彼女の名前は猫町 ココ 、雄英高校1年A組の生徒である。ココは今、窮地に陥っていた!!
「え!!留年ですかにゃ?」 「あぁそうだ留年だ」
職員室でココと話している薄汚い大人は相澤 消太。彼女の担任である。
「何故ですかにゃ!!ココは実技の成績はほとんど満点だったはずですにゃ」
「お前なぁ実技だけではダメなんだよ。88これが何の数字かわかるか?」
「わかんないですにゃ。それがどうかしたのですかにゃ?」
「これはお前の全教科の合計だ!」
ビク!!とココの体が飛び跳ねる。図星をつかれた。ココは戦闘に有利な個性、そして他よりも優れた圧倒的な戦闘のセンスを持ち、実技に関しては雄英史上トップクラスの成績だった。しかし、ココは脳筋。圧倒的脳筋!!8教科の合計点数88点。1教科平均11点そんな点数で偏差値79の超名門校を進学できるわけがなかった。だか、彼女は納得できなかった。
「横暴ですにゃ!!薬物濫用ですにゃ」
「それを言うなら職権乱用な!!いつも言ってるだろ誤解される言い方はやめろ!!こっちまで影響がある」
「そんな事はどうでもいいですにゃ!!もしココが留年したとして、1年A組はどうなるですかにゃ?」
彼女のクラス1年A組は1学期の初めの頃、相澤 消太によって彼女以外の生徒は普通科へ落とされた。そのせいで彼女は1年間一人で授業を受け続けていた
「なくなる。そして朗報だ。お前が留年したクラスではもう一度俺が担任になる。よろしくな」
相澤は少し嗤いながら、握手の手を伸ばしてきた。ココはその手を払い退ける。
「狂ってるですにゃ!!お前が担任なんて二度とごめんにゃ!!お前のせいでココがこの1年どれだけ寂しい思いをしたか、一人でクソがつくほどつまんない授業を受け続け
友達もろくに出来ない。どうせお前はそのクラスでもココだけ残して他を普通科に落とすにゃ!!それはココに対する嫌がらせかにゃ?!!」
「見込みがなかったらな。まぁお前が駄々こねたところで留年という事は変わらない。俺も忙しいんだ。あまりお前の相手をしてる暇はない。」
ココの顔は火が出そうなほど赤くなった。我慢が出来なくなり、相澤に向けて肉球を向けて殴ろうとする。しかし、相手はプロヒーロー。ココは相澤の捕縛布で空中で縛られて地面に転がった。
「あぁそうだ。新入生の受験の日学校に来いよ。お前の個性は色々と便利だからな」
相澤は地面に転がっているココに向けて一言言い職員室から出て行った。取り残されたココは留年という事実を受け入れられず近くにいたミッドナイトに抱きつき、しばらく大泣きして寝てしまった。その後、ミッドナイトは抱きついてきたココをどうすることにも出来ず、仕方なく寮のベットまで送り届けた。
受験日
ココは受験日、保健医のリカバリーガールと一緒に実技試験をモニターから眺めていた
「わざわざ悪いね。休みの日まで手伝って貰って」
「大丈夫にゃ。今日は、丁度暇な日にゃしたし。それに、個性を使う訓練にもなりますにゃ」
ココの個性は肉球。ただの肉球ではなく、この肉球はあるとあらゆる物を弾くことができる。そのためこういった救助活動にも重宝され生徒でありながら、災害現場に呼ばれることもある。
「それにしても、あんたも大変だねぇ 留年させられて、またあの根暗が担任のクラスって」
「ほんと大変ですにゃ ココの一年返して欲しいぐらいですにゃ」
ココの相澤の評価は1年の初めと比べ右肩下がりである。
初めは合理的な考えで物事を早く進め、無駄な事はしない、見た目は教師っぽくないけど考え方は一流の教師の考え、そんな相澤にココは敬意すら抱いていた
しかし、日が進むごとに相澤の理不尽が増えていく
