出来事を思い出す。
~~~~~回想~~~~~
「ハァ、ハァ、ハァ・・・あぁっ!」
トランプ共和国がまだトランプ王国だった頃、ジコチューの襲撃によりトランプ王国が滅ぼされる中、ジコチューの群れが王国内にある孤児院にも手を伸ばしており、マヤは真琴が変身するキュアソードのような戦う力を持たず、逃げるしかなかった。
その時、マヤは逃げる道中、斜面に足が滑って転げてしまう。
その先には、熊が入れるくらいの大きい穴があった。
彼女はそのままその穴に入ってしまう。
漸く転がるスピードが落ちていき、次第に止まったが、全身の痛みやジコチュー軍団に対する恐怖心によって気を失う。
そして暫くたった後・・・
「もしもし・・・聞こえますか?」
マヤが意識を取り戻した時、目の前に下半身の鉱石が人型に伸びたツインテールのような髪状のダイヤモンドの妖精・ディアーナがいた。
「あら、お気づきになられたのですね?よかった・・・」
「・・・あなたは・・・?」
「わたくしはディアーナ。地下の国・ジュエル鉱国の住人です。」
ディアーナはマヤに自己紹介する。
「あなたは?」
「・・・マヤ・・・」
マヤも自分の名前をディアーナに伝える。
「あなたはジュエル鉱国に通じる通り道から入ってきたのです。覚えていますか?」
ディアーナはマヤがジュエル鉱国にいる理由を伝える。
マヤはディアーナの話を聞き、ジュエル鉱国に辿り着く前の出来事を思い出す。
トランプ王国にジコチュー軍団が押し寄せた事。
国民達がジコチューと化した事。
トランプ王国が滅ぼされた事。
それらの出来事がマヤの頭の中から浮かび上がり、身を縮こませる。
「マヤ!落ち着いてください!先程の通り道には結界が張られています!あなたが追われている怪物はこのジュエル鉱国に入れません!」
ディアーナはマヤを落ち着かせる。
数日後、トランプ王国は今もジコチューの巣窟のままになり、戻るに戻れなくなった。
ディアーナはマヤをジコチューの魔の手が届かない安全な場所へ連れていく事にした。
その場所はメイジャーランド。
全世界の音や音楽を生み出した国。
そして、エレンとアコ、ハミィと音吉の故郷でもある。
マヤはディアーナの勧めで、その国に身を隠すことにした。
そして、数ヶ月が経ち、マヤはある事実を知ることになった。
「これが幸福のメロディ・・・アン王女様と真琴にも聞かせたかったな・・・」
マヤは寂しげな表情を浮かびながらも、幸福のメロディを聞いて気持ちが和らぐ。
その時・・・
「お前がマヤか・・・?」
「!?」
突然声を掛けられ、振り向くマヤ。
マヤが振り向いた視線の先には、老齢の大柄な男である。
「あなたは・・・!?」
「私はデニーズ・ポーカー。トランプ王国の騎士。今はジコチュー共から逃げ延びた生き残りだがな・・・」
「!?あの誇り高き暁の騎士団を束ねた・・・!?」
「今はその騎士団もジコチューと化されたがな・・・」
老齢の男は自らをデニーズ・ポーカーと名乗る。
ちなみに、同じくトランプ王国の騎士であるジョナサン・クロンダイクは黄昏の騎士団を束ねていた。
両騎士団もジコチューにされたが・・・
「トランプ王国はすでに伝説の戦士・プリキュアの手によってジコチュー共が浄化され、国民達も元に戻った。」
マヤはデニーズの話を聞いて、表情が明るくなったが、それも束の間、その直後の発言により、逆にショックを受けることになった。
「しかし、マリー・アンジュ王女は帰らぬ人となった。」
「なっ!?なん、ですって・・・!?」
デニーズはマリー・アンジュ王女に何があったのか、マヤに聞かせた。
マリー・アンジュはキュアソードこと剣崎真琴と共に人間界に逃げ出した時、ソードの手を放して逃がし、ベールにジコチューにされかけた所を自身のプシュケーを半分にし、円亜久里とレジーナ、そしてアイちゃんという3つの分身を生み出した後、彼女自身が消えてしまった。
それから数ヶ月以上経ち、キュアハートこと相田マナがパルテノンモードにモードチェンジし、彼女の技でプロトジコチューを浄化した。
その後、魂だけの存在となったマリー・アンジュはドキドキ!プリキュアにプロトジコチューを浄化し、トランプ王国に平和を取り戻した事に感謝し、別れるかのように消滅した。
マヤはもう二度とマリー・アンジュに会えなくなった事に悲しんでいた。
「今のトランプ王国はジョナサンが大統領となり、王国から共和国となった。私はかつての王国を取り戻すべく、こうして同志を探した。私と共に来い。アンジュ王女を蘇らせる術はすでに見つけた。」
「!王女様を!?」
マヤはデニーズの言葉を聞いて、顔を上げる。
マヤはデニーズと一緒にバラージ王国に赴いた。
2人は今バルコニーにいる。
「これが鍵だ。」
デニーズが渡したのは、白銀の宝石とカードファイルだった。
「この石は愛の結晶を呼ばれ、プリキュアの力を呼び起こす鍵になる。そして、このファイルはサイアークと呼ばれる怪物が浄化された後、プリキュアと共にいる妖精の力によって生み出されるプリカードと呼ばれる物を収納する物だ。それをファイルの全てのページを埋めると、自らの願いを一度だけ叶うことができる。」
「自らの願いを・・・」
