シャンティ「やあ、みんな!私はフロントワールドの平和を守るG.F所属のキュアウーコンことウォン・シャンティだ。」
エクセル「ミッドチルダから来ました、時空管理局に所属するエクセル・ロータス三等空尉です。」
シャンティ「今回のお話は妖精学校で行なったプリキュアパーティで、プリキュアや妖精達は勿論、ヴィヴィオちゃん達やウルトラマンゼロことモロボシ・シンさんを含めたそれぞれの会話を君達に教えてあげようと思う。」
エクセル「ゆっくり楽しんでいってね。」
~~~~~乙女の危機感~~~~~
プリキュアパーティの最中、ルナはジト目でシンとソラとのやり取りを見ていた。
何故、ルナがそのような目で見ていたのかと言うと、ソラがウルトラマンが戦う理由を聞いた後が発端と言えば発端である。
シンがウルトラマンの事を教えた後、ソラがシンと握手していたのをルナが目撃したのだ。
その光景を見たルナはソラがシンに好意を持たれるのではないかと危惧していた。
なので、ルナはソラに対して警戒しているのである。
?「ルナちゃん、どうしたの?」
ルナ「キャッ!?」
ルナは突然声を掛けられて驚き、振り向くと、キュアハッピーこと星空みゆきとキュアブロッサムこと花咲つぼみがいた。
ルナ「み、みゆきさんにつぼみさん・・・驚かさないで下さいよ・・・」
みゆき「ごめんね?驚かせるつもりはなかったんだけど・・・」
つぼみ「ルナちゃん、やけにシンさんとソラさんをずっと見てるなと思いまして・・・」
つぼみとみゆきはルナがソラ達の事をジーッと見てるのが気になって声を掛けたのだと言う。
ルナは事情を説明しようとするが、ある事に気付く。
ルナ(そういえば、みゆきさんとつぼみさんもシン様の事が好きになったんだったわね・・・二人だけじゃない。ミコトさんにセレナさん、ほのかさんに舞さん、真琴さんにリコさん、ひなたさんにここねさん、それからリオさんにコロナさんにリンネさんも。)
ルナが気付いた事は、目の前にいるみゆきとつぼみ、それ以外にキュアホワイトこと雪城ほのか、キュアイーグレットこと美翔舞、キュアソードこと剣崎真琴、キュアマジカルこと十六夜リコ、キュアスパークルこと平光ひなた、キュアスパイシーこと芙羽ここね、キュアネッシーこと早乙女ミコト、キュアランスロットことセレナ・バーネット、そしてリオ・ウェズリー、コロナ・ティミル、リンネ・ベルリネッタもシンに好意を持っているという事である。
これだけ多いと流石に呆れるが、ルナはソラの事を聞かせるべきだと考えていた。
ルナ「あの、シン様の事でお話があるのですが・・・」
みゆき「えっ!?シンさんがどうしたの?」
ルナ「ここでは周りの人達に迷惑が掛かりますので、場所を変えましょう。それから呼び出してほしい人達をそこに来てほしいんです。」
つぼみ「い、いいですけど・・・」
ルナ「詳しい事は後ほど伺います。それで呼び出してほしいのは・・・」
ルナはみゆきとつぼみに連れて来てほしい人をリストアップする。
そして、話し合いの場所を妖精学校の校内にして、ルナは先に向かった。
数分後、妖精学校の校内にほのか、舞、つぼみ、みゆき、真琴、リコ、ひなた、ここね、ミコト、セレナ、ルナ、リオ、コロナ、リンネが集まった。
セレナ「わざわざここに呼び出して何のつもりですか?」
ミコト「改まってどうしたの、ルナちゃん?」
セレナとミコトは自分達を妖精学校校内に呼び出した理由を問い質す。
それはほのか達も同じ思いだろう。
ルナ「皆さん、一つ確認させて下さい。皆さんはシン様の事が大好きなのですか?」
ほのか「えぇっ!?(////)」
つぼみ「はうぅっ!?(////)」
みゆき「る、る、る、ルナちゃん!?(////)いきなり何を・・・わわっ!?」
ほのか達はルナの発言に顔が赤くなる。
みゆきは慌ててルナの方に駆け寄るが、躓くような物はないにも関わらず、盛大にコケる。
セレナ「お前!そんな真剣な顔で何という事を聞くのですか!?(////)」
セレナは顔を赤らめながらもルナに叱る。
ルナ「突然ですみません。でも、どういう経緯で好きになったかは聞きません。ただ、本当にシン様の事が好きなのか、確認させて下さい。」