今、ココは相澤の事を先生だとも思ってはいない、クソ野郎、理不尽野郎その辺の認識だ。だから、相澤を呼ぶときも決して相澤を上の立場と思っていないという意味を込めてお前と読んでいる。
『終りょーーーう!!!!』
プレゼントマイクの実技試験の終了の合図が聞こえた
「私はここで待ってるから怪我した人をここに飛ばしてきなさい」
「わかったにゃ」
ココは急いで試験会場に向かう。自分の個性では怪我を治す事はできないが痛みと疲労飛ばす事ができる
「怪我してる人はいないかにゃー?」
「すいませーーん!!!!」
着いたと同時に一人の女の子の声が聞こえる。
「この人全身ボロボロで、私を助けてくれたんです。だから……」
「わかったにゃよ!!」
ココは急いでその受験生の元に行く、そこには緑の髪の男の子が倒れていた。腕は青黒く変色しており、変な方向に曲がっていた。
(これは、リカバリーガールの元に届けるしか無さそうにゃね)
ココは肉球を倒れている少年に当て疲労と痛みを飛ばす
すると、少年から赤い肉球の形をした物が出てくる
これは、この少年の痛みと疲労が集まったものだ
「立てるかにゃ?」 「はい…体がとっても軽いです」
「痛みを無くしただけで、骨は折れたままにゃ、だから
あんまり動かさないようにするにゃ。今からリカバリーガールの元に飛ばすにゃそっちで直してもらえにゃ」
「え?なんて??飛ばす?それは、どう言う意味ぃぃぃぃぃぃぃいーーー!!!!」
ココは少年の事をリカバリーガールの元へ飛ばした。
(落ちた時の痛みはないはずにゃ…多分)
「次、誰か怪我した人はいるかにゃ?」
ココに飛ばされるとこを見た受験生は顔を真っ青にして首横に振る
「ならいいにゃ。もし、後で違和感があると思ったらそのままリカバリーガールのところに行くにゃ。」
そう言い残し、ココは次のエリアに向かった
side 相澤とプレゼントマイク
「なぁお前本当に猫町を留年させてよかったのかよ」
プレゼントマイクが相澤に対して質問をする。確かにココは留年をせざるを得ないぐらい頭が悪い。
しかし、ココの個性は非常に希少で戦闘も救助に関しても
使える強個性、そんな人材をヒーローにするのを遅らせるのは社会の損失だ。
「猫町は確かに並のプロ以上の実力を、持っている。ヒーローになればトップクラスのところまで上がるだろう。
だが、あいつはまだ、仲間と協力したり競い合うと言う事を知らない。ヒーローになれば必ずそう言う場面が出てくる。あいつのクラスメイトを全員普通科に送った俺がいうことでは無いがあいつには仲間を持って欲しい」
相澤にとってココはあの1年A組で唯一ヒーローになれるポテンシャルを、持った生徒。だから相澤はココだけをヒーロー科に残した。相澤は当初、一人残ったココをB組に移すなどの処置を考えた。一人では自分が与える理不尽に耐えれないと思ったからだ。しかし、ココは自分が与える理不尽を跳ね除け続け気付けばもう一年が経っていた。
「今年は、エンデヴァーの息子に敵ポイント77で雄英を一位通過した爆豪、去年と比べて良い人材が揃ってる。
これなら、猫町を競い合えるだろう。」
「おいおい、猫町贔屓が強いな。」
「贔屓しているつもりは無いが、今までで一番期待はしている」
side out
(ふぅぅ。やっと終わったにゃ)
「お疲れ様ーハリボー食べるかい?」
「食べるにゃ」ココはリカバリーガールの手のひらに乗っているハリボーを手に取り、むしゃむしゃと食べる
「おばあちゃん、今年の受験生どんな感じにゃ?」
「今年は去年と比べて成績の平均が大分高いと教師達も言っていたよ」
(今年はクラスメイトができるといいにゃー)
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