未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお読み下さい。
side たきな
さぁ、見せてください、千紗さん。歴代最強のリコリスの力を。
「ゲーム開始‼︎」
「おらよぉ‼︎」バシン!
「君、そんな甘いサーブ余裕だから。」バシン‼︎
「「なっ⁉︎」」
「0-15。」
おお、流石です!千紗さんは目がいい。それに、運動神経も抜群。来た球を見て、相手の居ない方にすぐに返す。
「ならば………っ!」バシン!
「くっ………!」バン!
次はフキさんのサーブ。それを愛菜さんが返す。
「おっと、私っスね!」バン!
サクラさんが返した後、愛菜さん………
「ごめん千紗、間に合わな………っ!」
は間に合わなそう………っ!これは一点取られ………
「任せて!」バゴン‼︎
「くそっ!」
「0-30。」
てない‼︎流石千紗さん‼︎
「おお!古手川の奴、いいとこに居たな。」
「見事なカバーでしたね。」
「2人とも、いいバディ関係ね〜。私もバディの男が欲しい!」
「ミズキ、見苦しいぞ………」
「やかましいわ、クルミ!」
客席も大盛り上がりです!
「とりあえず声出しましょうか!俺に続いて下さい!」
とりあえず、伊織さんがコールをするみたいです。それに合わせましょう‼︎
「千紗、ナイスバディ‼︎」
「ナイスバディ、古手川‼︎」
「ナイスバディだよ〜、千紗‼︎」
「千紗、ナイスバディだ。」
「千紗さん、凄いナイスバディです‼︎」
なんか皆で応援してる感出てますね!この感情………初めての感情、知りそうです!
「ねえねえ、すっこいスタイルの子が試合してるみたいよ〜?」
「マジ〜?どの子〜?」
観客席も盛り上がってきました!ここはさらに盛り上げましょう!
「「「「千紗、千紗、千紗、ナイスバディー‼︎」」」」
「………///」
「やめてあげて‼︎」
愛菜さんに怒られました。何故でしょう?
side フキ
流石に千紗はきつい………。幸い、もう1人の方は運動苦手そうだし、そっちに多く球を飛ばすか………
「サクラ、作戦変更だ。」
「分かりましたっス!」
すまんな………
side たきな
さっきから、フキさんとサクラさんが………
「おらよっ!」バシン!
「きゃっ………!」ポトっ
「15-30。」
愛菜さんばかりを狙ってきます。
「おいおい、危ねぇだろうが‼︎」
「アレはボディ狙いだな。テニスの立派な戦術だ。」
確かに、作戦の一つですね。
「
「テニスの女王様で知ったのさ♪北原と井ノ上もやるか?」
「やらん。」
「やりません。」
そういえば、耕平さんはオタクだそうです。わたしアニメやゲームは見たことないので、彼が時々呟いていることが全く理解できません。
そんなことを思ってると、
「愛菜の分の仕返しだぁぁぁ‼︎」バシン!
「うわっ………!」ガッ
「30-45。」
千紗さんがやり返しました。同じボディ狙いで‼︎ここはコールですね!
「千紗、ナイスボディ!」
「千紗さん、最高のナイスボディでしたよ‼︎」
「………///」
「ホントにもうやめてあげて!」
あれっ、また愛菜さんに怒られてしまいました。何故でしょう?
その後、試合は………
「ウォンバイ、リコリコ!」
わたしたちの勝ちでした‼︎しかし………
「おい伊織、たきな。ちょっとこっちに来い。」
「どうした、千紗?」
「何かありました………?」
千紗さんにキレられた挙句、
「うわぁ〜!なんか可愛い服着てるじゃないっスか〜⁉︎」
「うるさいですね………」
わたしは裾の短いテニスウェアを着せられ、
「伊織、服はどうした?」
「楠木さん、お気になさらず。」
「コイツは裸がユニフォームみたいな男なので。」
伊織さんは全裸になりました。
ーーー第三試合(男女混合)ーーー
リコリコ陣営 たきな&伊織
DA陣営 楠木&真島
そして、ついにわたしの出番がやってきました。しかし、対戦相手の人が分かりません。知らない人です。
「その人は司令の愛人ですか?」
「そんなわけないだろう。今回特別参加する一般男性の真島だ。」
「男の俺も参加して、バランスを取らなくっちゃなぁ⁉︎」
一般人が何故参加しているのでしょうか?というかここはDA本部。よくわかりません。
「何故一般人がここに?」
「自販機業者のバイトをしていたから、声をかけたんだ。」
「なるほど………」
真島さんもびっくりでしょうね。あと、司令はなんかアホになってません?お酒の飲み過ぎですかね………
「それでは、ゲーム開始!」
そんなことを思っていると、試合が始まりました。
まずはわたしがサーブする番です。
「はっ!」バシン!