ルナは校内にいる全員に詳細は省かせて本当にシンの事が好きなのかを確認する。
一同はルナの言葉に沈黙するも、顔を赤らめつつ頷く。
ミコト「でもルナちゃん、なんでそんな事を聞くの?」
リンネ「流石に今更な気がするけど・・・」
状況を掴めていないミコト達は気になり、ルナの質問の意図を尋ねる。
ルナ「実は・・・」
ルナはミコト達が気になってる事を答える。
ルナはミコト達にソラがシンにウルトラマンが戦う理由について尋ねた事や、シンが光の国の事を話した事、そして、その話をした後にソラとシンとの会話が楽しそうに弾んでいた事を伝えた。
ミコト「な、なるほどね・・・」
セレナ「シン・・・また他の女子に手を出したというのですか・・・」
最後のソラとシンが話が弾んだ件を聞いて、リコとここねとミコトはたじろぎ、真琴とセレナは呆れ、リンネは冷静を装いつつも内心は慌てており、つぼみとみゆきはパニックになり、ひなたとリオは話に付いて行けず焦っていた。
コロナ「でも、聞いた話だとソラさんはシンさんだけじゃなくて、他のウルトラマンにも憧れが持ってるから仕方ないんじゃ・・・」
ほのか「流石に恋愛感情はないんじゃないかな?」
舞「ルナちゃんの考えすぎだと思うけど・・・」
一方、ほのかと舞とコロナはルナからの話を聞いて驚くも、冷静さを取り戻し、苦笑いしつつも反論する。
ルナ「それは軽率です!最初は憧れの人として見ているのかもしれませんが、時間が経つと共に好意を寄せてくるかもしれないんです!」
ルナはほのかと舞とコロナに注意するように言う。
セレナ「確かにそれは心配ですね・・・」
リコ「で、でも!あの鈍感なシンがまた他の女性に手を出すなんて・・・」
リコは苦し紛れに言うが・・・
ルナ「だから心配なんです!本人はその気はなくても、無意識に告白に似た言葉を言ってしまえばソラさんだって!」
ほのか「あ、あはは・・・確かに心配かも・・・」
ほのかはルナの念押しに押し負けて納得の言葉を漏らす。
?「ハックシュン!」
ちょうどその頃、ソラは突然くしゃみをした。
近くにいたましろがそんなソラに気に掛ける。
ましろ「ソラちゃん、どうしたの?風邪引いた?」
ソラ「いや、分からないですけど、急に鼻が・・・」
ルナ達に噂されたソラは鼻を擦りつつも、訳の分からないまま何事もなかったかのように話を続ける。
それを他所に、ルナ達はというと・・・
ルナ「兎に角!これ以上シン様に負担を掛けない為にも、注意を怠らないようにしないと!」
ここね「注意を怠らないようにってどうするつもり?」
ひなた「ルナっち、まさか、ソラっちを?」
ひなたはルナの言葉に対する解釈を剣を振るジェスチャーで表現する。
ひなたはルナがソラに一騎打ちするのではないかと思い込んでいた。
ルナ「流石にそんなことしませんよ!物騒な事言わないで下さい!」
真琴「もう言ったじゃない・・・」
ルナはひなたが思ってる事を察したのか、物騒な事を言うなと否定するが、真琴はルナの発言にツッコミを入れる。
?「こんなトコで何やってんだ?」
ルナ達の会話中、誰かが割り込んできた。
その人物は、ライハだった。
ミコト「ライハさん!」
よく見ると、ライハだけでなく、ミコトのパートナーのウミンと、セレナのパートナーのリックもいた。
ウミン「ミコトとセレナがつぼみに連れて行った時に何かあったんじゃと思って、ライハに相談したミミ!」
リック「只事じゃないと思ってたから心配してたんだクク!」
ミコト「そ、そうだったんだ・・・」
セレナ「心配かけたわね・・・」
ミコトとセレナは申し訳なさそうに言う。
ライハ「そんで?皆揃って何の相談だ?」
ルナ達は隠してもしょうがないので、ライハにソラとシンについて話す。
ライハ「成程な~。それでここに集まったのか。」
ライハはルナ達の事情を聞いて納得する。
ライハ「まぁ、少なくともソラはシン先輩に恋愛感情抱いてる事はないと思うな。」
ルナ「なんでそう言い切れるんですか?」
ライハ「女の勘・・・っつっても納得いかないわな。でも、ちゃんとした理由はあるぜ。」
