未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお読み下さい。
side たきな
サクラ………いちいち突っかかってきて厄介な………。どうやらわたしを蹴落として、自分が昇進したいだけのようです。しかし、わたしは本部に返り咲く身。サクラを蹴落として、そのポジションに戻りましょう!
ということで、バナナボートのサクラが座る席にこっそりローションを垂らしておきました。
「負けないっスよ〜!」
「望むところです。」
ちなみに両端がわたしとサクラで、真ん中には愛菜さんが座っています。
「2人とも、暴れないでね〜。」
「「はい!」」
「心配だな〜。」
安心して下さい。暴れる前に決着しますから。
「それじゃあ皆さん、座って下さい。」
「「「は〜い!」」」
そして係員の合図と共に、わたしは自分の席に座って………
「「………」」ぬるっ
ローション足を滑らせ、転びそうになったのをなんとか耐えました。これは………サクラの仕業ですね!あの女………わたしの席にローション塗りやがったな⁉︎
「サクラ、なんてことをするんですか⁉︎これじゃあ公平な勝負にならないでしょう⁉︎」
「あぁん、それはこっちのセリフっスよ‼︎なんでぬるぬるなんっスか⁉︎」
「自分でこぼしたのでしょう⁉︎」
「こぼしたぁ〜?なんのことだかよく分かんないな〜?」
すっとぼけやがって………っ!もう許しません‼︎
「2人とも、暴れないでって言ったでしょ!」
「愛菜さん、暴れてません!騒いでるだけです!」
「そうっスよ!暴れてるのはコイツだけっス‼︎」
「はぁ⁉︎サクラの方だって‼︎」
「どっちもどっちだよ!」
わたしは次期ファースト。こんなに激しい口喧嘩をしても、頭の中では冷静に次の策を巡らせております。あの女を海の底に突き落とすには………
「ねぇフキさん、わたしの方が勝ちでしたよね⁉︎」
「えっ、フキ先輩⁉︎」
わたしとは逆向き、いわゆるバナナボートの外側に向かって、あたかもそこにフキさんがいるように話しかけました。何故かフキさん大好きなサクラはこの通り、すぐに振り向きました!あとは今のうちに突き飛ばして………
「たきな、暴れるなって言ったでしょ!」
「邪魔しないで下さい、愛菜さん!」
と思ってたのに、愛菜さんに手を止められました。
「わたしはソイツを落とさねばならないのです!」
「アンタの評価も落ちるからやめなさいよ‼︎」
確かに、司令はサクラを好いてますからね………
「うわ〜、流石北原譲りのバカっスね〜!」
この
「あぁん⁉︎そんなわけないでしょうが⁉︎わたしがあのバカに似てると⁉︎」
「似てる、似てるっスよ〜♪」
「はぁ⁉︎」
「後ろ向いて見て下さいよ〜♪自分にそっくりな北原がいるっスよ〜♪」
後ろ………そしてわたしが伊織の方を見ると………
「おい真島、チンスピって何だ?」
「チンコにスピリタスの瓶を装着して吸収する飲み方*1だ。前ロボ太がやってたんでな、俺も試そうと思ったんだ。」
「真島ぁ、僕のこと勝手にバラすなよ!」
「お前………バカなのか………?」
「北原、流石にPaBでもやらない…………よな?」
「耕平、不安になるな。」
頭おかしい会話をしていました。
「こら、サクラも!手を出さない!」
「ちぇ〜っ!」
そしてサクラもわたしと同様、愛菜さんに手を止められてました。
「サクラは学習能力が無いですねぇ〜!」
「うるせえよ北原たきなぁ‼︎」
「勝手に伊織と結婚させないで下さい‼︎」
「2人とも喧嘩しない‼︎」
全く、本当にムカつく女ですね…………
あと、愛菜さんがストッパーな今、サクラを蹴落とすのは難しいでしょう。だとすると………愛菜さんをどけるのが合理的でしょう。方法としては、彼女はイケメンに弱い。だとすると………
「あっ、愛菜さん!海の中に耕平さんが!」
「めちゃくちゃ泳いでるっス!」
イケメンで釣る‼︎サクラも同じ考えだったのが癪ですが、これで1vs1になりますね………
「耕平が泳げるわけないでしょうが⁉︎」バシン‼︎
「「うわっ‼︎」」ぬるっ
くそっ、騙されなかった‼︎というか愛菜さんに背中を押されて、足が滑るんですけど⁉︎ヤバい!落ちる落ちる落ちる………っ‼︎
「「あぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」バシャーン!
わたしとサクラは愛菜さんによって、海に突き落とされました。これで両方とも負けです………
海上がダメなら、陸上で決着をつけましょうか。確かこの辺に、魚市場があったはずです。
「愛菜さん、フキさん、夕食の買い出しに行ってきます!」
「おう。」
「今度はケンカしないでね〜。」
とりあえず、許可はもらえました。後は毒魚を買って、サクラに与えるだけ………そんなことを考えながら、魚市場に着くと………
「一口で成人が昏倒するような、毒魚が欲しいっス‼︎」
「ねぇよんなもん。」
サクラに先を越されました。
「なっ、たきな⁉︎人の買い物を覗き見るとは、趣味が悪いっスね〜‼︎」
「毒魚を買おうとした奴が何を言いますか⁉︎」
全く、油断できない女です。
さてと、毒殺がダメとなったら………やはりアレしかありませんね。
「よしっ、サクラ!お酒を飲みますよ!」
「今回は負けないっスよ‼︎」
お酒です!わたしはこれならばファーストの千紗さんよりも強い‼︎故に、セカンドのサクラごときなら余裕で潰せます‼︎
「おお、いい勝負じゃねえか!俺と耕平も混ぜてくれ!」
「久しぶりに貴様らの肝臓を焼いてやろう。」
ついでに伊織と耕平さんも潰せます‼︎こんな好機はこの先二度と無いでしょう‼︎
side 愛菜(ケバ子)
たきなvsサクラ、結局いつもの飲み会じゃない…………
「すまんな、愛菜。たきなとサクラの面倒を見てもらって。」
「いいよ、フキ。後で店長に報告しとくから。」
「司令には私が言っとくよ。」
ただ、フキが一緒なのが本当助かる。千紗とクルミさんは我関せずでツッコまないし、ミズキさんは自分から暴れるし。性格的には頼れる店長も、性癖的には頼れない*2。あ〜あ、フキがリコリコに来てくれないかな〜?
お久しぶりです!忙しくてあまり書けてませんでした!
次回、宮古島です!お楽しみに!