そして、レシーブは司令。
「射撃は流石だな。」バシン!
普通に返してきました。伊織さんの方に飛んでいきましたね。
「しゃあ!」バシン‼︎
おっ、流石伊織さん!運動神経は抜群のようです!向かったのは真島さんよりさらに右。真島さんも、この球には対応できないでしょう。逆サイドにいる司令はもってのほか………
「分かるぜぇ、テメェの球!」バシン!
嘘でしょ⁉︎返せるんですか、それ⁉︎
「くそっ!」バシン!
「目をつぶっても返せるぜえ‼︎」バシン!
この真島って人、強すぎません⁉︎目で見ずに返すなんて………。意味が分かりません!
「私の出番は無いようだな。」
司令は優雅に後衛でくつろいでいますし………っ!
「くそっ!」バシン!
「おらよっ!」バシン!
「「あっ…………」」
「15-0。」
真島さんに点を入れられてしまいました。くっ、なんとかしないと………っ!
「くそっ、こうなったら………K・Oしかない‼︎」
伊織さんは何を言ってるのですか⁉︎
「テニスにそんなルールはありませんよ!」
「殺るぞ、たきな!」
「殺りません‼︎」
いくらリコリスに殺人が許可されてるとはいえ、テニスでそんなことをする必要ないでしょう⁉︎
「おらぁぁぁぁぁ‼︎」バシン!
「おっと危ねえなぁ⁉︎」
「30-0。」
真島さんめがけて思いっきりサーブを放つ伊織さん。しかし真島さんは回避し、ボールはノーバンで壁に当たりました。相手の得点です。
「たきな、今の惜しかったよな。」
「バカなのですか⁉︎」
「そんなはずないだろ‼︎」
なんかムカつきました。狙いがK・Oというなら、やってあげましょう!
「とりあえず、次はわたしがやります。」
「頼んだぞ、K・O。」
「はい、そのつもりです‼︎」
そして、今度はわたしのサーブ。天高く球を打ち上げ、
「はぁ‼︎」バシン‼︎
思いっきりラケットに当てて………
「グハァ………」バタン
伊織さんの後頭部にぶち当て、K・Oさせました。
「よっし、命中です!」
「「は?」」
約束通り、K・Oさせてあげましたよ‼︎このアル中め‼︎
ということで、
「不慮の事故で欠員が出てしまったので、選手交代でよろしいですよね?」
「あ、ああ………」
「ちゃんとバランスを取れよ………」
ということで、わたしは気絶した伊織さんをコートの外に運んで、
「それでは代打、千紗さんお願いします!」
「は、は〜い‼︎」
千紗さんを召喚しました。その結果、テニスはリコリコの勝利で幕を閉じました。やったね‼︎
テニス後、
「おいたきな。俺の記憶が無いんだが………」
伊織さんが目を覚ましました。
「さあ?酒でも飲んでたんじゃないですか?」
「なわけあるかぁ‼︎俺はそう簡単に記憶飛ばさないぞ‼︎」
この人は本当にアホですね。なんかさん付けするのもバカらしく思えてきました。
「本当にうるさい人ですね、伊織は。」
「なんだとたきな⁉︎お前がK・Oさせたって聞いたんだが⁉︎」
「もう一回スピリタスでK・Oさせてあげましょうか⁉︎わたしのDA復帰を潰しやがって‼︎」
こうして、この後私は伊織たちとお酒を飲みまくりました。もちろんスピリタスです。最終的に、お互いの記憶が消し飛んだため、引き分けに終わりましたが…………
side 野島
んんんん、匂うなぁ。告白された、縁結ばれた、婚姻的で不健全な恋の匂いだ。バランスを取らなくっちゃなぁ‼︎