ライハはソラがシンに対して恋愛感情を抱いていないと断言する。
ライハはその理由を教える。
ライハ「ソラがシン先輩の話をした事を耳にしてな、最初はシン先輩に惚れたのかと思って声かけたんだよ。」
ミコト「ライハさんも思ってたんですね・・・」
ライハ「そしたら、ソラは違うって言われてな、そんで色々聞いたけど、ソラが話したのはシン先輩だけじゃなくて、他のウルトラマンの事も話したんだよ。青の護衛隊の間にも話題が持ち切りになるくらいだからな。ちなみにソラはメビウスがお気に入りみたいだぜ?」
ほのか「えっ?そうなんですか?」
ライハ「あぁ。まぁ、理由はそれだけじゃないけどな。妖精学校でシン先輩も参加して、ソラにとってウルトラマンに会う事が念願だった事もあって、こんな事言ってたんだぜ。『やっと念願だったウルトラマンに会えたんです!私のなりたいヒーローになる為にもお話がしたいです!』って。」
ライハは話を続ける。
ライハ「ソラがシン先輩にウルトラ一族や光の国の事を聞こうとしたのは、自分の夢を叶える為って感じかな。強いて言えばアドバイスが欲しかったんだよ。だから、ルナの見た通り、ソラがシン先輩と話し込んでんじゃねぇか?」
これは飽くまでライハの見解だが、これがソラがシンに恋愛感情を抱いていない理由という事になる。
ルナ「そ、それは・・・」
ひなた「分かる気がするかも・・・」
リオ「うん、私も。」
ここね「考えてみれば、私達もウルトラマンの事、よく知らないもんね・・・」
ほのか「そうね。私達も光の国の事とか、ウルトラマンになった経緯も聞いてなかったもんね・・・」
ほのか達はライハの見解を聞いて納得する。
コロナ「折角のパーティだし、これを機に私達もシンさんから色々聞こう。」
リコ「はい。ソラとシャンティさん達だけなんて不公平だからね。」
真琴「マナ達も聞かせておくわ。」
ミコト「うん。でも・・・」
セレナ「えぇ、その前に・・・」
校内に集まっている女子達は満場一致でシンと話をしようと決めた。
しかしその時、ミコトとセレナはルナの背後に回るように近寄る。
ルナ「え?え?」
ミコト「ルナちゃん・・・」
セレナ「ルナ・・・」
ミコト・セレナ「ゴメン!」
ルナ「!?あぅっ!?~~~~~っ・・・!」
ミコトとセレナはルナに拳骨を喰らわせる。
ルナに悪気がないのは分かってはいるが、誤解を招くような発言をしたので、二人の拳骨で戒める。
ほのか達も紛らわしい事を言うなと思い、溜息を吐いたり、苦笑いしたり等していた。
その後、一同は改めてシンの許へ戻り、会話に参加する。
~~~~~高町なのは~~~~~
タルト「なのははん、今日はホンマに助かったで。」
なのは「いいえ、こちらこそ。」
パーティを盛り上がっているプリキュア達や妖精達を見守るように眺めている高町なのはとタルトとハミィ。
ハミィ「みんな楽しくやってるし、プリキュアの皆も楽しくやってるニャ♪プリキュアパーティを開いてよかったニャ♪」
タルト「それにスピカはん達も呼んだ甲斐があったで。ソウラとウミンとリックがスピカはん達のパートナーになったんやからな。」
タルトとハミィは満足そうに言う。
なのは「うん、そうだね。まぁ、怪獣が出て来た時は焦ったけど・・・」
なのははプリキュアパーティ開催前に現れたギャビッシュとノスフェルを思い出して苦笑いする。
なのは「でもタルトさんって妖精学校の特別講師もやってたんだね。」
タルト「せや。プリキュアの妖精をやってきた経験者として、生徒達に大事な事を学んでほしかったからな。」
ハミィ「なのははミッドチルダで教師をやってたニャ?」
なのは「うん。教師というより教官かな?私の場合、自分の失敗がきっかけなんだ。私のように無茶をせずに、体を壊さないように教導してるんだ。」
タルト「スバルはん達やスピカはんも安心やな。」
ハミィ「反面教師ニャ。」
なのは「わー、ひどーい。」
ハミィの無邪気な言い方になのはは頬を膨らませて怒る。
?「なのは、遅くなってごめん。」
なのはに声を掛けていたのは、ユーノ・スクライアだった。
彼の隣には、ココの人間の姿の小々田コージがいた。
