ULCF エクストラストーリー   作:JINISH

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文章力がグダグダですが、執筆しました。
オリジナルの敵キャラとオリジナル怪獣の登場です。
後書きの方に執筆させていただきます。


名前を呼んで 中編

ミコトの計らいでサーゲイト国に招待する真理奈達。

客室でミコトと真理奈の過去を話す。

その時、サーゲイト国に魔獣の群れが襲撃された。

エクセルとミコトとセレナは迎撃に向かう。

町は猪のような魔獣のザグナル、一見硬そうな外見を持つ魔獣のラルド、牛のような魔獣のビッグホーン、二足歩行をする緑の鎧のような体をした魔獣のベルモーダー、アリクイのような魔獣のアイアンドレスが徘徊していた。

逃げ惑う町人に、魔獣に立ち向かう兵士達。

広場に大鋏を持ったウサギの魔人が町人が逃げ回る姿を見て楽しそうに大鋏をチョキンチョキンと動かしながらサイドジャンプする。

 

「ヒーッヒッヒッヒッヒッ!シメトリ様の敵じゃないピョン!さぁーて、次はどこを滅茶苦茶にしてやるピョ~ン?」

 

ウサギの魔人は自らをシメトリと名乗り、魔獣による襲撃を再開しようとする。

 

「アクセルシューター!」

 

その時、ザグナルとベルモーダーに水色の光弾が炸裂する。

 

「なに!?」

 

シメトリは突然の出来事に驚く。

 

「アンタね!?魔獣を引き連れて国を滅茶苦茶にした奴は!」

「ウサギさん!これ以上酷い事するつもりなら許さないわよ!」

 

シメトリの前に立ちはだかったのは、エクセルとミコトとセレナである。

そして、先程の水色の光弾はエクセルの攻撃である。

 

「ムカーッ!ウサギって言うなピョン!シメトリ様と呼べピョン!」

 

シメトリはミコトにウサギと呼ばれて激昂する。

 

「ウサギの名前など知らぬ!貴様の悪事もそこまでだ!」

「貴様まで言うピョンか!お前達、やれピョン!八つ裂きにしてやるピョ~ン!」

 

セレナにまでウサギと呼ばれたシメトリは地団駄踏んで怒る。

シメトリは魔獣の群れにエクセル達を襲うよう命令する。

 

「行くわよ!」

 

エクセルとミコトとセレナはファンタジラインをタッチする。

 

「ファンタジック・ダウンロード!」

 

画面からそれぞれピンク、青、黄色の光が溢れ出し、3人を包み込む。

 

「明るく輝く乙女の星!キュアスピカ!」

「時を遡る幻の水神!キュアネッシー!」

「輝く花の如く気高き騎士!キュアランスロット!」

 

エクセルはキュアスピカに、ミコトはキュアネッシーに、セレナはキュアランスロットに変身する。

 

「変身しただと!?」

 

シメトリはエクセル達がプリキュアに変身した姿を見て驚く。

しかも今のシメトリの様子はプリキュアの存在を知らない感じだった。

 

「ネッシー!ランスロット!国民達を安全な場所に避難するまで、魔獣達を食い止めるわよ!」

「はい!私の故郷を襲うなんて許しません!」

「多くの民達を脅かす輩に好きにはさせません!」

 

スピカ、ネッシー、ランスロットは襲い掛かる魔獣の群れを迎撃する。

スピカは近寄ってくるビッグホーンとザグナルにチェーンバインドで動きを封じ、ディバインバスターで撃滅する。

ベルモーダーは爪でスピカを切り裂こうとするが、スピカはベルモーダーの攻撃を躱す。

 

「ディバインバスター!」

 

スピカはベルモーダーに至近距離でディバインバスターを喰らわせる。

ネッシーはラルドの体当たりを躱し、窓ガラスの中に吸い込まれるように消えていく。

その後、別の窓ガラスからネッシーが現れ、光のレイピアでラルドの甲羅の隙間を狙って貫く。

その時、ネッシーは背後に接近してくるのを感じ取り、横跳びして躱す。

ネッシーに近づいたのは、ザグナルである。

ザグナルは自身の体を帯電し、強力な雷を放つ。

 

「アイスミラー・リフレクション」

 

ネッシーは横跳びした瞬間にファンタジラインをブローチに翳し、氷の盾を召喚し、ザグナルの雷を防ぎ、そのまま反射させてザグナルに命中する。

ランスロットはアイアンドレスの爪攻撃を受け流し、腹に蹴りを入れる。

ベルモーダーは一万ボルトを放つが、ランスロットは即座にアイアンドレスの真下に走り込み、アイアンドレスを傘代わりにして躱す。

アイアンドレスはベルモーダーの攻撃で絶命する。

 

「ゴールドシャイン・ブレード!」

 

ランスロットは金の光の剣を召喚し、ベルモーダーを叩き切る。

 

「なかなかやるピョンね・・・!」

 

シメトリはスピカ達の戦いぶりを見て歯軋りする。

その時、ネッシーのファンタジラインから着信音が鳴り響く。

ネッシーは直ぐにスワイプして耳元に当てる。

 

