未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお読み下さい。
side たきな
翌日、目が覚めるとわたしは宮古島に居ました。
「宮古………島?」
「やっと起きたか、たきな。」
そして、目の前には伊織がいました。
「わたし、今まで何して………?」
「昨日酒を飲んで潰れた。そして、お前が寝てるうちに宮古島に連れてきた。」
「なるほど………」
どうやら、わたしはまた記憶を飛ばしたみたいですね。心なしか吐き気が酷く、頭も痛みます。
ちなみに隣では………
「フキ先輩………トイレ………」
「ったく、飲みすぎるからだよ!おら掴まれ、行くぞ。」
サクラが死にかけていました。ざまあみろです。
そんなことを思ってると、
「お前、本当に学習しないな。あれだけ飲み過ぎは良くないと言ったのに。」
伊織に怒られました。
「伊織が言うことですか⁉︎」
「俺はお前と違って分別があるからな。」
「すぐ全裸になる人のどこに分別があるのですか⁉︎」
心外です。
しばらく皆さんと談笑しながら宮古島を歩いていると、
「なんかこの辺、オトーリって文字多いっスね〜。」
「宮古島特有の文化か?」
サクラとフキさんがオトーリを全く知らずにきたことが判明しました。そんな人がいるとは……
「やれやれ、まだまだですね2人とも。」
「あぁん?何っスかたきなさん⁉︎」
「旅行の下調べが足りてませんよ。宮古島と言ったら死ぬほど飲むオトーリでしょう?」
「知らんがな。」
「アタシらはお前と違ってアル中じゃないんスよ!」
ちなみに、わたしも死ぬほど飲むくらいしか知りません。飲み方については未知数です。
「そういや去年はPaBお断りなんて看板あったね〜。」
「普通宮古人お断りとかなのにな。」
愛菜さん耕平さん曰く、出禁の看板もあるそうです。
「どうせ伊織たちが暴れたのでしょう。」
「違えよ。俺らが上陸する前からあったんだ。」
「俺たちなんかより先輩方は凄かったからなぁ。」
「ええ…………」
この2人より凄い先輩方………わたしは名前だけでまだ会ったことありませんが、恐ろしい人たちですね。
そんなことを思ってると、
「出禁の文字ならあちこちに書いてあるっスよ!」
サクラが変なことを言いました。
「まさか今年もPaB出禁か⁉︎」
「そしたら何のために来たんだ、俺たちは⁉︎」
「千紗を探すためでしょ………」
どうせ伊織達が去年やらかしたのでしょう。そう思って看板を凝視すると……………
中原ミズキ お断り 〜宮古島の酒を返せ〜
やらかしたのはミズキさんでした。
side 宮古島市 市長
中原ミズキ………たった一晩のオトーリで宮古島中の酒を全て飲み干し、酒と男を寄越せと叫び回った女…………。再び上陸することがあったら、また宮古島の居酒屋は焼け野原になるだろう。奴のせいで、日本から飲み放題の店が半減したとも言われている。島を守るためにも………奴は出禁にせざるを得ない。
side たきな
ミズキさんのやらかしエピソードを聞いてると、ダイビングの船が出る港に着きました。
「ど〜せここに千紗がいるだろ。」
「奴は単純だからな。」
恐らく、ここに千紗さんがいるはずです。そう思って、乗客を見渡すと…………
「あっ、千紗だ!」
「………げっ。」
本当に居ました。
「ヒ、ヒトチガイカナ………」
「嘘ですね。」
「本当単純だね〜。」
「そんなことない‼︎」
「あるだろ。」
「うるさいフキ‼︎」
やっぱり、ダイビングがしたかっただけなのですね。
「だってリコリコに居たら飲み会しかしないんだもん‼︎全然潜れないじゃん!」
「仕方ねぇだろ。東京近辺にダイビングスポットねえんだし。*1」
「じゃあ異動しま〜す!ハワイとかどう?」
「ファーストが勝手なことするんじゃねぇ!」
「でももう今年22だよ?JKのコスプレキツくない?引退してもよくない?」
「25までは耐えるんだよ。」
「えぇ〜‼︎」
ちなみに、リコリスの定年は一応25歳です。あくまで女学生に見られることが重要なので、歳を取るとキツいのです。ちなみに司令は顔が老け………失礼、大人すぎて、15で退職して裏方に回ったそうです。
「いいじゃないですか、海に潜れない代わりに酒に溺れることができて。」
「何も良くないよ‼︎」
ちなみに千紗さんは今からまさに潜ります、みたいな格好をしてました。ダイビングスーツを着ている千紗さんの姿が中々に新鮮ですね。
しばらくわたしはフキさんやサクラと一緒に海に潜りました。どうやらライセンスが無いと深くは潜れないそうです。なので、伊織達とは別行動となりました。初めて見る海の中からの景色は、とてもキラキラとしていて綺麗だったのですが………
「千紗さん、ダイビングっていいですね。」
「でしょ〜!おらよっと!」
「えっ、ちょ、何するんですか⁉︎」
「私はたきながダイビングに目覚めてくれて、嬉しい嬉しい〜♪」
千紗さんがわたしを抱えてメリーゴーランドしたせいで、
「や、やめてください………二日酔いで吐きそうです………」
「ちょいちょいちょいちょい!分かった止めるから吐くな!」
キラキラとしたものが出そうになりました。そのため、わたしは一回潜っただけで、後は休むことになりました。
お待たせしました!百合をゴーランドを二日酔いの人に船の上でやると吐くだろう、そう思ってこの話を書きました。
そして次回はいよいよオトーリです!お楽しみに!