なのは「ユーノ君。」
ユーノ「妖精学校の事は聞いたよ。もうちょっと早ければ手伝えたけどね。」
なのは「ううん、平気。ユーノ君もユグドラシル再事変の事後処理の手伝いがあったから仕方ないよ。」
ユグドラシル再事変の後、G.F本部で報告を済ませた後、事後処理の対応をした時、ユーノも手伝っていた。
無限書庫の司書をやった経験からして、ユーノも協力を仰いだのだ。
コージ「あっはっはっは・・・シン達には助けられたよ。今回の妖精学校の件も含めてね。」
コージはユグドラシル再事変や妖精学校の事件を含めてシン達に感謝していた。
タルト「ドリームはんが水晶漬けにされた時はヒヤヒヤしたやろ?」
コージ「まぁ、それは否定しないかな?」
ユーノ「なぎさとほのかから聞いたけど、確かココはのぞみが通っていた学校の担任をやってたんだっけ?」
コージ「あぁ。サンクルミエール学園って学校でね。そこでのぞみのクラスの担任をやってたし、のぞみの家で宿題を教えてあげてたし。」
なのは「えー?のぞみちゃんの家に行って家庭教師やってたの?」
コージ「あぁ。のぞみは教師になるんだって張り切ってたよ。」
タルト「かーっ!学校だけやなしに家でも勉強教えるやなんて羨ましい事この上ないで!」
タルトはコージとのぞみの関係に対して羨ましがる。
なのは「にゃはは。でも、私が魔法を使えたのは、ユーノ君のおかげだから、のぞみちゃんの気持ちは分かるかな。」
タルト「え?せやったん?」
なのは「うん。ユーノ君は私に魔法を教えてくれた先生で、ジュエルシード集めをした時や闇の書事件に関わった時もユーノ君に助けられたんだ。」
ユーノ「いろいろあってなのはの家に転がり込んだけど、ジュエルシードの事を話した後に毎日魔法を教えてたんだ。」
なのは「うん。その時はフェレットの姿でね。アースラで人間の姿になった時はビックリしたけど・・・」
ユーノ「あははは・・・」
ユーノはなのはの家に同居した時や、アースラでの出来事を思い出して苦笑いする。
コージ「今の話、短い間だったけど、のぞみの家に居候してた時の頃を思い出すな。」
タルト「なんや、なのははんにユーノはんも羨ましいで!」
タルトはユーノがなのはの家に居候していた事実を聞いて羨ましがる。
タルト「それにしてもココはんに勉強を教えてもろたドリームはんが教師を目指して、ユーノはんに魔法を教えてもろたなのははんが管理局の教官をやってはるとは・・・」
ハミィ「確かに似た者同士ニャ~。」
コージ「アッハハハ・・・言われてみればそんな気がするな。」
コージとのぞみ、ユーノとなのはの話題に盛り上がっていた。
なのは「のぞみちゃん、生徒達に頼られる先生になれるといいね。」
コージ「のぞみならやれるさ。僕が保証するよ。」
なのは「のぞみちゃんの事、頑張ってね。小々田先生。」
なのはのエールに頷くコージ。
ハミィ「なのはも頑張るニャ。」
なのは「うん!」
なのはもハミィにエールを送られて頷く。
タルト「ユーノはん。仕事もそうやけど、なのははんとの進展も応援するで。」
ユーノ「え゛っ?!」
タルトはなのはに悟られないようにユーノにそう言う。
ユーノはタルトの発言に顔が赤くなって驚く。
タルト「ホンマは傍にいたいんやろ?」
ユーノ「いや、なのはは僕の恩人で大事な幼馴染で、お互い仕事が好きだから・・・」
タルト「何、言うてんねん。そんなん言い訳やがな。二人共、ええ歳した成人やで。戦いの事や仕事の事は抜きでお互いを支え合える、これ以上ないチャンスやないか。これを逃したらこの先後悔するで。男は当たって砕けてみい!もしプロポーズ断られても慰めたるさかい!」
タルトはユーノにバシッと励ます。
ユーノは苦笑いしたが、タルトの言う事も一理あった。
ユーノ「・・・そうだね・・・すぐには言えないけど、努力するよ。」
タルトはユーノの言葉に心の中でガッツポーズをする。
ユーノから告白するのか、なのはから告白するのかは分からないが、タルトは二人の将来に期待する。
う~ん・・・次のお話が閃かない・・・(汗)
先に『ウルトラリリカルキュアファイト《リメイク》』から執筆しようかな・・・