『ネッシー!避難誘導は完了したわ!クルル達も思ったより早く応援を連れてきたみたい!』

「分かりました!真理奈さん達は民達と一緒にいて下さい!後の事は私達が何とかします!」

『気を付けてよ!』

 

通信の相手は真理奈であり、応援を呼びに行ったクルルが戻ってきた事を伝えられ、ネッシーは真理奈に国民達と一緒に大人しくするよう伝えた後、通信を切る。

ランスロットは光剣でシメトリを斬りかかるが、大鋏で受け止められ、スピカはアクセルシューターを放つも、ジャンプで躱される。

 

「喰らえピョン!」

 

シメトリは大鋏を振り回すと、無数の光のハサミをブーメランのように飛来する。

 

「アイススタラグミト・ピアーズ!」

 

ネッシーは光のレイピアを地面に突き刺す。

すると、ネッシーの周りに氷筍が現れ、それがロケットのように飛行し、シメトリが放った光のハサミが打ち砕かれる。

 

「このぉ~!!」

 

シメトリは大鋏を巨大化し、ネッシーを襲い掛かる。

 

「ゴールデンフラワー・プロテクション!」

 

ランスロットはネッシーの前に下り立ち、巨大な金色の花の盾を展開し、シメトリの攻撃を防ぐ。

 

「アクセルシューター!」

 

スピカはシメトリを狙い、アクセルシューターを放つ。

シメトリは大鋏でアクセルシューターを全て叩き切る。

しかし、アクセルシューターはシメトリの気を逸らす為の囮だった。

 

「ディバインバスター!」

 

スピカはシメトリにディバインバスターを放つ。

シメトリはスピカの攻撃により吹き飛ばされる。

地面に衝突されたシメトリはゆっくりと起き上がる。

 

「・・・くっ・・・!おのれ、プリキュアとやら・・・許しておけないピョ~ン・・・!」

 

「シメトリ!器物損壊、国民に対する殺人未遂の罪で逮捕します!このサーゲイト国できっちり裁かれて貰うから神妙にしなさい!」

 

スピカはシメトリにブレイブハートを向け、投降を要求する。

 

「なっ!?逮捕だと?」

「ミッドチルダの警察は相手が何者であっても逮捕行動に出るのでしょうか?」

 

ランスロットはスピカの言葉に納得できない様子で、ネッシーは物珍しそうな目でスピカを見る。

 

「プリキュア・・・このシメトリ様に歯向かった事を後悔するピョン!出てくるピョン!斬鉄魔導怪獣アルマージ!」

 

シメトリは大鋏を頭上に掲げる。

すると、サーゲイト国付近の山から鋏状の耳をして、角の生えたウサギのような怪獣が飛び上がってきた。

その怪獣がシメトリが呼んだ斬鉄魔導怪獣アルマージだろう。

 

「なっ!?」

「怪獣!?」

「こんな怪獣、サコミズさんが見せたアーカイブに載ってない!」

 

スピカ達はアルマージの存在に驚く。

 

「このアルマージでズタズタに切り裂いてやるピョン!」

 

シメトリはスピカ達にそう言って、アルマージの角に吸い込まれるように消えていく。

 

「覚悟するピョ~ン!プリキュア!」

 

アルマージ《シメトリ》は鋏状の耳をチョキンチョキンと鳴らし、スピカを切り裂こうとする。

その時!

 

「ピョンピョンうるせぇよ!」

 

アルマージは空の方から声が聞こえたので見上げると、炎を纏った足で流星の如く下りてきた巨人が現れる。

ウルトラマンゼロだ。

ゼロはウルトラゼロキックでアルマージを蹴り飛ばす。

 

「ゴッハァッ!?誰ピョンか!?シメトリ様の邪魔をするのは!?」

 

アルマージ《シメトリ》は自身を蹴り飛ばしたゼロを睨みつける。

 

「ウルトラマンゼロ!」

「シンさん!」

「シン!」

 

スピカ達はゼロの登場に一安心した。

 

「見たことない怪獣を見るのイビロン以来だな?しかも喋るウサギとはな?」

「貴様までウサギと呼ぶピョンか!もう許しちゃおかないピョ~ン!」

「テメェに許して貰おうなんて思っちゃいねぇよ、ウサギ野郎!ブラックホールが吹き荒れるぜ!!」

 

ゼロはアルマージとの戦闘に入る。

 

 

 

 

 

 

その頃、国民達を避難所に誘導した真理奈達は魔獣達が来ないか見張っていた。

 

「・・・ったく、旅行初日に魔獣に襲われるなんてさ・・・それに加えて怪獣まで出てきやがるし・・・」

 

真理奈は魔獣襲撃に愚痴を零す。

 

「エクさん達は大丈夫じゃろうか?」

「早乙女達、変身してから日が短いからね・・・まぁ、でも、さっきゼロが飛んで行ったのを見たから問題ないわね。」

 

真理奈はエクセル達の方はゼロが向かっているのを知り、言う程心配していなかった。

 