「お前の願いはなんだ?」
デニーズはマヤに愛の結晶の事やプリカードファイルの事を教えた後、マヤの願いは何かと尋ねる。
「私の願いは・・・アン王女様を蘇らせる事・・・その為には力がいる。王女様を守る為に・・・罪のない人達を守る為に・・・プリキュアになる!」
マヤは自分の願いを主張する。
すると、愛の結晶がプリチェンミラーへと変わり、プリキュアの姿が描かれたプリカードが誕生した。
マヤはただ驚くだけであった。
その時、マヤの前にカブトムシのホシイナーとクワガタムシのナケワメーケが現れる。
「・・・!」
マヤはカブトムシホシイナーとクワガタムシナケワメーケを睨み、プリカードをプリチェンミラーに装填する。
「プリキュア・くるりんミラーチェンジ!」
マヤはプリチェンミラーのミラーボールを回す。
マヤは白いハートに入ると、白を基調とした衣装を身に纏い、マントを外す。
「正義の盾!キュアイージス!」
マヤはキュアイージスに変身する。
イージスはリボンを光の翼に変え、カブトムシホシイナーとクワガタムシナケワメーケと対峙する。
「イージス・ソードシールド!」
イージスはイージス・ソードシールドでカブトムシホシイナーの突進を防ぐ。
その後、イージスはカブトムシホシイナーの腹部に蹴りを入れて上空に飛ばす。
クワガタナケワメーケは大顎でイージスを挟もうとする。
イージスはクワガタナケワメーケの大顎を素手で受け止める。
その時、イージスに蹴り飛ばされたカブトムシホシイナーが上空から襲撃する。
イージスはクワガタナケワメーケをカブトムシホシイナーに向けて投げ飛ばし、激突させる。
イージスは即座にラブプリブレスのダイヤルを回す。
「裁け!ジャッジメントソード!」
イージスはカブトムシホシイナーとクワガタムシナケワメーケにジャッジメントソードを放つ。
カブトムシホシイナーとクワガタムシナケワメーケはイージスの技によって浄化される。
イージスは戦闘を終えた後、地上に降り立ち、変身を解く。
「これが・・・プリキュアの力・・・」
マヤはプリチェンミラーを見て、先程の戦闘を振り返り、プリキュアの力を改めて驚嘆する。
その後、マヤを同志として受け入れたデニーズは、マヤと同じ志を持つ仲間を集め、革命軍ユグドラシルを結成し、トランプ共和国制圧を企てる。
デニーズはバラージ王国の城のバルコニーから見下ろし、城の前に集めているユグドラシルの戦士達に向けて演説する。
「トランプの行く末を憂い、栄光の未来を奪還すべく集まった誇りある同志諸君!我々はついに3人の王女を見つけ、黄金の冠も取り戻すことができた!これにより明日、神聖なる王宮の奪還作戦を決行する!そして、新たなる国王の戴冠の儀を執り行うのだ!1万年の歴史を誇る偉大な、トランプ王家の統治の下、古き良き強きトランプ王国を復活させるのだ!明日こそがトランプの夜明けだ!暗黒の2年に終わりを告げ、このトランプの聖なる地に正義と世界樹の名の下に、光を齎すのだ!」
「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~!!!!」
デニーズの言葉を聞いた戦士達は歓声を上げる。
「過日、トランプの地は強大なる怪物共の侵略を受け、抵抗も虚しく一度は滅ぼされてしまった・・・その恐怖と絶望は脳裏から消え去りはしない。だが人は、そして国は、強くなることができる!自らが強くなってこそ平和は保たれる!伝説の戦士という幻に縋る必要はなくなるのだ!国民一人一人が名実共に戦士となって国を守り、一人一人が国を守る主人公となるのだ!そして、王家は常に国民と共にあるだろう!国民と共に国を守り、国を作る・・・それが新たなトランプ王国なのだ!!!」
「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~!!!!」
デニーズの演説に再び歓声を上げる戦士達。
「アン王女様・・・あなたは必ず・・・私が蘇らせます・・・!」
マヤはプリチェンミラーを握ったまま、マリー・アンジュに思いを馳せる。
~~~~~回想終了~~~~~
「・・・プリカードは全てのページを埋め、トランプ共和国の制圧に向かったものの、真琴には敵わなかったわね・・・」
マヤはトランプ共和国で真琴と一騎打ちをした事を思い出す。
その後、真理奈と精神体となったマリー・アンジュ王女達の説得により、ユグドラシルから袂を分かち、マリー・アンジュを蘇らせた。
それからはシン達と一緒にルルイエでの決戦を共にし、そして、まのんや真琴達と共に世界中に回り、プリカードを返却している。
(アン王女様、真琴、私はもう道を違えない。この力は大切な人を守る為に使う!)
マヤはプリチェンミラーをしまい、そろそろ寝ようと、部屋に戻る。
彼女はこの旅行に通じて誓った。
正義の盾・・・
自分の正義を貫き、大切なものを守る盾となる事を・・・
次回はタグにありましたように、FFキャラも登場させます。
尚、僕が知るFFはFFⅠ~FFⅧ(ニコニコ動画に掲載されているFFνで知りましたので。)とFFⅨとFFX、FFX-2とFFⅫだけですので、予めご了承ください。