「ねぇ、まりちゃん。」

「なに?・・・ってまりちゃんかよ・・・?」

「ミコちゃんの事、早乙女って呼んでるけど、名前で呼ばないの?」

「何を聞いてくるのかと思ったら、こんな時につまんない事聞くなよ。前にも言ったけど、早乙女は下の名前で呼ぶ程の仲じゃないわよ。」

 

真理奈はリンネの質問に対してぶっきらぼうにそう言う。

 

「リアクション低いな・・・」

「昔のリンネを見てるみたいじゃの・・・」

「フーちゃん、恥ずかしいからそれは言わないでよ・・・」

 

フーカはリンネの過去を思い出すが、リンネはそれ以上言わないように諭す。

 

(ティガに変身出来たら・・・早乙女達を・・・)

 

真理奈はポケットを手に当て、ティガに変身できない自分に嫌気をさす。

 

「まりちゃん、ミコちゃんってどんな子なの?」

「え?何よ急に?つーか、あいつの素性は話したでしょ?」

「そうじゃなくて、まりちゃんからのミコちゃんの印象を聞きたいの。」

「それを知ってどうすんのよ?」

「どうもしないよ。ただ、今のまりちゃん焦ってる感じだったから少しでも気を紛らわせようと思って・・・」

「ただの気休めかよ・・・まぁ、話すけどさ・・・」

 

真理奈はリンネにミコトはどんな女の子かを聞かれて、リンネとフーカにミコトについて話した。

 

「あいつが編入する前は世間知らずな奴だよ。妖精の世界から来た訳だしね。母さんの教育やまのんの案内のおかげで馴染めたけどね。」

 

~~~~~回想~~~~~

 

早乙女がベローネ学院に編入した時、多くの生徒が質問攻めしてきたけど、ご丁寧に受け答えしてたわ。

成績もいいし、フェンシング部に入部したからか、運動神経もいい。

日が経つにつれて勉強を教える立場になって、都大会に出場するくらい強かった。

珈琲店での手伝いをしたから料理も上手なのよ。

まぁ、私がいつも他の生徒に悪口言ったのがきっかけに喧嘩になった事があったけどね。

 

「どうしてそんなに態度が悪いのですか!?失礼にも程があります!」

「誰が相手に何を言おうが、私の勝手でしょ?!」

「悪口は人の心に傷がつきますし、あなた自身にも悪い影響を受けるんです!」

「悪口を言おうが言いまいが変わんないわよ。頭硬いんだよ、早乙女は。」

「なんですって!?」

「ふん!」

 

その喧嘩を理由にお互い会話することはなかったわ。

けどね、まのんが仲介役買って出てね、私と早乙女を仲直りさせたのよ。

 

「その・・・ごめんなさい。私が無神経でした・・・」

「それはお互い様だぜ?今は何も言えないけど、ずっとこのままじゃ祖父ちゃんはもちろん父さんと母さんにドヤされるからね。」

 

私が悪口を言う所は変わってないけど、互いに電話し合ったり、一緒に出掛けたりする関係になったのよ。

怪獣が次々と現れてからそれが減っちゃったけどね。

 

「私ではあなたの悩みを解決できませんけど、一人で抱え込まないで下さい。真理奈さん、ううん、真理奈ちゃん。」

「!」

 

私がファンタジラインを作って中島すばるっていう小学校の同級生をテスターにした事や、それが原因で病院送りされた事打ち明けた後、あいつに呼び止められて、初めて会った時からさん付けだったのに、ちゃん付けなんてしたのよ。

呼ばれた時はびっくりしたわ。

 

「ずっとさん付けじゃ余所余所しいし、仲良くなりたいの。友達になりたいの。それに私はあなたの力になりたい。困った事があったら相談してほしいの。」

 

早乙女にそんな風に言われて、ちょっと嬉しかったけど、素直に早乙女の想いを受け入れなかった。

逃げたのよ。

祖父ちゃんを失った悲しみ、中島を傷つけた苦しみ。

そういうのを味わったからかね・・・

 

~~~~~回想終了~~~~~

 

「お節介な奴だよ・・・でも嫌いじゃない・・・」

 

真理奈はミコトの事をお節介な奴だと言い切る。

 

「なのはさんが言ってたよ。友達になるには名前を呼ぶんだって。まりちゃんが本当に友達が欲しかったら、名前を呼んでね。」

「・・・友達が欲しかったら・・・か・・・」

「・・・」

 

リンネはなのはの言葉を真理奈に伝え、真理奈は頬を掻きながら俯く。

フーカは先程の真理奈の話を聞いて、仏頂面になる。

今は怪獣出現や魔獣襲撃が起こっている為、黙って見ているしかしなかった。




シメトリ
ウサギの姿をした魔人。
大鋏で敵を切り裂くことができ、その切れ味は鉄でも切れる程。
尚、自身はウサギと呼ばれるのを嫌う。

斬鉄魔導怪獣アルマージ
アルミラージのような外見をする怪獣。
角から雷、火球を放ち、鋏状の耳で鋏み切ることができる。
地上1000mのジャンプ力を誇り、その場からキックを繰り出す事もできる。
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